Confluence 6.2 アップグレード ノート
以下は、Confluence 6.2 へのアップグレード時の重要注意事項です。このリリースの新機能と改善点に関する詳細は、「Confluence 6.2 リリースノート」を参照してください。
アップグレード ノート
Confluence 6 はメジャー アップグレードです
Confluence 5.x からアップグレードする場合、これらのアップグレードノートを熟読し、フルバックアップを行い、非本番環境でアップグレードをテストしてから、本番サイトのアップグレードを実行してください。
このページへのリンクが移動されました
[共有] ボタンによって、どのページにもタイニー リンクを使用できるようになったため、次から「このページへのリンク」オプションを削除しました:
[共有] ダイアログの変更
[共有] ダイアログ ボックスに、いくつかのマイナーな変更を行いました。常に利用できるようになり、チャットはその他の方法で共有できる、ページへの小さなリンクが含まれるようになりました。これまで、[共有] ボタンは、メールサーバーを構成している場合にしか表示されませんでした。
ページ インデックス マクロの変更
大きなスペースでは、ページ インデックス マクロが大量のメモリを消費する場合があります。サイトでメモリ不足が発生するのを防ぐため、スペース内のページが 200 より多いの場合はページ抜粋が表示されなくなり、スペース内のページが 5000 より多い場合、ページがリストされなくなりました。この制限は、システム プロパティを使用して増減させることができます。
アップグレード後の設定ファイルの更新
The contents of configuration files, such as server.xml
, setenv.bat
/ setenv.sh
and confluenceinit.properties
change from time to time.
アップグレード時、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加(プロキシ設定、データソース、JVM パラメータなど)を手動で再適用することをお勧めします。そうしない場合、アップグレードで実施した改善が失われてしまいます。
Confluence 5.x からのアップグレード
共同編集は Synchrony の魔法によって利用可能になりました。Confluence Server をインストールすると、Synchrony はサーバー上で別のプロセスとして動作するように設定されます。
Confluence 5.x からアップグレードする場合、知っておく必要がある要件がいくつかあります。
- メモリおよび CPU:以前の Confluence リリースよりも多くのリソースをサーバーに与える必要がある場合があります。Confluence をインストールすると、Synchrony (共同編集に必要)はサーバー上で別のプロセスとして動作するように設定されます。Synchrony デフォルトの最大ヒープ サイズは 1GB です(Confluence の要件の最上位)。
- WebSockets:共同編集は WebSockets を使用して最適に動作します。ファイアウォール/プロキシで WebSocket 接続を許可する必要があります。
- SSL termination:Synchrony は直接 HTTPS 接続をサポートしないため、SSL はロード バランサ、プロキシ サーバー、またはゲートウェイでターミネートされる必要があります。
- Database drivers: You must use a supported database driver. Collaborative editing will fail with an error if you're using an unsupported or custom JDBC driver (or
driverClassName
in the case of a JNDI datasource connection). See Database JDBC Drivers for the list of drivers we support. - データベース接続プール:ご使用のデータベースは、Confluence と Synchrony の両方をサポートできるように十分な接続数を許可する必要があります (既定値は最大プールサイズの 15)。
インフラストラクチャの変更
開発者向けの情報
このリリースでは、アドオンに影響を与える可能性のあるライブラリー アップグレードがいくつかありました。
変更の詳細については、「Confluence 6.2 の準備」を参照してください。
サポート終了のお知らせ
Confluence 6.2 では、サポートされるプラットフォームに変更はありません。
- 予告: Oracle Solaris のサポート終了
Confluence 6.2.x は Oracle Solaris オペレーティング システムをサポートする最後のリリースとなります。
詳細は、Confluence のサポート終了のお知らせを参照してください。
既知の問題
- If you use Apache to limit who can access the admin console, you should update your configuration. See Using Apache to limit access to the Confluence administration interface for our suggested configuration.
- There is a known issue where the "hibernate dialect" property was being incorrectly retained after upgrade. Customers who have been using Confluence since version 2.4 or earlier (legends!) should check the hibernate dialect in their
<confluence-home>/confluence.cfg.xml
file before upgrading to Confluence 6.x to avoid this error: Upgrading fails with ERROR The size (16777215) given to the column 'event' exceeds the maximum allowed for any data type (8000) in Confluence. See CONFSERVER-52103 - Getting issue details... STATUS . - Confluence 6.2.2 introduced the following bug CONFSERVER-52626 - Getting issue details... STATUS . We recommend skipping 6.2.2 and upgrading directly to 6.2.3 or later.
- SSL および Apache 2.4.9 以前のバージョンを使用すると Confluence 共同編集機能を使用できません。
- Confluence を Oracle データベースでアップグレードする場合の既知の問題があります。Oracle ユーザーは Confluence のバージョンを 6.1 以降にアップグレードする前に、ドライバを 12.2.0.x にアップグレードする必要があります。詳細については、「バージョン 6.1.x へのアップグレードの際、「ORA-01000: maximum open cursors exceeded」というエラーが発生して失敗する」を参照してください。
アップグレード手順
注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Confluence のバージョンを実行している場合、以下の手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- > [一般設定] > [サポート ツール] > [ヘルスチェック] の順に移動して、ライセンスの有効性、アプリケーション サーバー、データベース設定などを確認します。
- アップグレードする前に、インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースをバックアップすることを強くおすすめします。
- ご使用の Confluence のバージョンが 6.0 より前の場合、そのバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリースのリリース ノートおよびアップグレード ガイドをお読みください。
- Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
既知の問題のチェックとConfluenceアップグレードのトラブルシューティング
Confluence インストールのアップグレードに必要な手順が完了したら、「Confluence のアップグレード後のチェックリスト」のすべての項目を確認し、すべてが期待どおりに動作していることを確認します。適切に動作していないところがあれば、既知の Confluence の問題を確認し、以下に記載されているアップグレードのトラブルシューティングを試してください。
- 既知の問題を確認してください。Confluence のリリース後にその最新バージョンで問題が見つかる場合があります。そのような場合、既知の問題に関する情報を Confluence ナレッジベースで公開します。
- コミュニティで回答をご確認ください。他のユーザーに同じ問題が発生している可能性があります。アトラシアン コミュニティ で回答を確認できます。
- Confluence のアップグレード中に問題が発生しましたか?Confluence ナレッジベースで、アップグレードのトラブルシューティングを行うガイドを参照してください。
- アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。