Jira サーバーで jira-config.properties ファイルを編集する
目的
この記事では、「高度な Jira アプリケーション構成」にあるように <Jira ホーム> ディレクトリにある jira-config.properties
ファイルを変更する方法を説明します。
AWS クイックスタート経由でデプロイを行った場合は jira-config.properties
ファイルを Jira Data Center のカスタマイズに使うこともできます。手順については「AWS クイックスタート デプロイのカスタマイズに jira-config.properties ファイルを利用する」をご確認ください。
AWS クイックスタート経由で Jira Data Center をデプロイする方法の詳細については「AWS で Jira Data Center の利用を開始する」をご確認ください。
ソリューション
新しい Jira アプリケーション インストールではこのファイルが存在せず、作成が必要になることがあります。
- 残りの高度な構成オプション用のカスタム値 (Jira アプリケーションのデータベースに保管されない値) は、
jira-config.properties
と 呼ばれるファイル (Jira アプリケーションのホーム ディレクトリに存在) にキーと値のペアとして保管されます。 jira-config.properties
ファイルを変更するには次の手順を実行します。- Jira アプリケーションをシャットダウンします (たとえば Jira アプリケーションのインストール ディレクトリで
/bin/stop-jira.sh
または\bin\stop-jira.bat
ファイルを利用するか、Jira アプリケーション サービスを停止する)。 jira-config.properties
ファイル (Jira アプリケーションのホーム ディレクトリのルートに存在) をテキスト エディタで開きます。新しいインストールや、以前の Jira アプリケーション バージョンのカスタマイズを行ったことがないアップグレード済みのインストールの場合、このファイルが存在しないことがあります。このファイルが存在しない場合、テキスト エディタを使用してファイルを作成します。
このファイルで適切なプロパティを編集します。
- 再定義したいプロパティのデフォルト値を決定するには、
jpm.xml
ファイルで対象のプロパティを検索します。これは Jira インストール ディレクトリの atlassian-jira/WEB-INF/classes サブディレクトリに存在します。デフォルト値は、関連プロパティの<key/>
要素の兄弟要素である<default-value/>
で定義されています。 jpm.xml
のプロパティの既定値を上書きするには、次の手順を実行します (jira-config.properties
ファイルで定義しておらず、[詳細設定] ページ で利用可能にしていない場合のみ)- 関連するプロパティの
<key/>
要素の値をjpm.xml
ファイルからjira-config.properties
ファイルにコピーします。 jira-config.properties
ファイルで、関連するプロパティ キーに続けて「=
」と入力し、カスタム値を続けます。
- 関連するプロパティの
jira-config.properties
ファイルのカスタム プロパティの値を無効にするには、先頭に「#」を入力してプロパティをコメント アウトするか、ファイルからプロパティを削除します。
- 再定義したいプロパティのデフォルト値を決定するには、
jira-config.properties
ファイルへの変更を保存します。- Jira アプリケーションを再起動します。
新しい Jira インストールでは、このファイルが存在しないことがあります。存在しない場合は、手動で作成してください。
- Jira アプリケーションをシャットダウンします (たとえば Jira アプリケーションのインストール ディレクトリで
jira.projectkey.warning = testwarning
jira.projectkey.description = testdescription