Jira Software 11.3.x リリース ノート
Jira Software 11.3 長期リリース (LTS) がリリースされました。
ハイライト
Jira Software 11.3 は長期サポートリリースです
Jira 11.3 のサポート終了 (2027 年 12 月 3 日) までの期間は、セキュリティ、安定性、データの整合性、パフォーマンスに関する重大な課題に対応するバグ修正リリースが提供されます。
アップグレードの準備が完了している場合、10.3 LTS 以降の変更点をまとめたリリース ノートを確認してください。
Jira 9.x または Jira 10.x からアップグレードする場合、必要なすべての手順については「Jira アプリケーションのアップグレード」を参照してください。
さらに読む
See the full list of issues resolved.
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。Jira Service Management 11.3 リリース ノート
サポート終了ポリシー
アトラシアンでは、フィーチャー バージョンについて、そのバージョンの最初の主要なイテレーションのリリースから 2 年間をサポート対象としています。バージョンがサポート終了 (EOL) に達すると、サポートは提供されなくなります。Jira Software 11.3、10.3、および 9.12 のサポート終了日は以下のとおりです。
- Jira Software 11.3: 2027 年 12 月 3 日
- Jira Software 10.3: 2026 年 12 月 5 日
- Jira Software 9.12: 2025 年 11 月 29 日
詳細は、アトラシアン サポートのサポート終了ポリシーを参照してください
前回の長期サポート リリース以降の変更点
Jira 11.3 は長期サポート (LTS) リリースです。前回の LTS バージョンである Jira 10.3 以降に導入されたすべての機能のほか、このバージョンにおける既知の問題の修正が含まれます。
特定の種類の改善について詳しく知りたい場合は、次のセクションのいずれかをご覧ください。
このリリースで導入された変更
ハイブリッド統合用クラウド コネクタ
For: ADMINS
We’re introducing cloud connectors to help you connect Data Center and cloud through the Atlassian Admin Hub. Now, you can set up and manage Rovo and Portfolio Insights connectors in one place, with OAuth 2.0 securing every authentication and authorization flow.
Details on configuring cloud connectors 
Your existing Portfolio Insights and Rovo connectors will keep working with OAuth 1.0. Portfolio insights security key will expire in 180 days after it was set up. You can switch Portfolio insights to cloud connectors with OAuth 2.0. To do so, follow these steps to upgrade Portfolio Insights to cloud connector.
既存の Rovo コネクタをクラウド コネクタに切り替えることは、インデックス再作成がトリガーされ、問題が発生する可能性があるため、現時点では推奨していません。
Jira Service Management のナレッジ ベースとして Confluence を使用するなどの製品内統合も、引き続き正常に機能します。Cloud Companion アプリやアプリケーション トンネルなどの古い接続方法を使用している場合は、引き続き機能しますが、アップグレード時にクラウド コネクタに切り替えることをお勧めします。
Data Center とクラウドを統合する利用可能な方法について詳しく読む
New MailboxCleanupService job
For: ADMINS
We introduced a new message handler to keep mail servers clear of unprocessed messages skipped by mail fetchers. The new MailboxCleanupService message service clears mail servers of messages unfit to be processed by mail fetchers, keeping the number of messages to process in check.
When active, MailBoxCleanupService runs every 24 hours and either marks messages as read or, if it’s running on a POP server, deletes them. This job is inactive by default. To enable it, to the secure/SiteDarkFeatures!default.jspa page, add com.atlassian.jira.mail.mailboxcleanup.enabled.
メモ:
MailboxCleanupServiceuses the same cluster locks as the mail fetcher services. If a mail fetcher service has already obtained the lock, the job skips processing the mailbox related to that service. A retry job is scheduled to run after a minute.- To ensure that the retry job can process skipped messages smoothly, a flag interrupts mail fetcher services processing messages, so that they release the lock. This gives the new job the opportunity to obtain the lock and process the messages.
Date Picker default datetime format
We changed the default datetime format for the Date Picker component in Jira from dd/MM/yy to dd/MM/yyyy. This change does not affect custom formats defined for Date Picker on existing instances.
Important updates introduced in Jira 11.2
Jira Data Center に OpenSearch を導入
対象: エンド ユーザー 管理者
OpenSearch is now fully supported for production use. You can configure Jira to use OpenSearch as your search platform, either on premises or as a managed service like AWS OpenSearch Service. We recommend switching to OpenSearch because it offers performance, scalability, and reliability improvements over Lucene.
OpenSearch in Jira isn’t just about searching — it supports everything you do, from loading boards and viewing backlogs to generating reports and working with issues. Because so many core actions rely on search, OpenSearch’s speed, consistency, and reliability have a direct impact on your team’s productivity and experience. By using OpenSearch instead of Lucene, you’ll be able to speed up you Jira, reduce the number of required Jira nodes, and use cheaper hardware.
To understand the differences between OpenSearch and the default Lucene search platform, review the OpenSearch for Jira Data Center guide.
また、次のような過去の OpenSearch ドキュメントもご参照ください。
- Jira 向け OpenSearch を設定する
- Jira 向けの OpenSearch ハードウェアの推奨事項
- Jira 11 の検索 API の非推奨機能およびアップグレード ガイド
- Jira 11 で FieldIndexer を移行する
- Lucene Collectors を Jira 11 の検索 API に移行する
主要な機能
Jira Software 11.3 へのアップグレードすると利用できる新しい機能を以下にまとめます。
変更の要約はリリースされたバージョンに従って分けられていますが、各バージョンに個別にアップグレードする必要があるわけではありません。9.12 または 10.3 から 11.3 に直接アップグレードできます。
リリース | 要約 | リリース ノート |
|---|---|---|
11.3 |
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11.2 |
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11.1 |
| |
11.0 |
| |
10.7 |
| |
10.6 |
| |
10.5 |
| |
10.4 |
| |
10.3 |
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致命的なバグの修正
各リリースには多数のバグ修正が含まれます。これは、バージョン 10.3 以降の、深刻度が非常に高い課題に対する修正のリストです。
リリース | 要約 |
|---|---|
11.3 | |
11.2 | |
11.1 | |
11.0 | |
10.7 | |
10.6 | |
10.5 | |
10.4 | |
10.3 |
パフォーマンス レポート
アトラシアンでは広範囲にわたるパフォーマンス テストを実行し、長期サポート リリース同士を比較しています。これは新機能による Jira への影響や、パフォーマンスのリグレッションが発生していないことを確認するためです。LTS リリースは通常、数バージョン離れているため、マイナーなフィーチャー リリースとの比較よりもパフォーマンスの改善を明確に確認できます。
サポート対象プラットフォームの変更
サポート終了
次のサポートを削除しました。
- JDK 17
- PostgreSQL 12
- PostgreSQL 13
- PostgreSQL 14
- PostgreSQL 15
- MSSQL Server 2017
- MySQL 8.0
- Oracle 18c
サポート廃止
次のサポートを廃止しました。
- PostgreSQL 16
- MSSQL Server 2019
- Oracle 19c
サポートを確認済み
次の製品のサポートを確認しました。
- JDK 21
- MySQL 8.4
- Oracle 23ai
- PostgreSQL 17
このバージョンの Jira は Java 21 でのみ実行されます。
For the list of supported platforms, see Supported platforms.
過去のお知らせについては「サポート終了のお知らせ」をご確認ください。
既知の問題
このセクションには、テストで発見されたすべての問題に関する情報を含みます。引き続き監視をしており、何か分かり次第こちらでお知らせします。
アプリ開発者向けの情報
アプリに関するすべての重要な変更については、「Jira 11.3 への準備」を参照してください。
アップグレード手順
Jira バージョン 10.x.x からアップグレードする場合
- 利用可能なすべてのアップグレード方法およびアップグレード前の手順を含む完全なアップグレード手順について、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご参照ください。
- ご自身の環境に合わせたアップグレードをご検討の場合、[Jira 管理] > [アプリケーション] > [アップグレードを計画] をご確認ください。アップグレード先のバージョンの提案やアップグレード前のチェックの実行が行われ、詳細な手順を含むカスタムのアップグレード ガイドが提供されます。
解決済みの課題