匿名アクセスの設定の確認
セルフホスト型の Jira または Confluence は、匿名またはパブリック アクセスを許可するように構成できます。つまり、ログインしているかどうかにかかわらず、すべてのユーザーがサイトにアクセスすることを許可できます。これは、製品が組織のファイアウォールである程度保護されているようなときに、サーバーで意図的にセットアップされていることがあります。
クラウドに移行する前に、セキュリティ設定を確認し、必要に応じて更新することをおすすめします。
Jira の設定を確認する
未ログインのユーザーによる Jira Cloud のデータへのアクセスを禁止したい場合、移行前に Jira Server プロジェクトで使用されているすべての権限スキームを確認します。「プロジェクトへの匿名アクセスの許可」に記載されているように、すべてのプロジェクトでプロジェクトの閲覧権限に全てのユーザー グループが追加されていないことを確認する必要があります。
また、ユーザーの参照グローバル権限がクラウドでの使用を意図してセットアップされているかどうかを確認します。
最後に、データをエクスポートする前に、公開ダッシュボード、フィルター、またはアジャイル ボードでデータの漏えいが発生する可能性がないことを確認します。次のクエリを使用すると、ユーザーがこれらのアセットを確認する前に認証が求められます。
update sharepermissions set sharetype = 'loggedin' where sharetype ='global';
移行後はさらに、Jira Cloud プロジェクトへの匿名アクセスの有効化/無効化をいつでも設定できます。
Confluence の設定を確認する
Confluence Cloud サイトに未ログインのユーザーがアクセスすることを禁止したい場合は、移行前に、サーバー側で匿名アクセスが有効化されていないことを確認します。詳細については「パブリック アクセスのセットアップ」をご参照ください。
初期設定では、クラウド サイトでは匿名アクセスは有効化されていませんが、必要に応じてサイト全体または特定のスペースに対して設定できます。
詳細情報とサポート
移行をサポートする多数のチャンネルをご用意しています。
- 移行の詳細な計画情報や FAQ については、Atlassian Cloud 移行センターを参照してください。
- 技術的な問題が発生していたり、戦略やベスト プラクティスで支援が必要な場合、お問い合わせください。
- また、アトラシアン コミュニティもご利用ください。
- エキスパートによる支援が必要な場合、アトラシアン パートナーにご相談ください。