Upgrading Jira Data Center from 7.x to 8.13
tar.gz / zip アーカイブを使用して Jira Data Center を手動でアップグレードします。
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はじめる前に
ステップ 1: クラスタの停止
クラスタのすべてのノードで Jira を停止します。アップグレードがすべてのノードで完了するまでは、ロード バランサで Jira からトラフィックをリダイレクトするように設定しておくことをおすすめします。
最初のノードで Jira をアップグレードする
各ノードを個別にアップグレードするのを避けるため、1 つのみをアップグレードしてから、それをテンプレートにします。次に、このテンプレートを残りのノードにコピーします。ここでは任意のノードを選択できます。
Step 1. Download Jira
Download one of the Jira applications from our website. Choose the Windows or Linux binary.
Jira Software と Jira Service Desk の両方をアップグレードする場合、Jira Software のみをアップグレードします。Service Desk については個別のインストーラは使用せず、後ほど Jira で直接アップグレードします。
ステップ 2. ファイルの展開
ダウンロードしたファイルを展開し、アップグレードを開始します。
- ディレクトリ (新しいインストールディレクトリ。既存のインストール ディレクトリとは異なる必要があります) にファイルを展開 (解凍) します。
Jira が 既存の Jira ホーム ディレクトリを指すようにします。
We recommend that you do it by setting the JIRA_HOME
environment variable. For more info on how to do this, see Setting Jira home directory.
ステップ 3. データベース ドライバのインストール
If you're using an Oracle or MySQL database, download a new JDBC driver. For other databases, you can omit this step. For more info on supported drivers, see Supported platforms.
ドライバが最新の場合、以前のバージョンからコピーすることもできます。
- 次のドライバのいずれかをダウンロードします。
- Oracle: JDBC ドライバ 19.3 (ojdbc8)
- MySQL: MySQL Connector/J 5.1 ドライバ。
<installation-directory>/lib
に配置します。
ステップ 4: 任意のカスタム変更を再適用して pool-max-size を増やす
Jira を使用する際、Jira ファイルにカスタム変更を行う場合があります。このような変更には、接続の詳細、メモリ割り当てに関する設定や、他の JVM 引数などが含まれます。通常、次のファイルがカスタム変更を含みます。
server.xml
Jira 7.6 からアップグレードする場合
You need to add some extra config properties to your new server.xml file. See this article for more info. Make sure you do not copy the entire old file to the new one in your upgraded Jira.
dbconfig.xml
setenv.sh
jira-config.properties
- for more, see Important files in Jira.
If you've made changes to the following files:
- <jira-home-directory>/atlassian-jira/ directory
- <jira-home-directory>/conf/server.xml
- <jira-home-directory>/bin/setenv.sh
then we'll automatically copy the changes over during upgrade. However, if the changes have been made to other files, you need to re-apply your custom changes to your respective new Jira files by copying them from your backups.
「*」が含まれる catalina.sh で JAVA_OPTS を拡張すると Linux の起動が停止するバグにより、バージョン 8.5.48 以降、Tomcat で二重引用符が使用されています。このため、setenv.sh または setenv.bat でパラメーターをアップグレードして設定する際は、以下を確認してください。
- catalina.sh の二重引用符を削除しない
- setenv.sh または setenv.bat に新しい行を使用しないで、すべてのパラメーターを 1 行に設定する
それ以外の場合、Jira の開始時に問題が発生する可能性があります。
pool-max-size
If you're upgrading from Jira 7.x to Jira 8.x we recommend changing the pool-max-size parameter to 40 in your dbconfig.xml before the upgrade. Leaving the default of 20 can sometimes lead to “ResultSet Closed” errors during re-indexing on 8.x. For information on implementing the change, see Tuning database connections.
ステップ 5. 自動再インデックスの無効化
Jira 8.0 でのインデックスの変更により、古い Jira バージョンのインデックスはアップグレード後には互換性がなくなります。新しいインデックスを作成するため、Jira は起動後に自動再インデックスをトリガーします。再インデックスが 2 回行われる (起動後とアプリのアップグレード後) のを避けるため、自動再インデックスを無効化し、準備が整ったら後で 2 つ目の再インデックスを実行することができます。
次のファイルを編集または作成します。
<jira-home-directory>/jira-config.properties
次の行を追加してファイルを保存します。
upgrade.reindex.allowed=false
最初のノードでのアップグレード後の手順
最初のノード (先ほどアップグレードしたもの) でのみ、次のアップグレード後の手順を完了します。残りのノードでは後ほど、共有ディレクトリからアップグレード後のアプリとインデックスをダウンロードします。
Step 1. Start Jira
新しい Jira バージョンを起動してデータベースに接続します。
<installation-directory>/bin
に移動し、次のファイルのいずれかを実行します。- Windows:
start-jira.bat
- Linux:
start-jira.sh
- Windows:
- ブラウザで Jira を開きます。
- 画面の指示に従い、セットアップを完了します。
アップグレード後のランディング ページ
アップグレードが完了したら、アップグレード後のランディング ページが表示されます。以下のように、新しいバージョンについての便利な情報も記載されています。
- Need to know: 管理者としての作業に影響を与える可能性がある、新機能の一覧。
- User apps: アップグレード後のアプリのステータス。
- Application links: アプリケーション リンクのステータス。
- Release notes: アップグレード先のバージョンに関する詳細な情報を確認できるリリース ノートへのリンク。
ステップ 2. (オプション) Jira Service Desk の更新
Jira Service Desk を使用している場合、個別のインストーラをダウンロードせずに UI で直接更新できます。
- > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] に移動します。
- Jira Service Desk を更新します。これによって、Service Desk は自動的に互換性のあるバージョンに更新されます。
ステップ 3. 互換性を持つアプリ (アドオン) のアップグレード / インストール
アプリの対応作業を開始しましょう。アプリを無効化することにした場合や、テスト環境で互換性のあるアプリを正常にアップグレードした場合、それを本番環境にも適用します。
- > [アプリの管理] > [アプリの管理] に移動します。
- アプリをサポート対象バージョンにアップグレードします。
- アプリがアップグレードされたら、アプリを有効化します。
これらのステータスおよびアプリ全般に関する詳細情報が必要な場合、「アップグレードの準備」を参照してください。
すべてのアプリを削除した場合、このタイミングでアプリの互換バージョンをインストールできます。
ステップ 4. インデックスの再構築
Reindex Jira to recreate your index. This step might take some time, depending on how many issues and apps you have.
Go to > Indexing, and run Full re-index.
ステップ 5. アップグレード済みの Jira をテンプレートとしてコピー
このステップでは、これまでに実行したすべての変更を含む新しいインストール ディレクトリをコピーします。これによりテンプレートが作成され、後で他のノードにコピーすることができます。
Copy the new installation directory to some other location. This will be your template.
残りのノードをアップグレードする
Jira テンプレートの準備が整い、共有ディレクトリでアップグレード済みのアドオンとインデックス データが利用できるようになりました。このステップでは、テンプレートを別のノードにコピーし、1 つずつ起動します。
- テンプレートのインストール ディレクトリを新しいノードにコピーします。
- このノードでローカル ホーム ディレクトリへのパスが異なる場合、
setenv.bat
/setenv.sh
ファイルでそれを更新します。 - このノードで Jira を起動します。
- 繰り返し: 次のノードでこれらのステップを繰り返します。
クラスタへの参加
> [システム] > [システム情報] に移動し、[クラスタ ノード] セクションにスクロールして、アップグレード後のノードがクラスタに参加しているかどうかを確認できます。