Jira Service Management 10.2.x リリース ノート

Jira Service Management リリース ノート

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Jira Service Management 10.2 アップグレード ノートで、このリリースの重要な詳細情報や解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。

互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。

グループまたはロールに対するコメント表示の制限

対象: エージェント 管理者

エージェントと管理者が課題にコメントする際の情報の共有方法を改善します。サービス プロジェクトでは、コメントをすべての内部ユーザーに制限するだけでなく、ユーザーが所属する特定のロールやグループに制限することもできるようになりました。

グループまたはロールに対するコメント表示の制限


アセット カスタム フィールドの承認者の自動更新

対象: エージェント 管理者

アセットのカスタム フィールドを使うワークフローにおける承認者の管理方法を改善しました。今後、アセット カスタム フィールドの値を更新したり、関連するアセット オブジェクトの属性を変更したりすると、承認者の一覧が即座に更新されます。これにより、常に適切な人々を含めることができます。新しい承認者には、保留中のタスクに関する通知も送信されます。

アセットのカーディナリティ変更時のデータ損失防止

対象: 管理者

属性カーディナリティに対する変更のアセットでの管理方法を改善しました。これまでは、属性の値が最大カーディナリティを超えた場合、超過する値はインデックスの再作成中に自動で削除されていました。このため、データが失われる可能性がありました。今回の改善により、属性の最大カーディナリティを減らした場合に新しいダイアログ ボックスが表示され、超過する値を保持するか削除するかを選択できるようになりました。値を削除した場合、そのアクションはオブジェクトの履歴に記録されます。この変更により、データをさらに制御できるようになります。

次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Software と Jira Service Managementで利用できます。

弱視やキーボードのみのユーザーのアクセシビリティを向上

対象: エンド ユーザー

アトラシアンでは過去にお約束したとおり、スクリーン リーダーやキーボードのみを使用するユーザーのためにアクセシビリティの更新に取り組み、重大な欠陥を取り除いています。このリリースのハイライトには、基盤となる HTML 構造や JS ロジックの修正が含まれます。

解決された問題の全リストをご確認ください。

2 段階認証による新しいログイン エクスペリエンス

対象: エンド ユーザー 管理者

ログイン エクスペリエンスを徹底的に見直し、ご利用の Atlassian アカウントの安全を維持するために第 2 の認証レイヤーを追加しました。2 段階認証を設定して、ログイン時に認証アプリで本人確認を行えるようになりました。2 段階認証の管理方法を確認

Jira 自動化のダーク テーマ

対象: エンド ユーザー 管理者

Jira 10.0 ではダーク テーマが始めて部分的に利用できるようになったことを発表し、その時点ではサポートされていなかった領域の一覧を提供しました。今回の Jira 10.2 では、Jira 自動化でダーク テーマを提供します。ルールのコンポーネントの互換性を確認するには、[プロフィール] > [テーマ] > [ダーク] の順に移動してダーク テーマを有効化します。

テーマにロゴを合わせる

対象: 管理者

サイトのロゴも 2 つのバージョンをアップロードできるようになりました。ライトとダークのどちらのテーマを選択しても、テーマに合ったロゴを掲載できます。アップロードしたロゴが 1 種類のみの場合、そのロゴが両方のテーマに適用されます。すでに独自のロゴを使用している場合、そのロゴはライト テーマのロゴになります。

ロゴをアップロードするには、[管理]、[システム]、[ルック & フィール]、[ロゴ] の順に移動します。

オリジナル テーマの新しいヘッダー色

対象: 管理者

新しいライトおよびダーク テーマを導入するための継続的な取り組みの一環として、オリジナル テーマのヘッダーの色を青色から白色に変更しました。

メールに添付された画像ファイルのサムネイル

対象: エンド ユーザー 管理者

Jira の認証を受けなくても、メールに添付された画像のサムネイルを見ることができるようになりました。このアップデートでは、認証に問題があるのに画像が正しくレンダリングされないという問題が修正されました。

この機能は既定でオンになっています。無効にするには、機能フラグcom.atlassian.jira.send.email.notifications.with.images.attached をオフにしてください。

シークレット管理がさらにセキュアに

対象: 管理者

Jira の安全性を高めるための進行中の取り組みの一環として、Jira の運用に必要なもっとも機密性の高い値をデフォルトで暗号化しています。これまで AES または外部の保管庫 (AWS Secrets Manager または Hashicorp Vault) を使って Jira に保管されていたシークレットは、今後は暗号化された形で secret データベース テーブルに配置されます。

以前はシークレットが含まれていたすべての場所 (パスワードを含むデータベース列など) に、プレーンテキストのシークレットではなく {ATL_SECURED} プレースホルダーが含まれるようになりました。唯一の例外はデータベースのパスワードです。データベース パスワードの詳細についてはアップグレード ノートをご確認ください。

暗号化キーは Jira ホーム ディレクトリ (単一ノード インスタンスの場合) または共有ホーム ディレクトリ (クラスタ化されたインスタンスの場合) のkeys サブディレクトリに格納されます。暗号化キーなしで復元されたデータベース バックアップで暗号化されたシークレットを使うことはできないため、これらは secrets-config.yaml および secured とともにバックアップする必要があります。

次のシークレットがデフォルトで保護されるようになりました

Jira の場合

  • データベースのメール サーバーのパスワード
  • データベース パスワード
  • JWT Web トークン
  • クラスター認証の共有キー
  • 外部ユーザー ディレクトリのパスワード

Jira 自動化内:

  • シークレット キー

Jira Service Management 内 (これらのシークレットはすでに暗号化されていましたが、現在は新しいソリューションを使用):

  • メールのパスワード
  • Confluence Cloud の API キー
  • Opsgenie の API キー

アセット (これらのシークレットはすでに暗号化されていましたが、現在は新しい外部シークレット サポートを使用):

  • インポート パスワードと API キー
  • 自動化のパスワード

DVCS:

  • OAuth のクライアント ID とシークレット
  • アクセス トークン
  • Webhook シークレット
  • ユーザー名とパスワード

Microsoft Teams Webhook の Jira 自動化サポート

対象: 管理者

先日、Microsoft は Microsoft Teams 内の Office 365 コネクタの廃止を発表しました。当社では自動化ルールと Microsoft Teams 間のシームレスな接続を確保するため、独自のコネクタを作成できる回避策を開発しました。今後は Jira webhook をリッスンするフロー チェーンを作成できます。この機能は次の Jira バージョンから提供されます。

Jira Software

Jira Service Management

  • 10.2
  • 9.17.5
  • 9.12.15
  • 9.4.28
  • 10.2
  • 5.17.5
  • 5.12.15
  • 5.4.28

Microsoft Teams で Jira 自動化を使用する方法の詳細をご確認ください。

無効化された自動化ルールのコンポーネント検証

対象: 管理者

コンポーネントの検証は、自動化ルールが更新されたときに、有効な自動化ルールと無効な自動化ルールの両方で実行されるようになりました。すべてのルールが検証されるので、設定エラーをすばやく発見できます。

使用状況データ共有のための接続チェック

対象: 管理者

インスタンスの使用状況データを共有する場合は、ファイアウォールの設定を行うことで、データを外部に送信できるようになります。接続をテストして、ファイアウォールがトラフィックを通過させているか遮断しているかを確認できるようになりました。使用状況データの共有についての詳細をご確認ください。

整合性チェッカーの改善点

対象: 管理者

整合性チェッカーを改善し、エンタープライズ規模で機能するようにしました。JVM のメモリ負荷が高まったり、フル ガベージ コレクションが引き起こされたりすることはなくなりました。従来よりもはるかにすばやく問題を発見し、広範囲にわたって正確に修正できます。

時間のかかる修正操作向けに、1 回のチェックでの修正回数に制限 (jira.integrity.checker.results.limit) を設けています。既定は 1000 で、調整可能です。また、表示される結果の既定数を 20 に制限しています。

JMX エクスポーターから提供されるメトリックの変更

対象: 管理者

Jira では、接続レベルでの追跡を含め、他のタイプの追跡は維持しつつも、JMX エクスポーターを介した接続インスタンス レベルのメトリックの公開は廃止されました。

これまでは、接続レベルのメトリックとともに接続インスタンス レベルのメトリックが公開されていました。

接続インスタンス レベルのメトリックは公開されなくなりましたが、接続レベルのメトリックからの情報はすべて維持されます。

以前の動作に戻す必要がある場合は、-Ddbcp.registerConnectionMBean=true パラメーターを使用して該当する設定を上書きできます。ただし、基礎となるライブラリでのスレッド競合により、すでに修正された症状が再発したり、その他の未知の問題が発生したりする可能性があることから、この回避策を使用することはお勧めしません。

Jira 自動化のアラート、メトリック、統計ログ

対象: 管理者

自動化キューの監視機能を強化するため、アラート、メトリック、および統計ログを導入しています。ログでは 5 分ごとに、キューに追加、要求、およびそこから処理されたメッセージの数のほか、実行されたルールの数が記録されます。自動化キューが 10,000 のしきい値 (構成可能) を超えると、Jira の診断画面にアラートが表示されます。キューの長さも JMX メトリックとして提供されるようになりました。

解決済みの課題

See the full list of the issues we’ve resolved throughout the lifecycle of Jira Service Management 10.2.

10.2.0 で解決済みの課題
2024 年 11 月 20 日にリリース

T キー 要約 ステータス
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最終更新日 2024 年 11 月 20 日

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