サーバー ベース URL の設定
サーバーベース URL とは、ユーザーが Confluence にアクセスする際に経由する URL です。ベース URL は、ブラウザーが Confluence サイトを表示する URL と同じになるよう設定する必要があります。
Confluence は、設定時にベース URL を自動的に検出しますが、URL を変更したり、異なる URL から Confluence の設定を行った場合には、公的にアクセス可能な URL にマニュアルで設定する必要があります。
この機能を実行するには システム管理者 権限が必要です。
Server のベース URL を変更するには、
- [管理] メニュー から、[一般設定]
- 編集を選択します。
- 新しい URL を [サーバー ベース URL] フィールドに入力します。
- 変更を [保存] します。
例
Confluence をインストールし、non-root のコンテキストパス内で実行する場合、(つまり、コンテキストパスを指定している)、サーバーベース URL にはこのコンテキストパスが含まれます。例えば、Confluence が以下の URL で実行している場合:
http://www.foobar.com/confluence
この場合、サーバーのベース URL は以下のようになります。
http://www.foobar.com/confluence
注意
- 異なる URL を使用する。異なるベース URL を設定したり、来訪者が他の URL を使用して Confluence にアクセスする場合、他のページを参照すると同時にエラーが生じる可能性があります。
- コンテキストパスを変更する。ベース URL のコンテキストパスを変更する場合、以下の変更も行う必要があります。
- Confluence を停止します。
- Confluence インストール ディレクトリで、
<installation-directory>\conf\server.xml
を編集します。 Context
要素のpath
属性の値を変更して、コンテキスト パスを反映します。たとえば、Confluence をhttp://www.foobar.com/confluence
で実行している場合、path
属性は以下のようにします。<context path="/confluence" docBase="../confluence" debug="0" reloadable'"false" useHttpOnly="true">
この例では、コンテキスト パスとして
/confluence
を使用しています。/resources
は Confluence によって使用されています。問題を防ぐため、コンテキスト パスとして使用することはできません。ファイルを保存します。
- Confluence ホーム ディレクトリに移動し、
<confluence-home>/confluence.cfg.xml
を編集します。 新しいコンテキスト パスを反映するように、
confluence.webapp.context.path
を変更します。例:<property name="confluence.webapp.context.path">/confluence</property>
Confluence を再起動し、http://www.foobar.com/confluence でアクセスできるかどうかを確認します。
再起動前に、Confluence のプラグインのキャッシュをクリアした方がよい場合もあります。
- プロキシ。プロキシの背後で実行する場合、プロキシ名がベース URL と一致していることを確認します。たとえば、
proxyName="foobar.com" proxyPort="443" scheme="https"
のようになっています。これにより、情報が適切に渡されるようにします。アトラシアン アプリのプロキシの詳細については、「Atlassian Server アプリのプロキシ」を参照してください。 - この情報は、{
CONFLUENCE_INSTALLATION}\conf\server.xml
のConnector
要素に追加する必要があります。