Confluence のスペースをインポートする
Confluence Server バージョン 6.13 以前からインポートする場合、スペース インポートは動作しません。
問題を回避するため、サーバーからクラウドへのすべてのインポートで Confluence Cloud Migration Assistant を使用することをおすすめします。Migration Assistant は、Confluence Server バージョン 5.10 以降で使用できます。
このドキュメントでは、Confluence のサイト全体ではなくスペースをインポートするための手順についてご案内しています。Confluence Cloud のスペースを既存のクラウド サイトに移行したい場合、以降の手順をご利用ください。
Confluence Server の 1 つのスペースをクラウドに移行する場合、「Confluence Cloud Migration Assistant」をご参照ください。
このページでは、"元の Confluence サイト" もしくは "元のサイト" という単語を、Confluence Cloud インスタンスの情報のコピー元を意味するものとして使用します。
始める前に
Confluence サイトで Jira も利用している場合
Jira プロジェクトにスペースをリンクする
スペースをインポートする際に、インポート画面の [Cloud プロジェクトへのリンク] ドロップダウンからプロジェクトを選択すると、Jira プロジェクトに Confluence スペースをリンクできます。
Jiraプロジェクトを同時にインポートまたは移行したい場合
Confluence スペースにリンクされている Jira プロジェクトを同時にインポートもしくは移行したい場合、Confluence スペースをインポートする前に Jira インポートを完了する必要があります。これにより、Confluence が新しいロケーションから Jira データを取得し、Jira マクロを更新できます。
スペース キーの変更
Confluence でスペース キーを変更することはできません。別のスペース キーを持つことが必須な場合、別のキーを使用して新しいスペースを作成し、ページをそのスペースへ移動させてから、新しいスペースをインポートします。
スペースのインポートでは、既存のスペースの上書きは行いません。したがって、移行先の Confluence インスタンスが、インポートしようとしているスペースと同じスペース キーを持っている場合、Confluence はそのスペースをインポートできません。
ステップ 1. 元の Confluence Cloud サイトからスペースの内容をエクスポートする
コピーしたいスペースをエクスポートします。
- 元のサイトに行き、スペースを選択します。
- ナビゲーションでスペース名をクリックし、 [スペース設定] をクリックして、
- [コンテンツ ツール] > [エクスポート] を選択します。
このオプションは "スペースのエクスポート" 権限を持っている場合に表示されます。
- [XML] を選択し、[次へ] をクリックします。
詳細な手順については、「Word、PDF、HTML、XML にコンテンツをエクスポートする」をご覧ください。
スペースの XML エクスポートのダウンロードに Mac を使用している場合、OS X は、バックアップを解凍し、ダウンロード フォルダには解凍したフォルダを配置し、zip 形式のバックアップをゴミ箱に保存することにご注意ください。この場合、Confluence にインポートをする zip ファイルをゴミ箱から取り出す必要があります。
圧縮されていないフォルダをアップロードしようとした場合や、Mac でフォルダを再圧縮しようとした場合、インポートに失敗し、Confluence で exportDescriptor.properties
ファイルを見つけられない旨のエラーが表示されます。
ステップ 2. 宛先サイトにスペース コンテンツをインポートする
- Confluence Cloud サイトにログインします。
- Confluence ナビゲーションで を選択します。 (設定)
- 左側のナビゲーション バーの [管理] の下にある [スペースのインポート] を選択します。
- [参照] ボタンを利用してファイルを指定します。
Jira Cloud を使用している場合、このスペースにリンクしたい Jira プロジェクトを指定できます。 - [インポート] を選択します。
複数のスペースをインポートする場合、最初のインポートが完了した後、[別のスペースをインポート] をクリックし、すべてのスペースのインポートが完了するまで操作を繰り返し行うことができます。
すべてのスペースをインポートしたら、[次のステップ] をクリックします。これによってJira マクロの修復が行われ、インスタンス上の Jira マクロの検索と修正が行われます。
スペース インポートについての注意
- ユーザー: 上記の手順ではユーザー アカウントはインポートされません。「G Suite との統合」を参照してください。
- グループとパーミッション – 上記の手順では、元の Confluence サイト内で特定のスペース権限が付与されているグループがある場合、それらはインポートされません。つまり、これらのグループに制限されているページがある場合、移行先のサイトでそのグループを再作成しない限り、それらのページを参照することはできません。
- ドキュメント テーマを持つスペースのインポート- ドキュメント テーマを利用していたスペースをエクスポートした場合は、テーマで行った可能性のあるすべての wiki マークアップのカスタマイズを記録しておくことをおすすめします。これらはスペースのインポート時にデフォルト テーマに自動的に適用されません。