Enterprise 製品の請求を管理する
お客様のビジネスの段階に適した機能と操作を選択できるように、Jira 製品と Confluence 向けに複数のプランを提供しています。これらのプランの 1 つに、お客様の組織のために最高レベルのセキュリティ、コントロール、柔軟性を備えた Enterprise 製品があります。Enterprise プランの利用を開始する方法をご確認いただくには、お問い合わせフォームに入力してください。Atlassian のチームが折り返しご連絡いたします。
Enterprise プランを他のプランと比較
Enterprise プランは Jira Software、Jira Service Management、および Confluence で利用可能です。Standard プランおよび Premium プランと比較すると、Enterprise プランのお支払い方法は異なります。
Standard / Premium プラン | Enterprise プラン | |
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プランの詳細 | インスタンスごとに 1 つのプラン Jira Software、Jira Service Desk、Confluence の各インスタンスに対し 1 つのプラン | Enterprise 製品の全インスタンスごとに 1 つのプラン Jira Software Enterprise のすべてのインスタンスに 1 つのプラン、Jira Service Management Enterprise のすべてのインスタンスに 1 つのプラン、Confluence Enterprise のすべてのインスタンスに 1 つのプラン |
ユーザーへの支払い方法 | プランごとに ユーザーあたり 各プランに製品インスタンスが 1 つ含まれる | プランごとに ユーザーあたり 各プランに 1 つの製品の全インスタンスが含まれる |
請求 | 組織に Standard プランや Premium プランの製品が多数ある場合、同じユーザーに対して支払いが複数回発生する場合があります | 組織に 1 つの Enterprise 製品のインスタンスを無制限に追加でき、同じ製品の複数のインスタンスにアクセスする場合は、ユーザーに対して 1 回のみ支払いが生じます |
お支払いの頻度 | 月払いまたは年払い | 年間 |
Enterprise プランの請求の入手先
現在、admin.atlassian.com からは Enterprise の請求を確認できません。組織の請求ページ ([請求] > [Atlassian Access]) では、Atlassian Access の請求のみ確認できます
Enterprise 製品を購読すると、組織の技術担当者と請求担当者に Enterprise 請求の請求書が送られます。
Enterprise の請求を確認するには、いずれかの担当者に問い合わせてください。連絡先は、[請求] > [Atlassian Access] > [請求の詳細] から確認できます。請求のコピーが必要な場合は、アトラシアンにご連絡いただくこともできます。
Enterprise 製品利用時の請求について
多くの場合、請求が複数になります。請求の一部はサイト、その他の請求は組織に含まれます。
請求先 | 請求に含まれるもの | |
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Enterprise プラン | 組織 Enterprise 製品はサイトと関連付けられますが、その製品の請求は組織と関連付けられます。 | Enterprise の請求には、Jira Software Enterprise プラン、Jira Service Management Enterprise プラン、および Confluence Enterprise プランといった最大 3つのプランの支払いが含まれます。 |
Standard プランと Premium プラン | サイト | サイトの請求には、そのサイトと関連付けられている Standard および Premium 製品すべての支払いが含まれています。 |
Marketplace アプリ | サイト アプリを Enterprise 製品に追加すると、Enterprise への請求には追加されず、その製品に関連付けられたサイトに追加されて請求が行われます。 | サイトの請求には、Enterprise 製品へのアクセス権を持つユーザー数に応じたアプリの支払いが含まれます。 |
Atlassian Access | 組織 | Enterprise 製品にアクセスできるユーザーは、Atlassian Access の請求書には加算されません。他の製品にアクセスできる他のすべてのユーザーは、Access の請求書に加算されます。 |
Enterprise 製品を使用する組織の請求例
Acme Inc. という名前の組織が、3 つのサイトと Atlassian Access サブスクリプションを持っているとします。
この場合、組織に対して 2 件、サイトに対して 3 件、計 5 件の請求書があります。
Enterprise 請求書組織に対する 2 件の請求のうち 1 件は Enterprise 製品、もう 1 件は Atlassian Access に対する請求です。この Enterprise 請求を見ると、アクセスした Jira Software Enterprise のインスタンスの数にかかわらず、支払いは各ユーザーに対して 1 回であることが分かります。Confluence Enterprise でも同じです。 | |
Atlassian Access の請求この組織には、全体で 10,000 人の Enterprise ユーザーがいます。8,000 人の Jira Software Enterprise ユーザーが 10,000 人のユーザーの一部であり、Confluence Enterprise へのアクセス権を持っていると仮定します。この Atlassian Access の請求書を見ると、Enterprise ユーザーには料金が発生せずに、Enterprise 製品にアクセスしない 2,000 人のユーザーに対してのみ料金が発生していることがわかります。 | |
サイト請求書この組織には、Enterprise の製品のみを使用するサイトが 2 つあります。両方の請求に Enterprise 製品が記載されていますが、これらの製品に対する支払いは含まれていません。Enterprise 製品の 1 つ – acme.atlassian.com のサイト請求書に記載 – でアプリが使用されていますが、これはサイト請求書に含まれています。 この組織には、1 つの Enterprise 製品および 1 つの Premium 製品を使用するサイトがあります。Enterprise 製品とは異なり、Premium 製品はサイト請求に含まれます。 |
Enterprise プランにアップグレードまたは追加
Enterprise プランにアップグレードまたは追加するお勧めの方法を 3 つ用意しました。
既存の製品のプランを Enterprise プランに変更
お問い合わせフォームに入力してください、Atlassian チームが折り返しご連絡いたします。アップグレード後、更新された Enterprise 請求書と新しいサイト請求書が届きます。
ご利用の Enterprise プランに新製品を追加
Enterprise プランに 1 つ以上の製品がある際は、その製品の新しいインスタンスを同じプランに追加できます。admin.atlassian.com にアクセスして、新しいサイトに新しい製品を追加します。製品の上に、現在のプランに追加されることを示す「Enterprise」が表示されます。
アップグレード後、更新された Enterprise 請求書と、アプリをインストールした場合に限り新しいサイト請求書を受け取ります。
Enterprise 製品のユーザー階層を引き上げ
Atlassian は、ご使用中の Enterprise 製品へのアクセス権を持つユーザーの数を定期的に確認しています。ユーザー数がユーザー階層を上回った場合は、階層のアップグレート方法やユーザー数の削減方法に関するメールが届きます。
アップグレード後、新しい Enterprise 請求書 (新しいサイト請求書ではない) が届きます。Enterprise 製品にアクセスできるユーザーの数がわからない場合は、Atlassianにお問い合わせの上、レポートを入手してください。
Enterprise プランをダウングレード
Enterprise プランにダウングレードするお勧めの方法を 3 つ用意しました。
既存の Enterprise 製品を別のプランに変更
既存の Enterprise 製品を解約
Enterprise 製品からユーザー アクセスを削除する際に、ユーザー階層を下げる
現在のサブスクリプションはダウングレードできません。ダウングレードできるのは毎年の更新時のみです。Enterprise プランをダウングレードするには、お問い合わせフォームを入力してください。Atlassian チームが折り返しご連絡いたします。
Atlassian Access の請求に対するダウングレードの影響
Enterprise 製品にアクセスできなくなったユーザーは、Atlassian Access の請求書に加算されるようになる場合があります。これは、そのユーザーに他の製品へのアクセス権がある場合に発生します。
このようなユーザーにセキュリティ設定を適用する必要がない場合は、該当するユーザーを請求不可の認証ポリシーに追加して、Access の請求書に加算されないようにできます。認証ポリシーの詳細