サーバーとクラウドのコストを比較する
クラウド製品への移行の前に、コスト面の影響を理解して測定しておくことが重要です。ここでは、クラウド、サーバー、および Data Center 製品の総所有コスト (一般的には TCO と呼ばれます) に影響を与えるいくつかの主な要素について、概要を説明します。
パーソナライズされた価格比較をご希望であれば、ログインして、サーバーまたは Data Center 製品からクラウドに移行した場合にかかるコストをご確認ください。
クラウド製品の価格体系
クラウド製品の総コストにはさまざまな要素が影響します。
選択したプラン: Jira および Confluence Cloud では、Free、Standard、Premium、Enterprise の複数のプランが提供されます。Atlassian のプランは、3 人程度の小規模なチームからグローバル企業までのあらゆる段階において最適な機能をお選びいただけるように設計されています。Jira および Confluence Cloud のプランと価格について、詳細をご確認ください。
お支払いスケジュール: 有料プランの場合、お支払いスケジュールを考慮に入れる必要があります。アトラシアンのクラウド製品は月間または年間サブスクリプションとして提供されるため、お客様はタイミングに応じてコストを調整できます。月間サブスクリプションの場合、ユーザー単位での価格を提供します。つまり、使用した分のみをお支払いいただきます。年間サブスクリプションは個別のユーザー階層に基づきます。年額でのお支払いを選択した場合、約 10 か月分の料金でご利用いただけます。詳細については、アトラシアン クラウドのライセンス ページをご参照ください。
使用するアプリ: クラウド製品で使用する予定のアプリと連携機能について検討する必要があります。
Atlassian Access を使用するかどうか: すべてのアトラシアン クラウド製品にわたってエンタープライズ グレードのセキュリティと一元化された管理機能を提供する Atlassian Access をサブスクライブするかどうかを決定する必要があります。
- アカデミックまたはコミュニティ割引の対象となるかどうか: 最後に、教育機関または非営利組織に該当する場合は、クラウド価格の割引対象となる可能性があります。
クラウド製品に移行すると、管理に要する時間だけでなく、設備、インフラストラクチャ、およびその他のホスティング費用の支出が減るため、総所有コストを削減できます。クラウド製品では、製品のホスト、更新、安全性の確保、メンテナンスは Atlassian が行います。サーバーの総所有コストの推定には、コスト削減シミュレーターをご利用ください。
オンプレミス価格
アトラシアンのサーバー製品は、年間でお支払いいただく永続プランとして提供されます。サーバー ライセンスにより、お客様はソフトウェアを使用し、12 か月のメンテナンスを受けることができます。12 月後、ライセンス料金の 50 % でメンテナンスを更新できます (「購入とライセンスの FAQ」をご参照ください)。
アトラシアンの大規模企業向けのオンプレミス製品である Data Center 製品はサーバー製品と同じ機能を提供しますが、大規模組織に対応した追加機能を持ちます。
サーバー ライセンスと異なり、データセンターは有効期限を持つ年間サブスクリプションとして提供されます。元の年間契約期間のあとにデータセンター製品を継続して使用するには、サブスクリプションを更新する必要があります。更新費用は、必要なユーザー層用に新しいサブスクリプションを購入する場合と同じです。価格情報の詳細については、「データセンターのライセンスと価格の FAQ」をご参照ください。
サーバーおよび Data Center 製品では、お客様がご自身のハードウェアや AWS などのホスティング サービスで、アトラシアン製品のインストール、ホスト、セットアップ、安全性の確保、および実行を行います。これらのコストを総所有コストの考慮に入れる必要があります。