チームのキャパシティについて理解する

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チームのキャパシティは、一定の期間にチームが完了できる最大作業単位に対して、チームが引き受ける予定の作業単位の割合の数値として定義されます。

When you show team capacity in the timeline, capacity bars display and show how work is distributed across sprints (for Scrum teams) and iterations (for Kanban teams). In this article we’ll explain how capacity is handled in both Scrum and Kanban teams.

カンバン チーム

カンバン チームのキャパシティは 1 週間の期間に対して測定されます。カンバン チームの週のキャパシティ (日または時間) を設定できる場合であっても、イテレーションの長さは変えられないので、長さは 1 週間のままとなります。


1 週間のカンバン チームの見積り時間の例

上記の例では、キャパシティは週あたり 200 時間に設定されています。そのイテレーションにおける課題の見積り時間とステータスに基づいて、次の詳細がわかります。

  • この時点で 200 時間のうち 0 時間が終了しているということは、作業の 0% が完了しているということになります。
  • チームの週のキャパシティである 200 時間に対して 200 時間がコミットされているということは、その週のチームのキャパシティ全体の 100% に達しているということになります。

1 つのストーリーが複数の週にわたる場合、キャパシティはその週に均等に配分されます。


2 週間にわたるカンバン課題の例

上記の例で、課題は 100 時間かかると見積られ、2 週間にわたっています。この場合、キャパシティは 2 週間で均等に配分され、各週のキャパシティに対して 50 時間コミットされます。

スクラム チーム

スクラム チームは、ストーリー ポイントまたは時間のいずれかに基づいて作業を見積ります。 ストーリー ポイントを使用する場合、スプリントの期間に対してチームのベロシティが測定されます。たとえば、ベロシティが 2 週間のスプリントに対して 30 ストーリー ポイントに設定されている場合、キャパシティの詳細には、合計ベロシティに対して見積られたストーリー ポイントに関して、スプリントの埋まり具合がパーセンテージで表示されます。


ストーリー ポイントの見積りを使用しているチームのスプリントの例

時間ベースの見積り (日または時間) を使用する場合、キャパシティは 1 週間の期間に対して測定されます。たとえば、週のキャパシティが 2 週間のスプリントに対して 160 時間に設定されている場合、キャパシティの詳細には、2 週間の合計時間 (320 時間) に対して見積られた時間に関して、スプリントの埋まり具合がパーセンテージで表示されます。


時間ベースの見積り (時間) を使用しているチームのスプリントの例

スクラム チームでのキャパシティ割り当て

課題がスプリントに割り当てられていない限り、キャパシティはスプリント間で均等に分散されます。スプリントの割り当てがない場合、ストーリー ポイントは次の順序で割り当てられます。

  • 終了日 — 課題にスプリントの割り当てがない場合、終了日に基づいて優先順位が付けられ、最も早く終了する課題が最優先されます。
  • 階層レベル — スプリントの割り当てがなく、終了日がない場合、課題は階層レベルで逆の順序で並べ替えられます。えば、ストーリーにはエピックよりも高い優先度が与えられます。
  • 課題ランキング — 通常、同じ階層レベルには複数の課題があるため、ここで課題のランク付けが行われます。キャパシティは、最初に最高ランクの最下位階層の課題に割り当てられます。
最終更新日 2020 年 6 月 3 日

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