次世代プロジェクトとクラシック プロジェクトとの間の移行

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

このページの内容は、次のような場合に役立ちます。

  • チームでクラシック プロジェクトを使用しているが、次世代プロジェクトに移行したい
  • チームで次世代プロジェクトを試していたが、現在の作業方法には合わないため、課題をクラシック プロジェクトに移動したい

既存の課題の移行先のプロジェクトを作成する

現在のソフトウェア プロジェクトの課題の移行先となる、新しいスクラムまたはカンバン プロジェクトが必要です。

既存のクラシック プロジェクトの課題の移行先になる新しい次世代プロジェクトの作成

新しい次世代プロジェクトを作成する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲーション バーで [プロジェクト] を選択します。
  2. [プロジェクトの作成] > [次世代プロジェクトをお試しください] をクリックします。
  3. スクラムまたはカンバン テンプレートを選択していることを確認します。[テンプレートの変更] を選択すると、利用可能なすべての次世代テンプレートを表示できます。
  4. 新しいプロジェクトの名前を入力し、[作成] をクリックします。

既存の次世代プロジェクトの課題の移行先になる新しいクラシック プロジェクトの作成

次世代プロジェクトからクラシック プロジェクトに移行する場合は、Jira 管理者が新しいクラシック プロジェクトを作成する必要があります。Jira 管理者までご連絡ください。クラシック プロジェクトの作成の詳細をご覧ください

新しいクラシック プロジェクトを作成する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲーション バーで [プロジェクト] を選択します。
  2. [プロジェクトの作成] > [クラシック プロジェクト] を選択します。
  3. スクラムまたはカンバン テンプレートを選択していることを確認します。[テンプレートの変更] を選択すると、利用可能なすべてのクラシック テンプレートを表示できます。
  4. 新しいプロジェクトの名前を入力し、[作成] をクリックします。

既存の課題を見つけて新しいプロジェクトに移動する

古いプロジェクトの課題の移動先となる空のプロジェクトが用意できたため、すべての既存の課題を新しいプロジェクトに移動できます。

この手順を完了するには、Jira 管理者による一括変更グローバル権限の付与が必要です。グローバル権限の詳細をご覧ください

既存の課題を検索する

まず、移動する課題を検索する必要があります。

  1. ナビゲーション バーで検索フィールドを選択し、[すべての課題を表示] を選択します。
  2. [プロジェクト] フィルターをクリックして、移行元のプロジェクトを選択します。
    (詳細検索モードの場合、[基本] を選択する必要があります)
  3. 右上のその他 (•••) > [全件の課題を一括変更] を選択します。一括操作ウィザードが表示されます。
tip/resting Created with Sketch.

キーボードで / を押してから enter を押し、高度な検索に素早く移動します。

既存の課題を新しいプロジェクトに移動する

次に、 一括操作ウィザードを実行して、課題を新しいプロジェクトに移動します。

  1. 移行する課題を選択して [次へ] をクリックします。
  2. [課題の移動] を選択して、[次へ] をクリックします。
  3. [プロジェクトおよび課題タイプの選択] 画面で、元のプロジェクトの課題の移行先を選択する必要があります。宛先プロジェクトと課題タイプを選択して、[次へ] をクリックします。ここで指定した課題タイプが、元のプロジェクトの各課題が新しいプロジェクトでもつ課題タイプになります。
  4. [宛先プロジェクトのステータスをマッピング] 画面で、元のプロジェクトの各ステータスについて、宛先のステータスを選択します。ここで指定したステータスが、次世代プロジェクトの各課題が新しいプロジェクトでもつステータスになります。
  5. 最後の画面で、[確認] をクリックします。

クラシックから次世代プロジェクトへの移行での考慮事項

次世代プロジェクトとクラシック プロジェクトは技術的に大きく異なります。クラシック ソフトウェア プロジェクトから次世代ソフトウェア プロジェクトに移行する際の考慮事項を次に示します。

  • アクティブ スプリント: クラシック プロジェクト内の進行中のスプリントは、次世代プロジェクトに移行されません。クラシック プロジェクトのアクティブ スプリント内にあった課題は、次世代プロジェクトのバックログに格納されます。

  • コンポーネント: [コンポーネント] は Jira の各プロジェクトに固有のフィールドです。[コンポーネント] フィールド情報を入力済みの課題を移行すると、この入力データは失われます。(warning) このデータは復元不能であり、移行前のクラシック プロジェクトに課題を一括移動した場合でも復元できません。
  • カスタム フィールド: 新しい次世代プロジェクトで作り直す必要があります。次世代プロジェクトのフィールドはグローバル カスタム フィールドからは独立しています。課題を次世代プロジェクトに移動すると、課題のグローバル カスタム フィールドの大半の値は Jira に保持されます ([コンポーネント] フィールドと [バージョン] フィールドを除)。ただし、これらの値は次世代プロジェクトのフィールドにマッピングされません。グローバル カスタム フィールドのデータは課題に対応する形で保存されますが、クラシック プロジェクトのフィールドは移行先である次世代プロジェクトのフィールドとは技術的に異なるため、空白で表示されます。このデータが失われることはありません ([コンポーネント] フィールドと [バージョン] フィールドを除きます)。カスタム フィールドをサポートするクラシック プロジェクトに課題を戻した場合、その課題に対応して保存された元の値が再び表示されます。
  • エピック リンク: クラシック プロジェクトのエピックと他の課題 (ストーリー、バグ、タスクなど) との間のリンクは、次世代プロジェクトには存在しません。課題自体は引き続き存在しますが、それらの間のリンクは削除されます。

  • ストーリー ポイントの見積り: このデータは失われます。ただし、次世代プロジェクトの見積機能を有効にすることで、ストーリー ポイントの見積りを新しく行うことができます。

  • レポート: プロジェクトのベロシティ レポート用のデータは保存されません。ベロシティ レポートには、過去のスプリントでポイントが完了していないことが示されます。
  • レポート履歴: この移行プロセスでは、すべてのレポート履歴が失われます。バーンアップ レポートとベロシティ レポートは移行されません。
  • プロジェクト キーと課題キー: プロジェクト キーは一意であり、Jira で再利用することはできません。課題を別のプロジェクトに移行すると、それらは新しいキーを取得します。新しいプロジェクトには一意の異なるキーが必要です。上記のプロセスを使用して課題を移行すると、Jira はすべての古い課題キーへのすべてのリンクを自動的にリダイレクトします。
  • バージョンとリリース: この移行プロセスではすべてのバージョン情報が失われます。新しい次世代プロジェクトで [リリースとバージョン] 機能を有効にしている場合でも同様です。(warning) このデータは復元不能であり、移行前のクラシック プロジェクトに課題を一括移動した場合でも復元できません。

次世代からクラシックへの移行における注意点

次世代プロジェクトとクラシック プロジェクトは技術的に大きく異なります。次世代ソフトウェア プロジェクトからクラシック ソフトウェア プロジェクトに移行する際の考慮事項を次に示します。

  • ボード ステータス: 次世代ボードをカスタマイズした場合、クラシック プロジェクトのワークフローで同じステータスをセットアップする必要があります。ステータスとワークフローを作成および変更できるのは、Jira 管理者のみです。詳細
  • 課題タイプ: 次世代プロジェクトに独自の課題タイプを追加した場合、新しいクラシック プロジェクトに関連付けられている課題タイプ スキームを使用した再作成を Jira 管理者に依頼する必要があります。詳細
  • カスタム フィールド: 次世代の課題タイプに表示されるフィールドをカスタマイズした場合、新しいクラシック プロジェクトの画面スキームとフィールド構成スキームでのフィールドの再作成を Jira 管理者に依頼する必要があります。詳細
  • プロジェクト アクセス: クラシック プロジェクトへのアクセスは、権限スキームによって制御されます。Jira 管理者のみがクラシック プロジェクトの権限スキームを更新できます。詳細
  • エピック新しいプロジェクトでエピックをエピックの課題タイプにマッピングすると、Jira はエピックを移動します。ただし、エピックとその子課題との関係は失われます。子課題自体は引き続き存在しますが、それらの間のリンクは削除されます。
  • レポート: レポート データは保存されません。課題は保持されますが、プロジェクトのベロシティおよびバーンアップ レポート用のデータは変換されず、失われます。
  • ストーリー ポイントの見積もり: このデータは失われます。これは、Jira がクラシック プロジェクト (ストーリー ポイント) で見積りを保存するために使用するカスタム フィールドが、次世代プロジェクト (ストーリー ポイント見積) で使用されるカスタム フィールドと異なるためです。 
  • プロジェクト キーと課題キー: プロジェクト キーは一意であり、Jira で再利用することはできません。課題を別のプロジェクトに移行すると、それらは新しいキーを取得します。新しいプロジェクトには一意の異なるキーが必要です。上記のプロセスを使用して課題を移行すると、Jira はすべての古い課題キーへのすべてのリンクを自動的にリダイレクトします。
最終更新日 2021 年 6 月 18 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.