Jira Service Management 10.1.x リリース ノート
2024 年 10 月 9 日
Jira Service Management 10.1 がリリースされました!
ハイライト
追加のテストの発生や当社のリリース プロセスの特殊性のため、計画された 10.1.0 バージョンに代わり Jira 10.1.1 をリリースする必要がありました。10.1.0 のすべての機能と解決済みの課題が Jira 10.1.1 に移動されています。
さらに読む
Jira Service Management 10.1 アップグレード ノートで、このリリースの重要な詳細情報や解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
リクエスト受付プロセスを合理化する
対象: 管理者
リクエスト タイプに制限を追加して、特定のリクエスト タイプを登録できるユーザーを制御し、リクエストが適切なチャンネルにルーティングされるようにできます。たとえば、従業員の昇給のようなデリケートなリクエスト タイプを、マネージャーと人事スタッフのみに制限できます。制限はカスタマー ポータルと課題ビューの両方に適用されます。そのリクエスト タイプに明示的にアクセスできるユーザー (ヘルプが必要なユーザー、エージェント、管理者を含む) のみがこれらのリクエストを作成できます。その他のユーザーがリクエスト タイプにアクセスできない場合は、検索しても選択肢として利用できないため、そのリクエストを登録できません。
メール チャンネルで使用されるリクエスト タイプには制限を適用できないことにご注意ください。匿名ユーザーはこれらのチャンネルを介してリクエストを送信できます。
自動化アクセスの制限
対象: 管理者
Jira Service Management でリクエスト タイプに制限を追加できるようになったため、次の自動化を変更しました。Jira 自動化は、ルール アクターが、オートメーション自動化ルールのいずれかで使用されるリクエスト タイプを作成するためのアクセス権を持っているかどうかをチェックするようになりました。
サービスデスク リクエストを作成する
課題を編集 (リクエスト タイプの値が変更された場合のみ)
課題のトランジション (リクエスト タイプの値が変更された場合のみ)
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Software と Jira Service Managementで利用できます。
Java 16 言語レベルの JDK 17
対象: 管理者
Jira 10.0 のリリース ノートにおいて、Java 17 がデフォルトの言語レベルになったことをお知らせしました。Jira は JDK 17 でリコンパイルされていますが、Java 16 がコンパイル言語レベルとして使われています。
利用状況データを共有する
対象: 管理者
インスタンスの利用状況データをアトラシアンと共有する新しい方法を導入しています。アナリティクス機能は利用状況データの共有になり、ユーザーがアトラシアンと共有する内容をより細かく制御できるようになりました。
インスタンスの利用状況データを共有することを決定した場合は、製品のパフォーマンスとスケーラビリティを向上させるために、集計され匿名化されたデータの収集を開始します。この知識は、セキュリティ インシデントが発生した際のより効果的なコミュニケーションにも役立ち、お客様のデータを保護するための的を絞ったアドバイスや最新情報を提供できるようになります。同時に、お客様のインスタンス内からコンテンツを収集することはありません。
お客様はご自身のデータの所有権を持ち、当社に共有する情報を判断することができます。
- 基本データはパフォーマンス指標とインスタンス メタデータを収集し、セキュリティとパフォーマンスを監視します。
- 高度なデータには機能の使用状況が含まれます。この情報は、既存の機能の改善や、お客様のニーズに最適な新機能の開発作業を優先付けるために使われます。
- 無効化されたデータ共有は、データが収集されないことを意味します。
自動化ルールの検証
対象: 管理者
既存のルールを開いたときに、設定エラーがあるかどうかを示すようになりました。これは、公開前にルール設定を特定して修正するのに役立ちます。
Webhook の監査
対象: 管理者
監査サービスの jira.webhooks.auditing.category
カテゴリに、イベントタイプが WEBHOOK
である次の 3 つの新しい監査イベントを追加します。
jira.webhooks.auditing.webhook.added
jira.webhooks.auditing.webhook.modified
jira.webhooks.auditing.webhook.deleted
このイベントには以下が含まれます。
- 影響を受けるオブジェクトの一部として変更されている Webhook の
id
- Webhook
uri
- 変更された値 (該当する場合)
Jira モバイル iOS デバイスを OAuth 2.0 で 保護
対象: 管理者
この機能は iOS デバイスでのみご利用になれます。なお、Android ではクライアント証明書が最初からサポートされています。
Jira Data Center iOS モバイル アプリ 2.0 以降では OAuth 2.0 認証フローを使って Confluence のセキュリティを向上させ、セッションの復元を強化できます。OAuth 2.0 を有効化すると、モバイル デバイスで Fast IDentity Online 2 (FIDO2) などのクライアント証明書のダウンロード、保管、および使用も行えるようになります。
OAuth 2.0 は次の Jira バージョンとの互換性を持ちます。
- Jira 9.12.14 以降の場合、OAuth プラグイン 3.1.14 以降を使ってください。
- Jira 10.1.0 以降の場合、OAuth プラグイン 4.1.0 以降を使ってください。
Jira モバイル向けに OAuth 2.0 を有効化する方法の詳細
解決済みの課題
See the full list of the issues we’ve resolved throughout the lifecycle of Jira Service Management 10.1.