Confluence 6.13 リリース ノート

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Confluence Server および Data Center 6.13 は長期サポート リリースです
6.13 のサポート終了までの期間は、セキュリティ、安定性、データの整合性、パフォーマンスについてのクリティカルな問題に対応する、バグ修正リリースが提供されます。 

Check out the Confluence 6.13 change Log for a roll-up of changes since 6.6. 

更新: Confluence 6.13 の終了日を延長しました。アトラシアンは、次の LTS のリリース (2021 年 4 月〜 6 月頃) までには 6.13.x のバグ修正を利用できるようにします。これによって、Confluence 7.4 LTS にアップグレードするか、しばらく待ってから 2021 年に最新の LTS にアップグレードするか、柔軟に対応できるようになります。

Confluence を AdoptOpenJDK 8 で実行

Oracle は 1 月に Oracle JDK 8 の公式アップデートの提供の停止を予定しています。これにより、有償のサブスクリプションまたはサポート契約をお持ちの Oracle のお客様のみが、アップデートを行えるようになります。  

お客様に有効な選択肢を提供するため、Confluence 6.13 では AdoptOpenJDK 8 での実行のサポートを開始しました。AdoptOpenJDK は無料で使用でき、定期的なメンテナンスとセキュリティ アップデートが提供されています。IBM などの企業を通じて AdoptOpenJDK の有料サポートを利用することも可能です。 

引き続き Confluence の Oracle JDK / JRE 8 での実行はサポートされます。また、今後のリリースでは Java 11 のサポート開始を予定しています。 

GDPR への準拠を支援する機能

現在、ほとんどの企業が EU 一般データ保護規則 (GDPR) への準拠を念頭に置き、EU 規制が実際には適用されない地域においても多くのユーザーがベスト プラクティスの導入を検討しています。 

このリリースでは、ユーザー アカウントを永久に削除し、そのアカウントに関連付けられた個人を特定可能な情報の大半を匿名化する機能を追加しました。いくつかの制限事項がありますが、多くの企業で活用していただけるツールとなっております。

管理先を問わずにアカウントを削除

ユーザー アカウントの削除は非常に簡単に行えます。ユーザー アカウントが保管されているディレクトリへの書き込み権限を Confluence が持っている場合、ユーザー管理画面に移動し、ユーザーを見つけて [削除] をクリックするだけで操作が完了します。 

Confluence がディレクトリへの書き込み権限を持たない場合や、ユーザー アカウントが複数のディレクトリに存在する場合、2 段階の手順を行います。ユーザー アカウントをすべての外部ディレクトリから削除したら、ユーザー管理画面の [ディレクトリと非同期] タブに移動して、そこから削除します。 

アカウントを削除すると、Confluence は次の処理を実行します。

  • アカウント、プロファイル画像 (アバター)、個人情報の削除
  • フルネームとユーザー名を匿名化されたエイリアスで置き換え
  • 検索結果にユーザー名が表示されないよう、ユーザーが投稿したりメンションされたりしていたすべてのコンテンツの再インデックスを実施   

ユーザーを削除するとそのアカウントのコンテンツはどうなりますか?

ユーザー アカウントを削除しても、ページ、コメント、およびその他の Confluence コンテンツが削除されることはありません。ユーザーの個人用スペースも削除されません。これは、個人用スペースに組織が所有している情報が含まれている可能性があるためです。 

したがって、アカウントの削除後は、個人用スペースの削除や、フリー テキストで表現されていたり、データベースでサードパーティ製アプリや Synchrony のデータとして保持されていたりする個人に関する情報の書き換えが必要になります。 

サイト内での削除済みアカウントの表示形式について

アカウントを削除すると、ダッシュボード、ページ履歴、@メンション、マクロなどの場所で、フルネームが "user-12345" のようなエイリアスで置き換えられます。ユーザー名はユーザー キー (一意の文字列) で置き換えられます。  

サイト内で統一されたエイリアスが提供されます。したがって、ユーザーは同じアカウントが作成したページやコメントを特定することはできますが、そのアカウントが誰であるかを確認することはできません。 

アカウントの削除と無効化の違いについて

ユーザーが組織を離れる場合やユーザーに Confluence へのアクセスが不要になった場合などのほとんどの事例では、ユーザーを無効化する既存のプロセスを利用することをおすすめします。これにより、コンテンツに引き続きユーザー名を関連付け、アカウントを必要に応じて簡単に再有効化できます。 

PDF エクスポートの改善

PDF エクスポートに関連する多数の不具合を修正し、PDF の外観にも複数の改善を行いました。内容のハイライトは次のようなものです。

  • Confluence 内での表示形式をより良く反映するように表を改善。幅全体に広がる拡張や、列の強制的な等幅設定を廃止しました。 
  • 見出しを一貫したサイズで表示するように改善。 
  • 最近の作業、ステータス、およびヒント マクロの表示形式の改善。 
  • それぞれの Confluence ページを新しい PDF ページから開始するようにし、ドキュメントの可読性を向上。 
  • 長い単語や文字列の改行の修正。 

PDF のスタイルは引き続きプレーンでシンプルなものであるため、PDF スタイルシートを使用して独自のスタイルを追加したりすることで、カスタマイズを自由に行っていただけます。  

Cloud への移行を簡単に実行 

Confluence 6.13 には Cloud Migration Assistant for Confluence がバンドルされています。チームで Atlassian Cloud への移行を検討している場合、Migration Assistant をぜひご活用ください。 

任意のタイミングでスペースを移行

Migration Assistant を使用して、現在のサイトのコンテンツの量を分析し、新しい Cloud サイトへのスペースの移行計画を作成できます。

どのスペースをどのタイミングで移行するかは自身で決めることができます。たとえば、特定のプロジェクトに関連するいくつかのスペースを最初に移行したり、特定の拠点のチームの作業時間内に影響を与えないよう、そのチームが保有するスペースを移行したりすることができます。

ユーザーが主導権を持って、移行するスペースや計画の実行タイミングを決定し、移行プロセスをリアルタイムで監視できます。1 つのスペースのデータのアップロード中に、次のスペースのデータがデータベースからエクスポートされます。

データを安全に転送

アトラシアンではセキュリティを非常に重視しています。受信トラフィックを許可するようにファイアウォールを変更する必要はありません。自社の Server サイトからアトラシアンの migrations.atlassian.com サービスと新しいクラウド サイトへの送信トラフィックを許可するだけで、稼働し始めます。 

考慮事項

移行アシスタントはアプリであるため、その機能や必要な Confluence のバージョンは時間の経過とともに変化します。最近の変更に関する概要については「Marketplace へのリスティング」をご参照ください。  

As at the release of Confluence 6.13, the Migration Assistant only transfers spaces. It doesn't migrate your users. We recommend populating your new cloud site with users first, so people are seamlessly reunited with their content.  It is not yet suitable for migrating Confluence Data Center sites. 

Confluence Server サイトの移行で必要な判断事項や計画については、Cloud Migration をご参照ください。 

インフラストラクチャの推奨事項

大規模な Confluence サイトを運営していて、現在のインフラストラクチャがタスクに対応していることをご確認するお客様に、アトラシアンは最近、一般的な大規模な Confluence インスタンスで一連のパフォーマンス テストを実行しました。これらのテストは、ご利用のデプロイメントのアプリケーション ノードとデータベース ノードに有用な、データ主導の推奨事項を確認できるように設計されています。これらの推奨設定を使用することで、適切な環境を計画したり、現在のインスタンスがコンテンツとトラフィックのサイズに適しているかどうかを確認したりできます。

Head to Infrastructure recommendations for enterprise Confluence instances on AWS to check out our recommendations, including full details of our methodology.  

長期サポート リリースの期末のまとめ

アトラシアンの最初の長期サポート リリースとして Confluence 6.6 を指定してから、12 か月が経過しました。この 1 年間での標準リリースとの比較は、次のとおりです。

約 4 - 6 週間ごとに新しい 6.6.x バグ修正バージョンを提供し、安定性やパフォーマンスに関連する以降のリリースでの重要な修正のバックポートを行いました。 

ほとんどのお客様に最新かつ最善の Confluence バージョンを利用していただいていますが、大規模企業のお客様の多くに長期サポート リリースをお選びいただきました。また、Data Center のお客様では、Confluence 6.6 の利用がもっとも多くなっています。 

長期サポート リリースをさまざまな理由でお選びいただいています。これには、年間を通じたマイナー バージョン アップグレード計画、新しいフィーチャー リリースへのアップグレード負荷を考慮することなく重大な問題や脆弱性に迅速に対応できるメリットなどがあります。 

長期サポート リリースと標準リリースの両方において Confluence を最大限に活用するため、その時点の最新のバグ修正バージョンをインストールすることをお勧めします。 

よいお年をお迎えください。 

解決済みの課題

バグ修正や解決済みの提案の詳細については、Jira を参照してください。 

Confluence 6.13 は、CVE-2019-3395、CVE-2019-3396CVE-2019-3398CVE-2019-3394CVE-2019-15006CVE-2021-26084 のセキュリティ問題の影響を受けます。

アップグレードする際は、最新の 6.13 バグ修正バージョンにアップグレードすることをお勧めします。つまり、6.13.23 または最新の 7.x LTS バージョンです。



アップグレードの準備

アップグレードする前に、本リリースの重要な変更を確認するためにアップグレード ノートをご確認ください。その後、通常のアップグレード手順に従ってサイトをアップグレードします。

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最後のアップグレードから時間が経過している場合、Confluence 6.0 以降の重要な変更の概要についてアップグレード マトリクスをご参照ください。

ソフトウェア メンテナンスの更新が完了していることをご確認ください。いますぐ更新

謝辞

すばらしいお客様である皆様に... 

いつも Confluence の改善にご協力いただきありがとうございます。インタビューに参加してくださった皆様、機能リクエストの作成、課題への投票、およびバグの報告を行ってくださった皆様に感謝を申し上げます!

最終更新日 2021 年 8 月 25 日

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