Jira アプリケーション設定ツールの利用
Jira アプリケーション設定ツールは、Jira のサーバーレベルの構成を便利な GUI から行えるアプリケーションです。このツールでは以下のことが出来ます:
- Jira のホームディレクトリの構成
- お使いの データベース接続 の設定
- お使いのデータベース接続の調整
- Web サーバーの構成 (Jira が使用する TCP ポートおよび SSL 設定を含む)
注意:
- Jira 設定ツールの利用にあたっては、お使いの OS での Java プラットフォームのインストールおよび設定が必要です。本ツールを実行するにあたって Java プラットフォームのインストールが必要な場合は、Java platform supported by Jira の利用をお勧めします。詳しくは「Jira 要件」を参照してください。
- Jira サーバーへのコンソール接続のみが有効な場合、これらのサーバーレベルの設定を手動で行う必要があります。
- 本ツールを使用して Jira サーバーの設定あるいは再設定を行う際は、これらの変更点を反映するために Jira を再起動する必要があります。
Jira 設定ツールの起動
Jira 設定ツールを利用するには JAVA_HOME
環境変数が設定されている必要があります。これがまだ設定されていない場合、「Java のインストール」の手順にしたがって設定します。
- Windows: コマンド プロンプトを開いて、Jira インストール ディレクトリの
bin
サブディレクトリにあるconfig.bat
を実行します。 - Linux/Unix: Open a console and execute
config.sh
in thebin
sub-directory of the Jira installation directory.This may fail with the error as described in our Unable to Start Jira applications Config Tool due to No X11 DISPLAY variable was set error KB article. Please refer to it for the workaround.
Jira 設定ツールは、グラフィカル ユーザー インターフェイスか、-c
または --console
引数を使用してコマンドライン インターフェイス経由で実行できます。次のセクションでは、グラフィカル インターフェイスを示していますが、機能はインターフェイスを問わず同じものとなります。
Jira ホーム ディレクトリの設定
Jira ホーム ディレクトリ には、Jira がさまざまなデータ ファイルを保存するためのフォルダを指定できます。
- [Jira ホーム] タブをクリックします。
- [Jira ホーム ディレクトリ] フィールドで、テキスト フィールド内にファイルの完全なパスを入力するか、[参照] ボタンをクリックして Jira ホーム ディレクトリの場所を指定します。
- [保存] ボタンをクリックします。変更内容が、Jira アプリケーション インストール ディレクトリ内の
<jira-application-dir>
サブディレクトリのjira-application.properties
ファイルに保存されます。詳しくは、「Jira ホーム ディレクトリの設定」を参照して下さい。
スクリーンショット: Jira 設定ツール — [Jira ホーム] タブ
データベース接続の設定
Jira 設定ツールを利用して Jira のデータベース接続を設定するには、お使いのデータベース タイプに対応する手順を利用します。
スクリーンショット: Jira 設定ツール — [データベース] タブ
Jira の Webサーバを設定する
Jira 設定ツールは、Jira の Web サーバー (TCP ポートおよび SSL の設定) に利用できます。以下の関連する手順をご参照ください。
既知の問題
新しい接続 (SSL など) を追加する際には、特殊文字を処理するプロパティを、server.xml
ファイルに手動で追加する必要があります。詳細情報
スクリーンショット: Jira 設定ツール — [Web Server] タブ
Jira データベース コネクションのチューニング
Advanced (詳細) タブ機能の詳細については、データベース接続のチューニングを参照して下さい。
スクリーンショット: Jira 設定ツール — [詳細] タブ