Confluence 3.5 から 5.1 へのアップグレード - 簡易ガイド
組織がまだ Confluence 3.5 をお使いの場合は、Confluence 5.1.4 へアップグレードすることを強くお勧めします。
この簡易ガイドでは、Confluence 3.5 から 5.1.4 へのアップグレードについて説明します。より詳細なガイドは こちらから利用できます。
Confluence 5.1 の新機能
以下のブログ記事は、各バージョンでの主な機能と変更の概要を示しています。
- 4.0: より早く、豊富で信頼性の高いエディター
- 4.3: タスク、モバイルのサポート、およびアプリ内通知
- 5.0: 全く新しいデザイン
- 5.1: 議事録、要件、および決定用の強力なページ添付レート
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Wiki マークアップ
Confluence 3.5 と新しいバージョンの主な違いの 1 つは、Wiki マークアップの新しいエディタへの移行です。弊社では、Wiki マークアップは時折必要となるということを理解しています。以下のリソースの使用によって、より容易に進むでしょう。
- Confluence 4 エディター - 古いリッチ テキスト エディターのユーザーにとっての変化
- エディターは、Wiki マークアップを次の形式へ自動変換します。
- エディターは 挿入 > Wiki マークアップも使用できます。
- Bob Swift の Wiki Markup Addon では、必要に応じて Wiki マークアップを保持できます。 このプラグインは現在、無料で提供されています。
- API の変更- Confluence では情報を XHTML 形式で保存するようになりました。これにより、Confluence API に対するスクリプト処理が動作しなくなります。トランジションを容易にするため、convertWikiToStorageFormat メソッドを提供しています。
アップグレードの準備
1. 現在インストールされているプラグインに、選択したターゲットの Confluence バージョンと互換性があるか確認してください
Confluence 5.1.4 で互換性のあるプラグインが利用可能かどうかを検証します。 簡単に利用できるようになりました。この情報は、Confluence のプラグイン管理セクションにあるConfluence アップグレードチェックで入手できます。次のドキュメントをご参照下さい: 「アプリケーション更新時のアドオン互換性の確認」。 また、各々のプラグインのホームページも、アトラシアン Marketplace で確認できます。
2. インスタンスを本番インスタンスにアップグレードする前に ステージング環境でのアップグレードをテストする
これは、アップグレード中の予期しない動作を予測することができます。また、テストを行うことで、アップグレードにどのくらいの時間がかかり、プラグインを再インストールしてカスタマイズを再適用するのにどのくらいの時間が必要かをより理解できるため、本番インスタンスのアップグレードを計画することができます。
3.3.5 から 5.1 へのアップグレードのアップグレード ノートを確認する
「簡易アップグレード ノート - 3.5 から 5.1 へのアップグレード」 ページに記載されている変更点を認識していることを確認してください。これらのアップグレードノートには、Confluence によってサポートされるプラットフォーム内の重要な変更ト、でサポートされるプラットフォーアップグレード時に考慮すべき情報の要約です。
4.チームの準備
Confluence 5 は、ユーザー体験に大幅な変更を加えました。 組織内での変更管理に役立てるよう、チームの準備に役立つ Confluence 5 の計画ガイドを提供しました。
Confluence のアップグレード
これは、Confluence アップグレードプロセスの簡易バージョンです。より詳細なガイドは こちらから利用できます。
次の手順は、Windows または Linux 環境において 2 ステップでアップグレードを実行するのに役立ちます。
- 3.5 から 5.0.3 へのアップグレード。
- 5.0.3 から 5.1.4 へのアップグレード。
つまり、次の手順を 2 回実行します。最初に、3.5 から 5.0.3へアップグレードし、2 回目は 5.0.3 から 5.1.4 へアップグレードします。
Windows 上で Confluence をアップグレード
- Confluence Windows インストーラー (.exe) ファイル (Confluence の新バージョン向け) をダウンロードします。
- .exe ファイルを実行して、アップグレードウィザードを起動します。Windows 7 (または Vista) 「ユーザーアカウント管理」 ダイアログボックスが、あなたのコンピュータへの変更を許可するか聞いてきたら、'はい'を選択します。「はい」を選ばないと、あなたの OS に対するインストレーションウィザードのアクセスが制限され、その後のインストレーションオプションも制限されます。
- 「Confluence をアップグレードしますか?」のステップでは、「既存の Confluence インストレーションをアップグレードする」オプションを選択します。
- 「既存の Confluence インストール ディレクトリ」フィールドでは、アップグレードされるあなたの Confluence インストレーションにおける Confluence インストール ディレクトリ を指定します。アップグレードウィザードは、既存の Confluence インストレーションを見つけようと試み、そのロケーションを利用してフィールドの事前設定を行います。しかし、特にあなたが同一マシン上で複数の Confluence インストレーションを実行中の場合は、常にこのロケーションを検証する必要があります。
- この後のアップグレード ウィザードのステップでのオプション指定や実行は次の通りです:
- 「Confluence ディレクトリをバックアップ」ステップでは、「Confluence ホームをバックアップ」のオプションを必ず選択します。これによって、それぞれの親ディレクトリのロケーションにおける既存の Confluence インストールと Confluence ホーム ディレクトリに関する「zip」形式のアーカイブ ファイルとして、バックアップが作成されます。
注: このオプションの選択を強くお勧めします。 - 既存の Confluence インストール ディレクトリに、アップグレードされた Confluence インストールに自動的に移行できないカスタマイズ内容があった場合、この時点でアップグレード ウィザードによって通知されます。このようなカスタマイズを含むファイルに関する通知があった場合、対象のカスタマイズ内容をアップグレードされた Confluence インストールに手動で移行する必要があるため (これは上記の概要には記載されていません)、対象のファイルを記録します。アップグレード ウィザードで自動的に移行できない、比較的一般的なカスタマイズ内容は、Confluence インストール ディレクトリの
conf/server.xml
ファイルで定義された SSL 設定です。
注意: インストーラー以外でインストールしたバージョンからアップグレードを行う場合、既存の Confluence インストール ディレクトリのconfluence
サブディレクトリ内のカスタマイズ内容のみが検出されます。confluence
以外のディレクトリに存在するファイル変更はアップグレード時には検出されません (例:conf/server.xml
への修正)。ただし、次回のアップグレード時 (例: バージョン 4.1.1) へのアップグレード) には、アップグレード機能により、Confluence インストール ディレクトリ全体における変更が網羅されます。 - 「アップグレードのチェックリスト」ステップでは、以下のステップを実行します (まだ実行していない場合):
- 外部データベースをバックアップ。
- Confluence サイトにサードパーティ製プラグイン (アドオン) が含まれる場合、それにアップグレード先の Confluence のバージョンとの互換性があるかどうかを確認します。次のドキュメントをご参照下さい: 「アプリケーション更新時のアドオン互換性の確認」。
- 「次へ」を選択すると、既存の Confluence インストレーションがまだ実行中の場合はこれが終了されます。次に、アップグレードウィザードは:
- 既存の Confluence インストレーションをバックアップ。
- 既存の Confluence インストール ディレクトリのコンテンツを削除。
- Confluence の新バージョンを、既存の Confluence インストール ディレクトリにインストール。
- 新しい (アップグレードされた) Confluence インストレーションを起動。
アップグレードされた Confluence インストレーションに、手動で移行する必要のあるカスタマイズ内容を含むファイルに気付いた (上記) 場合、:- アップグレードされた Confluence インストレーションを停止します。
- アップグレードしたインストールディレクトリに指摘されたファイルからカスタマイズを移行します。
- アップグレードされた Confluence インストレーションを再開します。
- 「Confluence ディレクトリをバックアップ」ステップでは、「Confluence ホームをバックアップ」のオプションを必ず選択します。これによって、それぞれの親ディレクトリのロケーションにおける既存の Confluence インストールと Confluence ホーム ディレクトリに関する「zip」形式のアーカイブ ファイルとして、バックアップが作成されます。
- アップグレードウィザードの最終ステップでは、アップグレードされた Confluence インストレーションをブラウザで起動するオプションを選択して、アップグレードを確認します。
おめでとうございます。Windows における Confluence インストレーションのアップグレードが完了しました!
3.5 から 5.0.3 へのアップグレード手順を完了しましたか?再度実行し、5.0.3 から 5.1.4 へアップグレードしてください。
Linux 上での Confluence のアップグレード
- あなたの OS (Confluence の新バージョン向け) に適した Confluence 'Linux 64-bit /32-bit Installer'' (.bin) ファイルを、Confluence ダウンロードセンターからダウンロードします。
- Linux コンソールを起動し、".bin" ファイルのディレクトリに移動します (
cd
)。
ダウンロード後に ".bin" ファイルが実行できない場合、次のようなコマンドを実行して実行可能にします:chmod a+x atlassian-confluence-X.Y.bin
(X.Y は Confluence のバージョン番号) - “.bin” ファイルを実行し、アップグレード ウィザードを起動します。
- 新しい Confluence のインストールを作成するか、既存のインストレーションをアップグレードするかの選択を促された場合、「既存の Confluence インストレーションのアップグレード」オプションを選択します。
- アップグレードされる Confluence インストレーションの Confluence インストール ディレクトリ を指定します。アップグレードウィザードは、既存の Confluence インストレーションを見つけようと試み、そのロケーションを選択肢として提供します。しかし、特にあなたが同一マシン上で複数の Confluence インストレーションを実行中の場合は、常にこのロケーションを検証する必要があります。しかし、特にあなたが同一マシン上で複数の Confluence インストレーションを実行中の場合は、常にこのロケーションを検証する必要があります。
- この後のアップグレード ウィザードのステップでのオプション指定や実行は次の通りです:
- Confluence ディレクトリをバックアップするオプションを選択します。これによって、それぞれの親ディレクトリのロケーションにおいて、既存の Confluence インストールと Confluence ホームの各ディレクトリに関する「zip」形式のアーカイブ ファイルがバックアップされます。
注意: このオプションを選択することを強くお勧めします! - 既存の Confluence インストール ディレクトリに、アップグレードされた Confluence インストールに自動的に移行できないカスタマイズ内容があった場合、この時点でアップグレード ウィザードによって通知されます。このようなカスタマイズを含むファイルに関する通知があった場合、対象のカスタマイズ内容をアップグレードされた Confluence インストールに手動で移行する必要があるため (これは上記の概要には記載されていません)、対象のファイルを記録します。アップグレード ウィザードで自動的に移行できない、比較的一般的なカスタマイズ内容は、Confluence インストール ディレクトリの
conf/server.xml
ファイルで定義された SSL 設定です。
注意: インストーラー以外でインストールしたバージョンからアップグレードを行う場合、既存の Confluence インストール ディレクトリのconfluence
サブディレクトリ内のカスタマイズ内容のみが検出されます。confluence
以外のディレクトリに存在するファイル変更はアップグレード時には検出されません (例:conf/server.xml
への修正)。ただし、次回のアップグレード時 (例: バージョン 4.1.1) へのアップグレード) には、アップグレード機能により、Confluence インストール ディレクトリ全体における変更が網羅されます。 - 「アップグレードのチェックリスト」ステップでは、以下のステップを実行します (まだ実行していない場合):
- 外部データベースをバックアップ。
- Confluence サイトにサードパーティ製プラグイン (アドオン) が含まれる場合、それにアップグレード先の Confluence のバージョンとの互換性があるかどうかを確認します。次のドキュメントをご参照下さい: 「アプリケーション更新時のアドオン互換性の確認」。
- 続行すると、既存の Confluence インストレーションがまだ実行中の場合は終了されます。次に、アップグレードウィザードは:
- 既存の Confluence インストレーションをバックアップ。
- 既存の Confluence インストール ディレクトリのコンテンツを削除。
- Confluence の新バージョンを、既存の Confluence インストール ディレクトリにインストール。
- 新しい (アップグレードされた) Confluence インストレーションを起動。
アップグレードされた Confluence インストレーションに、手動で移行する必要のあるカスタマイズ内容を含むファイルに気付いた (上記) 場合、:- アップグレードされた Confluence インストレーションを停止します。
- これらファイルにおけるカスタマイズ内容を、アップグレードされたConfluence インストール ディレクトリに移行します。
- アップグレードされた Confluence インストレーションを再開します。
- Confluence ディレクトリをバックアップするオプションを選択します。これによって、それぞれの親ディレクトリのロケーションにおいて、既存の Confluence インストールと Confluence ホームの各ディレクトリに関する「zip」形式のアーカイブ ファイルがバックアップされます。
- アップグレード ウィザードの最終ステップで、アップグレードを確認するために、アップグレードした Confluence インストールをブラウザーで起動するオプションを選択します。
おめでとうございます。Linux における Confluence インストレーションのアップグレードが完了しました!
3.5 から 5.0.3 へのアップグレード手順を完了しましたか?再度実行し、5.0.3 から 5.1.4 へアップグレードしてください。
アップグレード中に発生する可能性がある問題
Confluence 5 へのアップグレードに関する既知の問題
ヘルプの活用
- コミュニティで回答を確認してください。 他のユーザーに同じ問題が発生している可能性があります。Atlassian Answers のコミュニティから回答を確認することができます。
- Confluence のアップグレード中に問題が発生しましたか? Confluence ナレッジベースで、 アップグレードのトラブルシューティング を行うガイドを参照してください。
- アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、 サポートチケット を作成して、当社のサポートエンジニアのサポートを受けてください。