Jira Service Management 5.10.x リリース ノート
2023 年 7 月 11 日
Jira Service Management 5.10 がリリースされました!
ハイライト
さらに読む
Jira Service Management 5.10.x のアップグレード ノートで、当該リリースに関する重要な詳細情報をご確認ください。また、解決済みの課題の完全なリストをご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
リクエストタイプをグループごとに識別 DATA CENTER
リクエストが間違ったキューに入れられてしまうことはもうありません。リクエスト タイプに関連付けられたグループ名が、ポータルとグループ ヘルプ センターの検索結果セクションと最近のリクエストのセクションに表示されるようになりました。このコンテキストの追加により、検索者は名前が似ているリクエスト タイプを区別して適切なリクエスト タイプを選択しやすくなり、サービスの効率性を上げて質の高いサポートを提供できるようになります。
リクエスト タイプのグループ名(下図の1) が次の場所に表示されるようになります。
- ヘルプセンターの検索結果
- 特定のプロジェクトに関連するポータルの検索結果
- ヘルプ センターの最近のリクエストのセクション
ご確認いただきたい内容
グループ名は、プロジェクト設定での順序に基づいて表示されます。順序を変更するには、[プロジェクト設定] > [リクエスト タイプ] でグループの順序を変更します。リクエスト タイプのセットアップ方法を確認する
リクエスト タイプ グループには翻訳サポートがあり、翻訳されたテキストはポータルとヘルプ センターの両方に表示されます。ただし、ヘルプ センターが複数のプロジェクトで同じグループ名を使用している場合は、グループ名が確実に翻訳されるように、各プロジェクトに翻訳を追加する必要があります。
ダッシュボード ガジェットで「顧客リクエスト タイプ」 フィールドの利用が可能に DATA CENTER
待望のレポート機能の改善です。リクエスト タイプに基づいてワークロードを簡単に視覚化できます。プロジェクト管理者およびエージェントがダッシュボード ガジェットに顧客リクエスト タイプ フィールドを追加できるようになりました。このカスタム フィールドは Jira Service Management プロジェクト専用のため、他の Jira プロジェクト タイプのガジェットでは使用できません。チーム ダッシュボードを設定する方法について確認する
- 円グラフ ガジェット内の顧客リクエスト タイプ フィールド
キューを複製して設定に費やす時間を削減 DATA CENTER
新しいキューを最初から設定し、その列とフィルターを設定するのは時間のかかる作業です。特に、新しいキューを既存のキューと厳密に一致させる必要がある場合はなおさらです。プロジェクト管理者は、同じプロジェクト内のキューを簡単に複製し、特定のニーズに合わせてこれらのキューをカスタマイズできるようになりました。課題フィルター (高度なフィルター用の JQL を含む) と列設定は、複製したキューにコピーされます。
サービス プロジェクトのキューを複製するには、[キュー] に移動し、複製するキューを選択して、[その他のアクション] (...) > [キューを複製] を選択します。チームのキューを設定する方法を確認する
- [その他のアクション] メニューの [キューを複製] オプション
アセットのインポート ログの改善
アセットのインポート ログをさらにご活用できるようになりました。インポート タグがログに含まれるようになりました。これは、弊社サポート チームが適切な情報をフィルタリングして、アセットのインポートに関連するエラーを解決するのに役立ちます。
インポート タグの形式は次のとおりです。
{Id=<id of the import job>, Name=<name of the import job>, jira.username=<user who actioned
リクエストをグループと共有する機能に関する新しいドキュメント DATA CENTER
バージョン 5.9 で導入された、リクエストをグループで共有する機能に関するドキュメントを追加しました。 Jira グループを使用してリクエストを共有する方法を確認する
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Software と Jira Service Managementで利用できます。
リンクされた課題を既存の課題にワンクリックで追加 DATA CENTER
新たに [リンクされた課題の作成] 画面を導入しました。これは、Jira Software プロジェクト間、または Jira Software と Jira Service Management プロジェクト間でリンクされた課題を作成および編集するためのすぐに使えるソリューションです。これにより、画面やフィールドの設定に関する複雑な回避策が不要になります。
たとえば、アップデート前は、リンクされた課題にフィールドを追加したい場合、現在のプロジェクトの元の課題の [課題を作成] 画面にこのフィールドを追加する必要がありました。次に、フィールド設定で、必要に応じてフィールドを設定する必要がありました。これらの手順を経て初めて、目的のフィールドが[リンクされた課題の作成] 画面に表示されます。
現在は、リンクされた課題を作成するには、既存の課題の [その他] メニューに移動し、[リンクされた課題の作成] オプションを選択するだけです。
リンクされた課題の画面が開き、すべてのデフォルト フィールドとカスタム フィールドに、他の課題に取り組んだときに使用した最新の値が事前入力されています。たとえば、最後に選択した課題タイプがストーリーの場合は、リンクされた新しい課題の課題タイプ フィールドにはストーリーがあらかじめ設定されます。
リンクされた課題のフィールドには、選択した対象プロジェクトのフィールドが自動的に反映されます。必要に応じて、[リンクされた課題の作成] 画面で編集できます。
Jira Service Management for Mobile のその他アップデート
オプションのログイン前のバックエンド検証により、以前は利用できなかった Jira Service Management Mobile のインスタンスに接続や互換性のエラーなしでログインできます。Jira 管理者が追加の設定を行う必要はありません。
iOS デバイスで Jira Service Management for Mobile を使用している場合、課題の説明フィールドだけでなく、課題のコメントにもファイルを添付できるようになりました。
カスタム フィールド コンテキストでプロジェクトと課題タイプを検索
この機能の UI はまだ開発中であり、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するために、現時点では既定では使用できません。新機能にアクセスするには、jira.customfields.configure.modern.ui
機能フラグをオンにしてください。
カスタム フィールドが多数のプロジェクトで再利用されている大規模なインスタンスでは、必要なフィールド コンテキストを見つけるのに時間がかかることがあります。特に、課題タイプやプロジェクトをコンテキストに追加したり、コンテキストから削除したりしたいものの、それらが表示される場所が正確にはわからない場合です。このプロセスをより効率的にするために、プロジェクトおよび課題タイプ メニューを導入しました。
メニューの特定の項目を選択すると、その項目が表示されるコンテキストのリストが表示されます。同じプロジェクトを複数のコンテキストに表示することはできないことに注意してください。カスタム フィールドのコンテキストの設定の詳細をご確認ください
プロジェクト メニューで選択した 2 つのプロジェクトに一致するカスタム フィール ドコンテキスト
課題タイプ メニューで選択した課題タイプと一致する 2 つのカスタム フィールド コンテキスト
[コンテキスト] テーブル内の情報はフィールド タイプによって異なる場合があります。
[コンテキスト]、[課題タイプ]、[プロジェクト]、[アクション] などの列は、どのカスタム フィールドでも常に表示されます。ただし、フィールドに特定のカスタマイズや複数のプロパティがある場合は、そのような情報はテーブルに列として追加されます。