Bitbucket Cloud サービスを管理する
Bitbucket Cloud は、一連のブローカーを介して外部サービスとの連携を実現します。各ブローカーは、受信をトリガーとして実行されるサーバーサイドの post-receive サービスです。サーバーはプッシュを受信して処理を終了した後、選択したサービスにデータを渡します。ブローカーは、プッシュに関する情報を受け取ってアクションを実行するシンプルな Python スクリプトです。例えば、メール メッセージを送信するブローカー、任意の URL に情報を投稿するブローカー、Twitter アカウントに更新を投稿するブローカーなどがあります。このページでは、次の情報について説明します。
既存のサービスで問題が発生している場合、「Bitbucket Cloud サービスのトラブルシューティング」をご覧ください。
データ受信をトリガーとするサービスについて
Bitbucket Cloud では、ご利用のアカウントやプロジェクト内のユーザーからデータを受け取ったときにサービスが実行されます。Git や Mercurial ではシステムが分散化されているため、ローカルでのデータ コミットは Bitbucket に影響を与えることはありません。サーバへの接続やコミット データのアップロードは、チェンジセットを Bitbucket にプッシュしたときに初めて行われます。
サービス ブローカーは、Bitbucket がデータを正常に受け取ったあとにのみ、プッシュされたデータを受け取ります。プッシュには複数のチェンジセットが含まれる場合があるため、サービスも複数のチェンジセットを受け取る可能性があります。サービスの中には、チェンジセットの数を考慮するものがあります。たとえば、メール ブローカーは、チェンジセットの数に基づいて異なるメール メッセージを作成します。
サービスをセットアップする
リポジトリ管理者は、特定のリポジトリに対してサービスを有効化できます。サービスを設定すると、そのサービスはアクティブになります。
- リポジトリから、[設定] をクリックします。
- 左側のナビゲーションにある [サービス] をクリックします。
ページに、利用可能なサービスの一覧 (サービスを選択) が表示されます。サービスは必要なだけ追加できます。同じタイプのインスタンスを多数追加することもできます。例えば、複数のユーザーにメールを送信したり、複数の URL へ ping を送信したりすることができます。 - 対象のサービスを選択します。
- [サービスの追加] をクリックします。
システムにより、ページにサービスが追加されます。 - スクロールして先ほど追加したサービスに移動します。
- 必要に応じて追加の構成オプションを入力します。
詳細情報は、サービスごとのセクションで下部に一覧表示されます。 - [保存] をクリックします。
利用可能なサービス
次の詳細な手順に従って必要なサービスをセットアップします。
- Bitbucket Cloud サービスのトラブルシューティング
- AgileZen サービスの管理
- Bamboo サービスの管理
- Basecamp クラシックサービスの管理
- Campfire サービスの管理
- メールの差分サービスの管理
- メール サービスの管理
- Flowdock サービスの管理
- FogBugz サービスの管理
- Geocommit サービスの管理
- Grove サービスの管理
- Jenkins サービスの管理
- Masterbranch サービスの管理
- POST サービスの管理
- Rietveld サービスの管理
- 課題サービスを設定する
- Lighthouse サービスのセットアップ
- Superfeedr サービスの管理
- Twitter サービスの管理
- プルリクエスト POST サービスの管理