Jira Service Desk 3.16.x 長期サポート リリースの変更履歴

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Jira Service Desk 3.16 は長期サポート リリースであり、この変更履歴はこれまでのバージョンでの変更内容の概要を提供することを目的としています。 


長期サポート リリースについて
Jira Service Desk は定期的にアップグレードすることをお勧めします。組織のプロセスによって年に 1 回しかアップグレードできない場合は、バージョンのサポート終了までの間の重大なセキュリティ、安定性、データ整合性、パフォーマンスの問題に継続的にアクセスできる、長期サポート リリースへのアップグレードをお勧めします。

 

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すべての変更はリリースされたバージョンに従って分けられていますが、各バージョンに個別にアップグレードする必要があるわけではありません。3.9 から 3.16 に直接アップグレードできます。



サポート終了ポリシー

アトラシアンでは、フィーチャー バージョンについて、そのバージョンの最初の主要なイテレーションのリリースから 2 年間をサポート対象としています。バージョンがサービス終了 (EOL) に達すると、そのバージョンについてのサポートを受けることはできません。ここでは、Jira Service Desk 3.9 および 3.16 の EOL 日付を案内します。

3.9 2019 年 11 月 14 日

詳細

3.162020 年 11 月 28 日



主要な機能

3.9 から 3.16 までの各バージョンで提供された、ユーザーが新しく利用できるようになる機能の概要です。  

3.9
  • プロジェクト単位の優先度 (3.9.4 以降)

  • 定型返信の改善

  • 自動承認

  • JMX を使用したライブ モニタリング

リリース ノート
3.10
  • アカウント確認メール

  • 承認機能の可視性を向上

リリース ノート
3.11
  • クイック検索の改善
リリース ノート
3.12
  • メールからのリクエストの承認

  • ワイルドカードを使用したバージョン検索

  • Microsoft SQL Server 2016 のサポート

リリース ノート
3.13
  • 監査ログの新イベント
リリース ノート
3.14
  • Jira Service Desk の新しいルック アンド フィール

  • Data Center でのプロジェクト アーカイブ

  • IPv6 のサポート

  • Jira Service Desk をドイツ語で利用可能

  • プロジェクト画面への列の追加

リリース ノート
3.15
  • 期限に基づいた SLA
  • フィルターとダッシュボードの編集権限の共有

  • カスタム フィールド ページの外観の変更

  • Data Center 用の顧客フィールド最適化ツール
リリース ノート
3.16
  • Jira で OpenJDK を利用
リリース ノート



致命的なバグの修正

各リリースでは多数のバグ修正が行われています。バージョン 3.9 以降で修正された、重要度が critical のバグは、次のとおりです。



サポート対象プラットフォームの変更

アトラシアンでは適宜、プラットフォームのサポートの開始や終了を行っています。ここでは、3.9 以降の変更の概要について説明します。 

3.9

変更なし

サポート対象プラットフォーム
3.10変更なし サポート対象プラットフォーム
3.11

変更なし

サポート対象プラットフォーム
3.12変更なしサポート対象プラットフォーム
3.13

変更なし

サポート対象プラットフォーム
3.14

次の製品のサポートを開始

  • Apache Tomcat 8.5.29 (8.5.6 を置き換え)
サポート対象プラットフォーム
3.15

次の製品のサポートを開始

  • Apache Tomcat 8.5.32 (8.5.29 を置き換え)
サポート対象プラットフォーム
3.16

次の製品のサポートを開始

  • AdoptOpenJDK 8
サポート対象プラットフォーム



テクニカル アップグレード ノート

次の表はアップグレード ノートの概要です。アップグレード前にアップグレード ノートを個別に確認する必要があります。 

3.9
  • 優先度スキーム (UI の変更)。Jira での優先度の管理方法に対する重大な変更を加えましたが、これらの変更は Jira Service Desk 3.9.4 でのみ利用可能です。
アップグレード ノート
3.10
  • Jira への Oracle JDBC ドライバの同梱を廃止しました。
  • アカウント確認メールを無効化できるようになりました。
アップグレード ノート
3.11
  • クイック検索の監視。新しいクイック検索に、Jira 管理者が検索の数を制限し、ユーザーの検索状況をリアルタイムに監視できるオプションを追加しました。
アップグレード ノート
3.12
  • Jira を Microsoft SQL Server 2016 データベースに接続する手順。
アップグレード ノート
3.13

更新なし。

アップグレード ノート
3.14
  • Apache Tomcat がバージョン 8.5.29 にアップグレードされました。
  • IPv6 のサポート。デュアルスタック アプローチ (IPv4 + IPv6) を採用したため、IPv4 アドレスは引き続き動作します。次の点にご注意ください。
    • IPv4 トラフィックを許可する必要があります。
    • Jira 設定のすべての場所で生の IPv6 アドレスを使用しないようにします。
    • ブラウザで IPv6 アドレスを使用しないようにします。
    • AWS リレーショナル データベース サービス (RDS) では IPv6 はサポートされません。
    • Linux では Jira Data Center のキャッシュ レプリケーションの問題があります。
アップグレード ノート
3.15
  • Jira Service Desk 3.15 では、com.atlassian.fugue の使用が非推奨となりました。コア Java データ型および例外を使用するには、com.atlassian.fugue を返すエンドポイントにリクエストを送っているすべてのスクリプト、統合、またはアプリを更新する必要があります。
  • Jira 7.12 では PostgreSQL 9.3 の使用が非推奨となりました。
  • 監査ログの新イベント (フィルタとダッシュボード)。ユーザーは編集権限を持つフィルターおよびダッシュボードを共有できるようになりました。監査ログの新しいイベントを介してすべての変更を確認できます。
アップグレード ノート
3.16
  • Apache Tomcat を 8.5.32 バージョンにアップグレードしました。これにより、server.xml ファイルへの変更が必要です。
  • Jira 7.12 と 7.13 では、PostgreSQL 9.3 の使用が非推奨になりました。
  • Jira を OpenJDK 8 で実行できます。
  • JVM コード キャッシュを構成するためのプロパティを setenv.sh /.bat ファイルに追加しました。
アップグレード ノート



アップグレード手順

他のバージョンと同じように、Jira Service Desk 3.16 長期サポート リリースにアップグレードできます。すべての中間バージョンを飛ばして、直接 3.16 にアップグレードすることをおすすめします。

次の方法のいずれかを使用します。



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最終更新日 2020 年 6 月 26 日

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