EBS を使用するようにエラスティック インスタンスを設定する

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Amazon エラスティック ブロック ストア(EBS)では、EC2 インスタンスにアタッチできる「EBS ボリューム」を提供します。EBS ボリューム(およびこれらのボリュームから作成された「EBS スナップショット」)では、エラスティック インスタンス用の永続的なストレージが提供されます。

Bamboo ジョブの構築に必要な比較的静的なリソース(ソースコードのチェックアウトおよび Maven リポジトリ アーティファクトなど)がある場合は、これらを EBS ボリュームに追加することができます。このボリュームから、EBS スナップショットを作成することができます。これは、指定された時点での EBS ボリュームの「状態」を効果的に記録することができます。

EBS スナップショットをセットアップしたら、エラスティック イメージ設定に関連付けることができます。このエラスティック イメージを起動すると、次のように動作します。

  • そのエラスティック インスタンスが、EBS ボリューム (エラスティック イメージに関連付けられた EBS スナップショットから派生) と一緒に起動します。
  • this EBS volume will be attached to this elastic instance
    (info) any build resources (added to the EBS volume prior to creating its snapshot) will be available to this elastic instance.

Elastic Bamboo と一緒に EBS を使うべき理由
エラスティック インスタンスはステートレスなので、そのインスタンス上で実行されるエラスティック エージェントもステートレスです。したがって、エラスティック インスタンスが同じイメージから再起動される場合は常に次のことが該当します。

  • エラスティック エージェントが外部から取得しなければならないリソース (Maven のリポジトリ アーティファクトなど) はすべて、全体をそのままダウンロードする必要があります。
  • 新しいジョブが作成されたら、エラスティック エージェントによる全体のチェックアウトを行う必要があります。

EBS を使用すると、こうした外部リソースを EBS ボリュームとスナップショットに保存できるため、イメージからエラスティック インスタンスを起動するたびにダウンロードしたり、ソースコードをチェックアウトしたりする必要がなくなります。ジョブがそのようなリソースのダウンロードに大きく依存している場合や、毎回クリーン ビルドを実行していない場合、EBS を使用することでビルド時間が大幅に改善される可能性があります。

さらに、EBS はエラスティック エージェントをカスタマイズする簡単なメカニズムを提供しているので、(独自のエラスティック エージェント機能を使って) カスタム エラスティック イメージをゼロから作成する必要がなくなります。たとえば、ファイルとスクリプトを EBS ボリュームにアップロードして、エラスティック エージェントの PostgreSQL データベースなどのリソースをインストールできます。こうしたリソースは、エージェントのエラスティック インスタンスの起動時に利用可能になります。

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最初の EBS スナップショットを作成する

最初の EBS スナップショットを作成する方法は次のとおりです。

  1. Amazon Web Services (AWS) のアカウント識別子を Bamboo サーバーにダウンロードします。EBS と一緒に Elastic Bamboo を使用するには、AWS プライベート キー ファイルと証明書ファイルをお使いの Bamboo サーバーに保存する必要があります。まだ Bamboo サーバーに AWS プライベート キー ファイルまたは証明書ファイルをダウンロードしていない場合は、「AWS 非公開キーファイルと証明書ファイルを生成する」の手順をご確認ください。
  2. ダウンロードした AWS アカウント識別ファイルがある場所で、Bamboo の設定を更新します。これにより、起動された新しいエラスティック インスタンスすべてに識別ファイルがアップロードされるようになります。手順については、「Elastic Bamboo の設定」の「エラスティック インスタンスの設定」セクションをご覧ください。このページで説明されている [AWS アカウント識別子を新しいエラスティック インスタンスにアップロード] (EBS スナップショット ID が指定されている場合は必須) チェックボックス、"アカウント非公開キー ファイル" フィールド、"アカウント証明書ファイル" フィールドを更新する必要があります。
  3. Bamboo 経由で 1 つのエラスティック インスタンスを起動します。手順は「エラスティック インスタンスを起動する」をご確認ください。
  4. SSH 経由でエラスティック インスタンスにアクセスします。手順は「エラスティック インスタンスにアクセスする」をご確認ください。
  5. Log in as and administrator, such as root in Linux and, in Linux, make sure to load the root user's environment as below:

    sudo su - 

    In this case, the '-' or the '-l' or the '-login' parameters is required, otherwise some of the scripts may fail.

  6. Follow the steps below to create an EBS volume and attach it to the elastic instance (steps a & b), upload content to the EBS volume (step c & d), and generate the snapshot (step e & f):
    (info) All the scripts mentioned below are available in /opt/bamboo-elastic-agent/bin on Bamboo stock images. You can also download them from here (choose the latest version). 
    1. Run createInitialVolume.sh  <volume size> — This script creates a EBS volume (where <volume size> is the size of the volume), attaches the volume and mounts it on the elastic instance. For example, createInitialVolume.sh 100 will create a 100GB EBS volume and attach and mount it on the elastic instance.
    2. rewarmEbsSnapshot.sh を実行します。このスクリプトでは、EBS ボリュームに Elastic Bamboo の標準構造をセットアップします。この標準ボリューム構造のディレクトリとファイルに関する詳細は、下記の「重要な EBS ディレクトリとファイル」セクションに記載されています。
    3. (optional) Populate your EBS volume — Your EBS volume can now be populated with any files and scripts that you wish to make available to the elastic instances that use the EBS volume. For example, you may want to upload maven repository data, source code, scripts and files to install databases on your elastic agents, etc. You must upload your files to the /mnt/bamboo-ebs folder or its subfolders, if you want them to be included in the snapshot. We recommend that you read Populating your EBS volume for guidelines on how to populate your EBS volume effectively.
      (info) The EBS volume is attached to the elastic instance, so accessing your elastic instance via SSH will give you full access to the EBS volume (see Important EBS Directories and Files below).
    4. アップロードされたすべてのコンテンツの所有者が bamboo:bamboo であることを確認します。コマンド chown -R bamboo:bamboo <ファイル名> を実行すると、ファイルの所有者を設定できます。
    5. killall java コマンドを実行します。このコマンドでは、エージェント プロセスなど、インスタンス上のすべてのプロセスを強制終了するため、ボリュームをアンマウントしてスナップショットを作成できます。
    6. Run generateSnapshot.sh — This script unmounts and detaches the volume, before creating a snapshot based on the volume. The time taken to create the snapshot will vary depending on the amount of content that you have uploaded to the EBS volume. The Snapshot ID for the snapshot will be available in the logs for the elastic instance. See Accessing an Elastic Instance for instructions on how to access the logs for your elastic instance.
      (info) The device can not unmount if any terminals are currently in the mounted volume.
  7. エラスティック インスタンスをシャットダウンします。手順は「エラスティック インスタンスをシャットダウンする」をご確認ください。

EBS スナップショットを使用するようにエラスティック イメージを設定する

EBS スナップショットの設定が終了したら、最後のステップは、スナップショットの詳細をエラスティック イメージ設定に追加することです。これにより、そのイメージから起動されるすべてのインスタンスに EBS ボリュームがアタッチされます。さまざまなスナップショットを別々のエラスティック イメージ設定に関連付けることができます。

EBS スナップショットを使用するように Elastic Bamboo を設定する方法は次のとおりです。

  1. Determine the Snapshot ID of the EBS snapshot you have just created. The Snapshot ID should be recorded in the logs of the elastic instance you created it on. You can also view your EBS snapshots in the AWS Console by selecting the Snapshots menu item.
  2. From the Bamboo top navigation bar select cogwheel icon > Elastic Bamboo Image configurations.
  3. In the Operations column select Edit for the elastic image configuration that you would like to add your EBS snapshot to.


  4. Select Automatically attach an Amazon Elastic Block Store (EBS) volume to new elastic instances
  5. [EBS Snapshot ID (EBS スナップショット ID)] フィールドに EBS スナップショットのスナップショット ID を入力します。
  6. Select Use legacy EBS handling to resolve EBS issues for images older than two years.
  7. Select Save. A new EBS volume will be created from the specified snapshot and attached to any new elastic instances started from that image.

EBS スナップショットを更新する

現在 Elastic Bamboo で EBS を使用していて、スナップショットの更新が必要になった場合は、次の手順に従ってください。この手順は、新しい EBS スナップショットを作成する手順に似ています。

EBS スナップショットを更新するには、次の手順に従います。

  1. Bamboo 経由で 1 つのエラスティック インスタンスを起動します。手順は「エラスティック インスタンスを起動する」をご確認ください。
  2. (オプション) インスタンスのエラスティック エージェントでビルドを実行して、アタッチされた EBS ボリュームにデータを入力します。EBS ボリュームにデータを効果的に入力する方法に関するガイドラインについては、「EBS ボリュームにデータを入力する」を参照してください。
  3. Access your elastic instance via SSH (see Accessing an elastic instance for instructions) and do the following:
    (info) All the scripts described below are bundled with Bamboo.
    1. Log in as and administrator, such as root in Linux and, in Linux, make sure to load the root user's environment as below:

      sudo su - 

      In this case, the '-' or the '-l' or the '-login' parameters is required, otherwise some of the scripts may fail.


    2. (オプション) 追加のコンテンツがあれば、アタッチされた EBS ボリュームにセキュア コピー (SCP) でアップロードします。ファイルをスナップショットに含める場合は、/mnt/bamboo-ebs フォルダまたはそのサブフォルダにファイルをアップロードする必要があります。
    3. killall java を実行します。このコマンドでは、すべてのエージェント プロセスを強制終了し、マウントされたボリュームを使用していない状態にします。
    4. jps -vl を実行します。このコマンドでは、インスタンスで実行されているすべての Java プロセスのリストを表示します。実行中の Java プロセスは存在しないはずです。
    5. Run generateSnapshot.sh — This script unmounts and detaches the volume, before creating a snapshot based on the volume.
      (info) The device can not unmount if any terminals are currently in the mounted volume.
    6. エラスティック インスタンス ログで、作成したばかりのスナップショットのスナップショット ID を確認します。エラスティック インスタンスのログにアクセスする方法の手順については、「エラスティック インスタンスにアクセスする」を参照してください。
    7. 前述の「EBS スナップショットを使用するようにエラスティック イメージを設定する」の説明に従って、Elastic Bamboo 設定の新しいスナップショット ID を更新します。

重要な EBS ディレクトリとファイル

慣例により、Bamboo では EBS デバイスは /dev/sdh でアタッチされます。これは /mnt/bamboo-ebs にマウントされます。標準構造のコンテンツは次のとおりです。

  • bin/customiseInstance.sh - このスクリプトは、エラスティック インスタンスの起動時に実行されます。このスクリプトは rewarmEbsSnapshot.sh の実行時に上書きされるため、カスタマイズしないことをお勧めします。
  • bin/customise-extras.sh - このスクリプトは、(Bamboo ユーザーとして実行されるのではなく) エラスティック インスタンスの起動時にルートとして実行されます。このスクリプトは上書きされないため、カスタマイズしても安全です。このスクリプトをカスタマイズして、データベースの設定、インスタンス上にある任意の場所へのファイルの移動などのプロセスを自動化できます。
  • profile-extras.sh - このスクリプトは、(ルートとして実行されるのではなく) Bamboo ユーザーで実行されるプロファイルに追加されます。これは環境変数を設定するのに便利です。
  • bamboo-agent/bamboo-agent.cfg.xml - この設定ファイルでは、ビルド作業ディレクトリを EBS ボリューム上のビルド作業ディレクトリを指すように変更します。
  • bamboo-agent/build-dir - これはビルド作業ディレクトリです。
  • maven/build.properties - このプロパティ ファイルは、エラスティック インスタンスの起動時に /home/bamboo にコピーされます。Maven 1 の既定のリポジトリは /mnt/bamboo-ebs/maven/.maven を指します。
  • maven/.m2/settings.xml - この設定ファイルは、エラスティック インスタンスの起動時に /home/bamboo/.m2 にコピーされます。Maven 2 の既定のリポジトリは /mnt/bamboo-ebs/maven/.m2/repository を指します。
  • tmp-extras - このディレクトリのコンテンツは、エラスティック インスタンスの起動時に /tmp にコピーされます。


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  1. Start a single elastic instance via Bamboo. See Starting an elastic instance for instructions.
  2. Access your elastic instance via SSH (see Accessing an elastic instance for instructions).


  3. sudo su -


    1. In this case, the '-' or the '-l' or the '-login' parameters is required, otherwise some of the scripts may fail.
  4. Follow the steps below to create an EBS volume and attach it to the elastic instance (steps a & b), upload content to the EBS volume (step c & d), and generate the snapshot (step e & f):
    (info) All the scripts mentioned below are available in /opt/bamboo-elastic-agent/bin on Bamboo stock images. You can also download them from here (choose the latest version). 
    1. Run createInitialVolume.sh <volume size> — This script creates a EBS volume (where <volume size> is the size of the volume), attaches the volume and mounts it on the elastic instance. For example, createInitialVolume.sh 100 will create a 100GB EBS volume and attach and mount it on the elastic instance.
最終更新日: 2021 年 10 月 6 日

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