Jira Service Management 11.0.x リリース ノート
2025 年 8 月 13 日
Jira Service Management 11.0 がリリースされました!
ハイライト
E
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Jira Service Management 11.0 アップグレード ノートで、このリリースの重要な詳細情報や解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
カスタム フィールドのソート動作の変更
対象: 全員
複数の値に対応したアセットおよび組織のカスタム フィールドのソート動作が変更されました。以前は、比較のためにすべての値が連結されていましたが、現在は最小値のみが使用されるため、アイテムの順序が変わる可能性があります。アセットのカスタム フィールドを確認
この変更により、ソートの精度と一貫性が向上しています。対象となるのは、次のカスタム フィールドです。
アセット オブジェクト
アセット読み取り専用オブジェクト
アセット オブジェクト (複数) (レガシー)
アセットが参照するオブジェクト (複数)
組織
カスタム フィールド | Jira 11.0 より前のソート順序 | Jira 11.0 より後のソート順序 |
---|---|---|
アセット関連 | 値はコンマで連結されていました。たとえば、値として そのため、降順でソートしたときに、値 | 比較には最小値のみが使用されます。たとえば、課題 PUBLIC-27 では、別の値が含まれている場合でも、値 そのため、降順でソートしたときに、値 |
組織 | 値はスペースで連結されていました。たとえば、値として そのため、降順でソートしたときに、値 | 比較には最小値のみが使用されます。たとえば、課題 YP-2 では、別の値が含まれている場合でも、値 そのため、降順でソートしたときに、値 |
ProForma Lite から ProForma Full に無料でアップグレード
対象: 管理者
ProForma Lite アプリのサポートを終了します。現在 ProForma Lite を使っている場合、Lite のすべてのフォームを保持したまま ProForma の完全版のアプリに無料でアップグレードできます。ProForma の完全版に切り替える方法を確認
次の機能は Jira Data Center プラットフォームのものです。つまり、Jira Software と Jira Service Management で利用できます。
オリジナル テーマのサポート終了
対象: エンド ユーザー 管理者
新しいライト テーマとダーク テーマによりアクセシビリティとユーザビリティの向上がもたらされたため、すべての製品から元のテーマが削除されます。
事前通知: OpenSearch のオプトイン機能へのアーリー アクセス
対象: 管理者
現在、OpenSearch を Jira のオプトインの検索エンジンとして導入する準備を進めています。これにより、より高度なインデックス オプションが提供され、処理要件が少なくなり、検索結果が素早く提供されるようになります。OpenSearch のアーリー アクセス プログラム (EAP) にぜひご参加ください。利用開始に役立つ OpenSearch アップグレード ガイドが更新されています。
EAP 期間中の OpenSearch は本番環境には適していません。ぜひテスト環境でお試しのうえ、osfc@atlassian.com や当社のカスタマー サポート チャンネルにフィードバックをお寄せください。
アプリのインストール時におけるアプリ署名の既定での有効化
対象: 管理者
このリリースでは、アプリ署名は既定で有効化されます。この機能は、アプリのセキュリティを強化するものであり、徐々に Data Center 製品全体にロールアウトされています。詳細については、こちらのコミュニティ投稿をご確認ください。
アプリ署名は新規アプリのインストールのみに影響し、すでにインストール済みのアプリはそのままです。
必要な手順は、アプリを Marketplace からインストールするか、カスタム アプリを構築するかによって異なります。
Marketplace からアプリをインストールする
この操作を行うには、次の手順を実行します。
- 「UPM アプリ署名チェックを設定する」の説明に従って、
truststore
フォルダの場所を設定します。 - アトラシアンの証明書バンドルをダウンロードしてインストールします。詳細については、「アトラシアンの証明書バンドルを更新する」を参照してください。
- 以上で完了です。Marketplace から安全にアプリをインストールできます。
カスタム アプリのインストール
カスタム アプリのビルドを使用する場合は、次の手順でご自身のアプリに署名してそれらを保護できます。
- 「UPM アプリ署名チェックを設定する」の説明に従って、
truststore
フォルダの場所を設定します。 - 「OpenSSL を使ってアプリ署名と検証証明書を生成する」の説明に従って、アプリ署名と検証証明書を入手します。
- 「Updating Atlassian Certificate Bundles」の説明に従って、新しい証明書をトラスト ストアに配置します。
- 署名したアプリをインストールします。
アプリ署名機能を使用せずに、ファイル システム経由でアプリをインストールすることもできます。
問題が発生した場合は、「アプリ署名のトラブルシューティング」をご確認ください。
JMX でインデックス作成の統計情報を確認
対象: 管理者
製品内診断 (IPD) にインデックス作成の統計情報を追加しています。これまで、エクスポートされた統計情報は jira-stats
でのみ確認できました。今後はこれらに Java Management Extensions (JMX) からもアクセスできます。この変更により、インデックス作成の統計情報と既存のオブザーバビリティ ツールとの統合が簡素化されます。JMX インターフェイスを使用したライブ モニタリングの詳細
WebWork におけるマルチパート処理の簡素化
対象: 管理者
Jira 内の WebWork ライブラリの複数の未使用の機能を取り除きました。これらの機能のカスタマイズは推奨されていませんでした。webwork.properties
ファイルを変更している場合、次のフィールドが既定の値に設定していることを確認してください。
webwork.multipart.parser=custom
webwork.multipart.parser.class=com.atlassian.jira.web.TempFileRemovingMultipartRequestWrapper
信頼できるアプリの削除
対象: 管理者
製品への安全でないエントリ ポイントの数を減らすために、信頼できるアプリが削除されます。アトラシアン製品間のこの情報交換方法は、業界のベスト プラクティスに沿った安全性の高いソリューション (OAuth 2.0 プロトコルなど) に置き換えられています。
Jira 11.0 にアップグレードする前に
プラットフォーム リリースには、過去のバージョンとの互換性を持たない大規模な変更 (重大な変更) が複数含まれます。このような変更により、将来のリリースでより広範な開発を行うための強固な基盤を確立しています。
このリリースでは、セキュリティとパフォーマンスを向上させるために、コア アーキテクチャを大幅に変更しました。アップグレードする前に Jira 11.0 アップグレード ノートで重要なアップグレード手順や解決済みの課題の一覧をご確認ください。
ご利用の Marketplace アプリの互換性を確認する
Jira 11.0 はメジャー リリースであるため、アプリの API に下位互換性のない変更が導入されています。カスタムの内製アプリを構築している場合は、それらの互換性を確認して更新する必要があります。
Atlassian Marketplace や別のソースからアプリをインストールしている場合、それらについてもアップグレード前に互換性の確認や更新を行う必要があります。アプリの互換性を確認するには、「アプリケーションの更新に伴うアプリの互換性を確認する」にアクセスするか、ご利用のアプリにご利用の製品バージョンとの互換性があるかどうかを Atlassian Marketplace でご確認ください。
解決済みの課題
See the full list of the issues we’ve resolved throughout the lifecycle of Jira Service Management 11.0.