JIRA Service Desk 3.9 長期サポート リリース変更ログ

Jira Service Desk 3.9.x アップグレード ノート

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Jira Service Desk 3.9 は長期サポート リリースであり、この変更履歴は以前のバージョンでの変更内容の概要を提供することを目的としています。 

長期サポート リリースについて
Jira Service Desk は、定期的にアップグレードすることをお勧めしています。組織のプロセスによって年 1 回しかアップグレードできない場合は、長期サポート リリースへのアップグレードをお勧めします。これによって、バージョンのサポートが終了するまで重大なセキュリティ、安定性、データ整合性、パフォーマンスの問題に継続的にアクセスできます。 

すべての変更はリリースされたバージョンに応じて分けられていますが、各バージョンに個別にアップグレードする必要があるわけではありません。3.3 から 3.9 に直接アップグレードできます。

サポート終了ポリシー

アトラシアンでは、フィーチャー バージョンについて、そのバージョンの最初の主要なイテレーションのリリースから 2 年間をサポート対象としています。バージョンがサービス終了に達すると、そのバージョンについてのサポートを受けることはできません。ここでは、Jira Service Desk 3.3 および Jira Service Desk 3.9 の EOL 日付を案内します。

3.32019 年 1 月 3 日

詳細

3.92019 年 11 月 14 日

主要な機能

各バージョンで利用できる新機能の概要です。  

3.3
  • 顧客を組織にグループ化
  • メール通知のカスタマイズ
  • エージェントがポータルお知らせを追加可能
  • リッチ テキスト編集
  • プロジェクト管理者がプロジェクト ワークフローを編集可能
  • Jira インスタンスの起動方法の変更
  • Data Center のシングル サインオン
リリース ノート
3.4
  • プロジェクト テンプレートの更新
リリース ノート
3.5
  • 顧客以外によるコメントを有効化
  • メール アドレスの一覧からの顧客の作成
リリース ノート
3.6
  • SLA の表示方法の改善
  • プロジェクト管理の拡張
  • Jira Service Desk Data Center のゼロ ダウンタイム アップグレード
  • 課題のエクスポートの改善
  • アプリ内通知
リリース ノート
3.7
  • 定形返信
リリース ノート
3.8
  • 既存のプロジェクトからの SLA のインポート
  • 課題のリンクのイベント
  • 新しい言語のシンタックス ハイライト
リリース ノート
3.9
  • 定型返信の改善
  • 自動承認
  • JMX を使用したライブ モニタリング
  • X-Frame-Options によるセキュリティの強化

  • サポート言語の追加

  • 優先度スキーム (3.9.4 以降のみ)
リリース ノート

致命的なバグの修正

各リリースには多数のバグ修正が含まれます。バージョン 3.2 以降で修正された、重要度が critical のバグは、次のとおりです。 

サポート対象プラットフォームの変更

新しいバージョンのリリースに伴い、プラットフォームのサポートの開始や終了を行っています。ここでは、3.3 以降の変更の概要について説明します。 

3.3変更なしサポート対象プラットフォーム
3.4変更なしサポート対象プラットフォーム
3.5

次の製品のサポートを終了

  • Microsoft SQL Server 2008
  • Postgres 9.0 および 9.1
  • MySQL 5.1
  • Internet Explorer 10
サポート対象プラットフォーム
3.6変更なしサポート対象プラットフォーム
3.7

次の製品のサポートを終了

  • Postgres 9.2
サポート対象プラットフォーム
3.8変更なしサポート対象プラットフォーム
3.9変更なしサポート対象プラットフォーム

テクニカル アップグレード ノート

次の表はアップグレード ノートの概要です。アップグレード前にアップグレード ノートを個別に確認する必要があります。 

3.3
  • Jira Service Desk 3.3 および MySQL 5.7.6 以上にアップグレードする場合、Jira ユーザーが REFERENCES 権限を持っていることを確認する必要があります。
  • SSL 経由で Jira アプリケーションを実行していて、HTTPS で Apache Tomcat を設定済みである場合は、正しいプロトコルを使用して server.xml の HTTPS コネクター設定を更新する必要があります。更新しない場合、Jira の起動に失敗します。
アップグレード ノート
3.4

既知の問題はありません。

アップグレード ノート
3.5

パフォーマンスの問題

  • バージョン 3.5.1 および 3.5.2 にはパフォーマンスの問題があり、ページを開いたり、一部の操作を終了したりするときにエラーが表示されることが確認されています。これは PostgreSQL を使用していて、ユーザーが 500,000 人以上いる場合に当てはまります。
アップグレード ノート
3.6

重要な注意事項

  • MySQL 5.7.6 以降を使用する予定の場合、データベース ユーザーに追加の権限 (REFERENCE) を付与する必要があります。
  • Jira を SSL で実行している場合、Apache Tomcat のアップグレードに伴って、server.xml を適切なプロトコルで更新する必要があります。
  • XML バックアップの自動処理を無効化しました。バックアップを作成するには、データベースのネイティブ ツールをご利用ください。
アップグレード ノート
3.7

重要な注意事項

  • ガベージ コレクションを有効化するための新しいオプションをスタートアップ ファイルに追加しました。これに伴う特別な操作は不要です。
アップグレード ノート
3.8

重要な注意事項

  • Microsoft SQL Server 用の新しい JDBC ドライバにより、新しい URL が必要です。元の URL を変更していない場合、Jira 設定ツールで修正できます。URL をカスタマイズ済みの場合、手動での変更が必要な場合があります。
アップグレード ノート
3.9

重要な注意事項

  • 優先度スキームへの変更 (プロジェクト固有の優先度機能) は、現在の構成には影響しません。

既知の問題

  • ジョブ ID の重複の修正により、インスタンスによっては特別な手順 (データベースでインデックスが作成されたかどうかを確認、Jira インスタンスの再起動) が必要になる場合があります。
アップグレード ノート

アップグレード手順

他のバージョンと同じように、Jira Service Desk 3.9 長期サポート リリースにアップグレードできます。すべての中間バージョンを飛ばして、直接 3.9 にアップグレードすることをおすすめします。次の方法のいずれかを使用します。


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最終更新日 2020 年 6 月 26 日

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