トラブルシューティングとサポート ツールのログ アナライザーおよび定期スキャンを理解する
ログ アナライザーを使用して選択したログを検索し、アトラシアンのバグ レポートやナレッジベース (KB) 記事に記載されたメッセージに一致するかどうかを確認できます。
ログ スキャナーは正規表現を使用して、ログのエラーをアトラシアンの KB およびバグの情報と比較します。つまり、リンクされたバグや、自身のケースには当てはまらない記事が表示される可能性があります。一致していないと思われる場合には、サポート チームに問い合わせて調査を依頼してください。
ログ アナライザーの実行
ログ アナライザーを実行し、Confluence サイト(https://confluence.atlassian.com) から最新の正規表現をダウンロードするには、インターネット接続が必要です。インターネット接続がないと、この機能は使用できません。
ログ アナライザーを実行するには、次の手順を実行します。
- アトラシアン製品内で、 トラブルシューティングとサポート ツール を 開きます 。トラブルシューティングとサポート ツールにアクセスする方法を確認する
- [ログ アナライザー] タブに移動し、[スキャン] を選択します。
- ログ アナライザーにより、標準のアプリケーション ログ ファイルのスキャンが開始されます。
特定のログをスキャンしたい場合、カスタム ログ ファイルへのパスを指定できます。これは、障害後レビューのためにログ ファイルを抽出済みである場合などに便利です。
カスタム ロケーションを指定した場合、アプリケーションにファイルへの読み取りアクセスがあることを確認します。アプリケーションがアクセスできるようにファイルを移動または調整する必要がある場合があります。
ログ スキャナーの出力結果の例です。項目が時系列で表示され、アプリケーションが再起動されたタイミングが示されます。
製品で古いバージョンの「アトラシアン トラブルシューティングとサポート ツール」を使用している場合、タブやフィールドの名前が若干異なる可能性がありますが、プロセスは同様です。
ログ アナライザーをスケジュールして定期的に実行
ログ アナライザーを定期的に実行するようにスケジュールできます。たとえば、日次または週次で行うように設定して、結果を特定のメール アドレスに送信できます。
これを行うには、[定期スキャン] を選択して、開始時間、頻度、およびスキャン結果の送信先となる受信者を指定します。
トラブルシューティング
インターネットに接続していない場合、「トラブルシューティングとサポート ツール」アプリは正規表現のパターン ファイルをダウンロードできません。この場合、アプリはエラーを返すか、 0% scaning で動かなくなる可能性があります。
メタデータの取得には、次の一覧の URL が使用されます。サーバーでこれらを解決可能かどうかをテストできます (cURL を使用する、Internet Explorer で開くなど)。
- Jira Core: jira_regex_v2.xml
- JIRA Software: greenhopper_regex_v2.xml
- Jira Service Desk: servicedesk_regex_v2.xml
- Confluence: confluence_regex_v2.xml
- Confluence Questions: confluence_regex_v2.xml
- Bamboo: bamboo_regex_v2.xml
- Bitbucket Server: stash_regex_v2.xml
- Crowd: crowd_regex_v2.xml
- FishEye: fisheye_regex_v2.xml
- Crucible: crucible_regex_v2.xml
修正方法
- インターネットへのアクセスにアウトバウンド プロキシが必要な場合、それが「アトラシアン アプリケーションにアウトバウンド HTTP/HTTPS プロキシを構成する方法」にしたがって構成されているかどうかを確認します。
- ファイアウォールの例外が、これらの URL への外向き通信を許可するように適切に設定されていることを確認します。
- アプリケーションをホストしているアプリケーションにインターネットへの直接アクセスを提供します。