Jira 8.0 への準備
このドキュメントでは、既存のアドオンの Jira 8.0 との互換性を確認したい Jira 開発者向けの情報をご案内します。Jira 8. 0はプラットフォーム リリースであるため、大幅な変更を含みます。
概要
すべての変更と EAP
ここでは、変更の概要と、それらが実装されている EAP 単位での変更の詳細情報を案内します。
変更の概要
このセクションでは、Jira 8.0 で導入予定の変更の概要について紹介します。アドオンへの影響の検討にお役立てください。変更の準備が整って実装が完了したら、実装のタイミングとマイルストーンを更新します。
Lucene ライブラリのアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 1 〜 EAP 6 を参照)
Jira でのインデックス作成や検索に使用される Lucene のバージョンを、3.3 から 7. 3 にアップグレードします。
PostgreSQL 9.3 のサポート終了
ステータス: 実装済み
PostgreSQL 9.3はすでに Jira 7.12 で非推奨としていましたが、Jira 8.0 でサポート対象外となります。詳細についてはこちらの告知をご参照ください。
End of support for MySQL 5.5
ステータス: 実装済み
Jira 8.0 では MySQL 5.5 データベースのサポートを終了します。MySQL 5.5 を引き続き使用することはできますが、Jira の公式のサポート対象にはなりません。詳細についてはこちらの告知をご参照ください。
com.atlassian.fugue のサポート終了 (Jira Service Management)
ステータス: 実装済み
Jira Service Management 3.15 で非推奨としていた com.atlassian.fugue を完全に削除し、代わりに Core Java Data タイプおよび Exception を使用するように API を更新します。詳細についてはこちらの告知をご参照ください。
Jira プラットフォームのアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 2 〜 EAP 7 を参照)
Jira、ライブラリ、maven プラグイン、および Jira プラグインで使用されるすべてのプラットフォーム コンポーネントをアップグレードします。また、Jira を Java 11 で実行できるようにします。
既知の問題: Jira は Java 11.0.2 では動作しません。Java 11 の使用を希望する場合は、11.0.1 バージョンを選択してください。
moment.js のアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 2 を参照)
moment.js を 2.6 から 2.22.2 にアップグレードします。
ContainerProvider
SPI の廃止
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 2 を参照)
Jira の内部および公開コンポーネントで Pico コンテナをカスタマイズするために提供していた、com.atlassian.jira.component.pico.extension.ContainerProvider
インターフェイスを廃止しました。
ComponentManager の移動
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 2 を参照)
パッケージ構造の改善のため、jira-core
アーティファクトの ComponentManager
クラスを com.atlassian.jira
パッケージから com.atlassian.jira.component.pico
パッケージに移動させました。このタイプを使用しているプラグインでは新しい場所からインポートを行う必要があります。ただし、次の点にご注意ください。
- プラグインでは
ComponentManager
の代わりにjira-api
モジュールのComponentAccessor
を使用することをおすすめします。 jira-core
Maven アーティファクトは API ではないため、Jira チームで予告なく変更する可能性があります。このため、これに依存するプラグインを作成することは推奨されません。
MySQL での utf8mb4 のサポート
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
MySQL 5.7 用の新しい設定を追加し、4 バイト文字を使用できるようにしました。
JS グローバル オブジェクトの非推奨
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
JS のグローバル オブジェクトは非推奨となり、Jira 8.x のいずれかのリリースで廃止予定です。これらは AMD モジュールで置き換えられます。現在、同等の AMD モジュールを持つすべてのグローバル オブジェクトは、そのモジュールに対するエイリアスとして独立してインスタンス化されています。同等のモジュールを確認するには、各グローバル オブジェクトについて Jira のコードをご確認ください。8.x バージョンでグローバル オブジェクトの特定のサブセットが削除されたら、削除済みのグローバル オブジェクトとそれらに対応する AMD モジュールの名前の一覧を含む、詳細な移行ドキュメントをご案内します。詳細については、「グローバル オブジェクトから AMD への移行」をご参照ください。
jQuery のアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
jQuery を 1.7.2 から 2.2.4 にアップグレードしました。新しいバージョンには 2 個のセキュリティ パッチと、アップグレードを簡易化するための移行プラグイン 1.4.1が含まれます。詳細については「jQuery のアップグレード」をご参照ください。
Apache Tomcat のアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
Tomcat をバージョン 8.5.32 にアップグレードしました。これにより、Jira 8.0 へのアップグレード時にいくつかの変更が必要になる可能性があります。
スクラム / カンバン ボードとバックログの新しいルック アンド フィール
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
Jira 7.10 で導入されたルック アンド フィールの変更を、スクラムおよびカンバン ボードとバックログにも適用しています。
バックログの一部で skate.js リスナーを無効化 - HTML マークアップの変更
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 4 を参照)
ロード時間の削減のため、エピック、バージョン、および課題の一覧でskate.js リスナーを無効化することを決定しました。これは次のクラスに影響します: ghx-version-column
, ghx-epic-column,
js-issue-list.
gh-rapid コンテキストの削除
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 5 を参照)
プラグインで <context>gh-rapid</context>
を使用することができなくなります。Jira 8.0 では、gh-rapid-plan
(アジャイル バックログ、カンプラン)、gh-rapid-work
(スクラム / カンバン ボード)、gh-rapid-report
(レポート) のコンテキストを導入しました。
Atlassian User Interface (AUI) のアップグレード
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 6 を参照)
We've upgraded Atlassian User Interface (AUI) to 8.0. For details on what's changed, see Atlassian User Interface upgrade.
カスタム インデックス パスのサポートの終了
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 7 を参照)
Jira 4.2 で、カスタム インデックス パスのロックを行い、お客様には既定のみを使用するように切り替えることをお願いしました。このバージョンで、カスタム インデックス パスのサポートを終了します。カスタム インデックス ディレクトリを引き続き使用するお客様は、既定のものに自動的に移行されます。
インデックス パスの変更
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 7 を参照)
インデックス パスを $JIRA_HOME/caches/indexes
から $JIRA_HOME/caches/indexesV1
に変更しました。Jira は起動時に古いインデックスを削除します。新しいインデックスを作成するには、Jira の再インデックスを行う必要があります。
スクラム バックログのスティッキー スプリント ヘッダーへの変更
ステータス: 実装済み (詳細については EAP 7 を参照)
スクラム バックログでのスティッキー スプリント ヘッダーを既定で有効化するようにしました。この機能は、Jira をInternet Explorer 11 で開いたときには利用できません。
新しいデータベース インデックス & サポートされるページ サイズ
スティッキー: 実装済み (詳細についてはベータを参照)
データベースのパフォーマンスの改善のため、いくつかのテーブルのインデックスのサイズを拡張し、他のいくつかのインデックスを削除しました。このようなインデックスのキーには列が追加されているため、ページ サイズ (MySQL) またはブロック サイズ (PostgreSQL および Oracle) が既定値よりも小さく変更されているデータベースではうまく動作しない可能性があります。また、これらのテーブルでのインデックスの削除も行いました。
Jira needs memory
スティッキー: 実装済み (詳細についてはベータを参照)
Jira 7.x は、768 MB での評価でも問題なく動作していました。Jira 8.0 と新しい Lucene インデックスが適切に動作するには、2048 MB のメモリが必要です。また、JIra 8.x で任意の新しいビルド / 自動実行 / 構成を行うと、最小でも 2 GB のヒープが使用されます。
32 bit のシステムでアーカイブを使用して手動で Jira をインストール / アップグレードする場合、Jira で使用可能な最大ヒープ サイズを減らす必要があります。64 bit システムでの Jira 8.0 用の既定値は 2 GB ですが、これは 32 bit システムに対しては大きすぎる値であり、利用可能なメモリ量を圧迫する可能性があります。
Jira 8.0.1 での変更予定
Jira 8.0.1 での変更には大幅なものはありませんが、ご利用のアプリに影響を与える可能性があります。
列見出しを 1 行に限定
列見出しは 1 行に制限され、列名 (省略記号で省略) および列の制約 (有効化されている場合は最小および最大課題件数) が含まれます。
新しいアバター
プロジェクトおよびユーザー アバターを更新しています。
ユーザーのアバター
- デザイン ガイドラインに合わせて色を更新しています。
プロジェクトのアバター
- 円形のアバターから角丸のアバターに切り替えています。
- デザイン ガイドラインに合わせて色を更新しています。
変更の実装内容
このセクションでは、実装済みの変更の詳細について、それらが最初に提供された EAP ごとに紹介します。使用する EAP の判断にご利用ください。
重要な注意事項
リリース候補版は機能面で、当社が Jira Core/Software 8.0 および Jira Service Desk 4.0 としてリリースを予定しているものに近いバージョンです。
最新の Jira API はこちらで確認できます。
このマイルストーンでの変更
- リリース候補版には主にバグ修正が含まれます。たとえば、ユーザーがボード バックログでバージョンに対して作業した後に生じていた JS エラーを修正しました。また、修正を行い、URL を含むテキスト フィールドの検索を可能にしました。
- 一部の Jira プラグインをアップグレードして、 AUI 8 との互換性を持たせました。該当するプラグインは、UPM プラグインや jira-admin-helper-plugin などです。
- DATA CENTER 大規模なインデックス (8 GB 超) で、Jira がノード間でインデックス スナップショットをコピーできることを確認するためのテストを行いました。
- 前提条件のテストを行い、Jira が正しく動作するにはメモリの増量が必要であることを確認しました。詳細についてはこちらをお読みください。
重要な注意事項
ベータ版は機能面で、当社が Jira 8.0 および Jira Service Desk 4.0 としてリリースを予定しているものに近いバージョンです。
このマイルストーンでの変更
Jira プラットフォームのアップグレード
Jira プラットフォームのアップグレードを完成させるために、最後の微調整を行ないました。変更点の完全な一覧については、「Java 11 および Jira プラットフォーム アップグレード」を参照してください。
新しいデータベース インデックス & サポートされるページ サイズ
データベースのパフォーマンスの向上のため、いくつかのテーブルでインデックスのサイズを拡張しました。このようなインデックスのキーにはいくつかの列が追加されたため、ページ サイズ (MySQL) またはブロック サイズ (PostgreSQL および Oracle) が初期設定値よりも小さく変更されているデータベースでは正しく動作しない可能性があります。また、これらのテーブルで一部のインデックスの削除も行いました。
以下は、変更したテーブルです。
propertyentry
entity_property
changegroup
changeitem
configurationcontext
ベータ版の機能
ベータ版には 8.0 リリースで予定しているほとんどの機能が組み込まれています。一覧で Jira の変更点をご確認ください。「8.0 ベータ版リリース ノート」を参照してください。
重要な注意事項
EAP 08 での予期せぬ問題を受け、新しいバージョン 8.0.0-EAP08-fixed をリリースしました。
- このマイルストーンには、Jira Service Desk のみを対象とした重大な変更が含まれています。
このマイルストーンでの変更
Jira Service Desk の自動化 API および SPI から Fugue を削除
We’ve removed com.atlassian.fugue from our automation API and SPI, and updated them to use Core Java Data types and Exceptions instead. You will need to update any automation-specific scripts, integrations or apps to use the new API and SPI.
Jira プラットフォームのアップグレード
Spring ライブラリといくつかの Jira プラットフォーム コンポーネントを更新しました。変更点の完全な一覧については、「Java 11 および Jira プラットフォーム アップグレード」を参照してください。
インデックス再作成のオプトアウト
Jira 8.0 は互換性のない古いインデックスを自動的に削除し、起動時に完全なインデックス再作成を開始します。各プラグインのアップグレードではインデックス再作成が追加で必要になるため、プラグインをアップグレードするまでは再インデックスを中止することもできます。自動インデックス再作成を中止する手順についてはこちらをご確認ください。
重要な注意事項
- この EAP にはすべての重大な変更が含まれています。
このマイルストーンでの変更
Jira プラットフォームに対する最新の重大な変更
Jira を新しい Fugue に移行しました。また、 Guava のアップグレード、および多くのプラットフォーム コンポーネントの更新も行いました。これらの変更は API のいくつかの部分に影響を与えています。すべての重大な変更の最新バージョンについては、「Java 11 と Jira プラットフォームのアップグレード」を参照してください。
カスタム インデックス パスのサポートの終了
Jira はjira.path.index.use.default.directory
および jira.path.index
プロパティに依存しなくなり、既定のインデックス ルート パスを常に使用するようになります。
com.atlassian.jira.config.util.IndexPathManager#Mode
enum を削除しました。これはさまざまなインデックス パス モードを表していました。変更後はこのクラスを維持する必要がなくなり、indexPathManager
は常に DEFAULT
を使用します。
次のメソッドは com.atlassian.jira.config.util.IndexPathManager:
から削除されました。
String getDefaultIndexRootPath();
、String getIndexRootPath
() を使用してください。void setIndexRootPath(String indexPath);
void setUseDefaultDirectory();
boolean getUseDefaultDirectory();
Mode getMode()
、これは常にDEFAULT
モードであると見なすことができます。
次のメソッドは com.atlassian.jira.config.util.IndexPathService:
から削除されました。
void setIndexRootPath(JiraServiceContext serviceContext, String indexPath);
void setUseDefaultDirectory(JiraServiceContext serviceContext);
次のフィールドは com.atlassian.jira.config.properties.APKeys
から削除されました。
String JIRA_PATH_INDEX_USE_DEFAULT_DIRECTORY
String JIRA_PATH_INDEX
メール通知のバッチ処理
スクラム バックログのスティッキー スプリント ヘッダーへの変更
スクラム バックログでのスティッキー スプリント ヘッダーを既定で有効化するようにしました。この機能に関連するエラーを長期にわたって修正してきていますが、無効化する必要性は確認しておりません。ただし、これは必要に応じて無効化できます ( > [アプリケーション] > [Jira Software 構成])。スティッキー スプリント ヘッダーは、Internet Explorer 11 で Jira を実行している場合は利用できません。
スティッキー スプリント ヘッダーは、EAP 4 から EAP 6 では削除されていましたが、EAP 7 で戻されました。
このマイルストーンでの変更
Atlassian User Interface (AUI) のアップグレード
We've upgraded Atlassian User Interface (AUI) to 8.0. For details on what's changed, see Atlassian User Interface upgrade.
Lucene に対する最後の重大な変更
SearchQuery クラスに変更を加えました。以降は Lucene ライブラリへの変更予定はありません。詳細は、「Lucene のアップグレード」を参照してください。
EAP 5
リリース日:
アプリ | バージョン (ダウンロード) | バージョン (Maven) | ダウンロード |
---|---|---|---|
Jira Core/Software | 8.0.0-EAP05 | 8.0.0-m0014 | |
Jira Service Desk | なし | なし | - |
重要な注意事項
- いただいたフィードバックを受け、グローバル オブジェクトから AMD への移行に関する詳しい情報を用意しました。詳細は、「グローバル オブジェクトから AMD への移行」を参照してください。
- いただいたフィードバックを受け、グローバル オブジェクトから AMD への移行に関する詳しい情報を用意しました。詳細は、「グローバル オブジェクトから AMD への移行」を参照してください。
このマイルストーンでの変更
プラットフォームと Java 11 に関連するその他の変更
We've managed to (partly) upgrade the Jira platform components and Java frameworks and libraries. We've also moved to a new atlassian-util-concurrent library. More platform changes are still expected in EAP milestone 06. For details of what has been upgraded so far, see Java 11 and Jira platform upgrade .
EAP 4
リリース日:
アプリ | バージョン (ダウンロード) | バージョン (Maven) | ダウンロード |
---|---|---|---|
Jira Core/Software | 8.0.0-EAP04 | 8.0.0-m0012 | |
Jira Service Desk | 4.0.0-EAP04 | 4.0.0-m0017 | - |
重要な注意事項
- Jira Service Desk では、Java API での新しい例外タイプの使用に影響を及ぼしていた問題を修正しました。詳細については、Developer Community のスレッド をお読みください。
- Because of the Apache Tomcat upgrade, we've added new properties to the
server.xml
file. If you're installing this milestone from scratch, you're good to go, as you'll get the file with the new properties out of the box. However, if you're upgrading, make sure you don't copy the oldserver.xml
file to the new installation, but add these properties manually, as described in this kb article.
このマイルストーンでの変更
JS グローバル オブジェクトの廃止予定について
JS グローバル オブジェクトは非推奨となり、Jira 8.x のいずれかのリリースで廃止予定です。これらは AMD モジュールに置き換えられます。詳細については、「グローバル オブジェクトから AMD への移行」を参照してください。
Lucene に対するその他の変更
Jira コードと jira-lucene-dmz artifact に対していくつかの変更を加えました。「Lucene のアップグレード」を参照してください。
Apache Commons IO のアップグレード
Apache Commons IO を 2.6 にアップグレードしました。「Java 11 と Jira プラットフォームのアップグレード」を参照してください。
MySQL 5.7 で 4 バイト文字に対応
MySQL 5.7 用の新しい設定を追加し、4 バイト文字を使用できるようにしました。次のセクションを展開し、MySQL のセットアップ方法の詳細をご確認ください。
jQuery のアップグレード
JQuery のアップグレードが完了しました! 「jQuery のアップグレード」を参照してください。
新しいルック アンド フィール
スクラムおよびカンバンのボードおよびバックログに新しいルック アンド フィールを採用しています。「ルック アンド フィール」を参照してください。
EAP 3
リリース日:
アプリ | バージョン (ダウンロード) | バージョン (Maven) | ダウンロード |
---|---|---|---|
Jira Core/Software | 8.0.0-EAP03 | 8.0.0-m0007 | |
Jira Service Desk | 4.0.0-EAP03 | 4.0.0-m0010 | - |
重要な注意事項
- Development Integrations プラグインは EAP 3 では動作しません。
- Development Integrations プラグインは EAP 3 では動作しません。
このマイルストーンでの変更
- Java 11 で Jira を Windows サービスとして起動できるよう、Windows のバッチ スクリプトを改善しました。
- また、リリース予定の変更についてより詳細に確認できるよう、Jira 8.0 EAP ソース ファイルを公開することを決定しました。この EAP、および以前のバージョンのソース ファイルはこちらから入手できます。
EAP 2
リリース日:
アプリ | バージョン (ダウンロード) | バージョン (Maven) | ダウンロード |
---|---|---|---|
Jira Core/Software | 8.0.0-EAP02 | 8.0.0-m005 | |
Jira Service Desk | なし | なし | - |
重要な注意事項
- Development Integrations プラグインは EAP 2 では動作しません。
- Development Integrations プラグインは EAP 2 では動作しません。
このマイルストーンでの変更
Java 11 へのアップグレード
Jira 8.0 は Oracle JDK 8 および OpenJDK 11 で動作します。この EAP マイルストーンでは OpenJDK 11-ea で Jira 8.0 を実行できます。ただし、ビルドは現在も今後も Java 8 で行われます。したがって、近日中に公開されるリリースでは、Java 11 の諸機能はソース コードではサポートされません。 この EAP マイルストーンは、Oracle JDK 8 と OpenJDK 11-ea の両方でテストしました。実行済みの Java 11 のテスト範囲は現時点では限定されていますが、近日中に公開するマイルストーンではテスト範囲を拡大していく予定です。このマイルストーンでは、API と一部のコンポーネントを変更しました。詳細は、「Java 11 と Jira プラットフォームのアップグレード」を参照してください。今後の変更では、Guava ライブラリのアップグレード、commons-lang のアップグレード、およびプラットフォーム コンポーネントのアップグレードを予定しています。これらは今後のマイルストーンで行われる予定です。
Moment.js
Jira 8.0 では moment.js 2.6 を 2.22.2 に変更しました。アトラシアンのモーメントを使用している場合、「4 incompatible changes」の変更が影響するかどうかをご確認ください。
Lucene アップグレードに関するその他の変更
API に大幅な変更を加えました。すべての詳細については「Lucene のアップグレード」を参照してください。次の EAP マイルストーンでは、さらにいくつかの変更が予定されています。今後の更新をお待ちください。
ContainerProvider
SPI の廃止
この SPI は Jira 4.3 で非推奨になっており (こちらで発表済み)、完全に廃止されました。この廃止により、Jira チームは代替の (サポート対象である) 依存性の注入フレームワークに注力します。
ComponentManager の移動
パッケージ構造の改善のため、jira-core
アーティファクトの ComponentManager
クラスを com.atlassian.jira
パッケージから com.atlassian.jira.component.pico
パッケージに移動させました。このタイプを使用しているプラグインでは新しい場所からインポートを行う必要があります。ただし、以下に注意してください。
- プラグインでは
ComponentManager
の代わりにjira-api
モジュールのComponentAccessor
を使用することをおすすめします。 - プラグインは、
jira-core
Maven アーティファクト内の要素には一般に依存しません。これは非 API であるためであり、Jira チームによって予告なく変更される可能性があります。
- プラグインでは
EAP 1
リリース日:
アプリ | バージョン (ダウンロード) | バージョン (Maven) | ダウンロード |
---|---|---|---|
Jira Core/Software | 8.0.0-EAP01 | 8.0.0-m0001 | |
Jira Service Desk | 4.0.0-EAP01 | 4.0.0-m0009 | - |
重要な注意事項
- Development Integrations プラグインは EAP 1 では動作しません。
- 当社では引き続きパフォーマンスの問題に取り組んでいます。これは EAP 2 のスコープに含める予定です。
- Development Integrations プラグインは EAP 1 では動作しません。
このマイルストーンでの変更
Lucene のアップグレード
このマイルストーンでは、Lucene アップグレードに関する一部の変更を利用できます。すべての変更については、「Lucene アップグレード」を参照してください。アトラシアンでは、開発の進捗にともなってこのページを更新します。