リポジトリを Bitbucket Cloud に移行する方法には、次のようないくつかの選択肢があります。

• アトラシアンのリポジトリ インポーターを使用して個々のリポジトリをインポートします。インポートを使用した移行を行うには、Bitbucket Server ドメインに外部からアクセス可能である必要があります。外部からアクセスできない場合、Bitbucket Cloud はインポートのために Bitbucket Server にアクセスすることができません。

• Bitbucket Cloud で新しいリポジトリを作成し、ローカル リポジトリから Bitbucket Cloud の新しいリポジトリにプッシュすることもできます。

• 多数のリポジトリがある場合、Bitbucket Cloud の API を使用して、リポジトリの作成およびプッシュを一括で行うことができます。

現在、Bitbucket Server から Bitbucket Cloud へのリポジトリ データ (ソース コード) の移行のみがサポートされています。ユーザー アカウント、権限構造、リポジトリのメタデータ (プル リクエスト履歴やコメントなど) を移行するためのサポートされている方法はありません。

移行対象のデータの範囲が限られることもあり、Bitbucket Server の任意のバージョンから移行を行うことができます。

いいえ、Atlassian のオンプレミス型製品のクラウド移行にコストはかかりません。

Bitbucket Cloud では、ユーザー側でのホスティング、保守、アップグレードは不要です。Cloud、Server、Data Center の違いの詳細については、「Bitbucket の機能のページ」を参照してください。Bitbucket Cloud の機能と Server 製品の違いの詳細については、「Bitbucket Cloud 製品での機能の違い」を参照してください。

Jira または Confluence Cloud への移行の詳細については、Jira Server からクラウドへの移行リソースまたは Confluence Server からクラウドへの移行リソースを確認してください。

非常にまれなことですが、保守のためにサイト全体が停止する場合があります。この場合、status.bitbucket.org でお知らせするほか、Bitbucket へのログイン時に上部に表示されるバナーで状況をご案内します。

現在、アップタイムの公式 SLA はありません。ただし、ダウンタイムはアトラシアンだけでなくすべての業務への損失であるため、アトラシアンでは 100% のアップタイムを目指し、アップタイムと信頼性の透明性と追跡性を実現しています。

アトラシアンでは信頼性とセキュリティを非常に重視しています。Bitbucket Cloud ドキュメントの「アトラシアンでのバックアップ方法」をご参照ください。

Bitbucket Server とは異なり、Bitbucket Cloud はユーザー単位の月間サブスクリプションとして提供され、Free、Standard、Premium の 3 つの異なる料金プランがあります。チームに最適なプランの決定や月額コストの見積りについては「Bitbucket のライセンス」をご参照ください。

Bitbucket Cloud で Atlassian Marketplace のアプリを使用することを計画している場合、それらも考慮に入れてコストを検討します。

既存の Bitbucket Server ライセンスと保守は Bitbucket Cloud に移行されません。2 つのライセンスは独立しており、それぞれに支払いが発生します。

いいえ、既存の Bitbucket Server ライセンスを Bitbucket Cloud ライセンスに切り換えることはできません。Bitbucket Cloud に移行するには、Bitbucket Cloud にサインアップしてから、サーバー ライセンスまたは保守の更新を停止する必要があります。

「Bitbucket の移行計画ガイド」で移行の計画および実施方法について順を追って説明していますので、ご覧ください。

Bitbucket Server から Cloud への移行では、次のデータがインポートされます。

• リポジトリ データ (ご利用のソース コード)

次のデータはインポートされません。

• リポジトリのメタデータ (プル リクエストやコメントを含む)

• ユーザー アカウントと権限構造

Bitbucket Server から Bitbucket Cloud への移行の際には、アプリは移行されません。

移行後に、互換性のあるアプリを再インストールするか、アプリ ベンダーと協力して関連データを移行する必要があります。

ユーザーは、リポジトリを移行する前または後に Bitbucket Cloud に追加する必要があります。リポジトリをインポートする際に、ユーザーは含まれません。

CI/CD ソリューションのクラウドへの移行に興味のある人にとって、Bitbucket Pipelines は Bitbucket Cloud に組み込まれており、同様のメリットを多く提供します。

Jenkins、Bamboop、TeamCity、またはその他のサードパーティの CI/CD ツールを使用するかどうかにかかわらず、Bitbucket Cloud は主要な CI/CD プロバイダーと連携するため、チームは統合された Webhook 機能を使用して、ゼロから始めることなく、好きな方法で作業することができます。Bitbucket クラウドは、タイムリーで効率的なビルドをトリガーできます。他の CI/CD ツールを Bitbucket Cloud と統合する方法の詳細をご覧ください。

Atlassian では移行のプロフェッショナル サービスは提供していませんが、Bitbucket Cloud Support チームがお客様の移行計画の作成をいつでもお手伝いいたします。

大規模な移行で支援が必要な場合、アトラシアン製品の豊富な移行経験を持つ、世界中に広がるパートナー ネットワークを利用できます。お客様の移行を支援できるパートナーをお探しの場合は、お問い合せください。

Bitbucket Cloud サポート チームが、移行に関する技術的な質問や課題について支援します。