AWS 上での Jira Data Center のアップグレード

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The AWS Quick Start template as a method of deployment is nearing its end-of-support date on February 29, 2024. You can still use the template after this date but we won't maintain or update it. Learn more about the AWS deployment template

We recommend deploying your Data Center products on a Kubernetes cluster using our Helm charts for a more efficient and robust infrastructure and operational setup. Learn more about deploying on Kubernetes

AWS now recommends switching launch configurations, which our AWS Quick Start template uses, to launch templates. We won’t do this switch, since we’re ending our support for the AWS Quick Start template. You’ll still be able to create launch configurations until December 31, 2023.

まず、アトラシアンの長期サポート リリースをまだ使用していない場合、そちらへのアップグレードもご検討ください。長期サポート リリースでは 2 年間のサポート期間を通じて、重要なバグおよびセキュリティの課題に対する修正が適用されます。これにより、セキュリティや安定性を損ねることなく、アップグレードの頻度を減らすことができます。長期サポート リリースは、フィーチャー リリースのリリース頻度でのアップグレードが難しい企業に最適です。

デプロイメントのアップグレードについて、次の点をご確認ください。

  1. Jira Data Center の最新バージョンにアップグレードする前に、アプリにそのバージョンとの互換性があるかを確認します。必要に応じてアプリを更新します。アプリの管理の詳細については、「Universal Plugin Manager の使用」を参照してください。
  2. アップグレード中もユーザーに Jira Data Center を提供する必要がある場合、ゼロ ダウンタイムで Jira Data Center をアップグレードすることをご検討ください。この方法ではノードを 1 つずつアップグレードしながら異なる Jira バージョンで動作させるため、アップグレード中もユーザーが Jira を利用できます。
  3. 本番サイトをアップグレードする前に、ステージング環境でアップグレードを実施することを強くおすすめします。「Jira のテスト環境を作成する」には、これを行うための便利なヒントが記載されています。

アップグレード方法の選択

AWS クイック スタートを使用してデプロイした場合、次のいずれかの方法を使用して Jira バージョンをアップグレードできます。

オプション 1: 標準アップグレード

AWS での Jira Data Center の標準アップグレードは、次の 3 つの手順で行います。

ステップ 1: 実行中のすべての Jira Data Center アプリケーション ノードの終了

Jira Data Center スタックで使用されるアプリケーション ノードの数を 0 に設定します。その後、スタックを更新します。これにより、Jira Data Center が (次のステップを完了するまで) 利用できなくなります。 

クリックして詳しい手順を確認


  1. AWS コンソールで、[Services] > [CloudFormation] に移動します。デプロイメントのスタックを選択してスタックの詳細を表示します。

  2. スタックの詳細画面で、[Update Stack] をクリックします。

  3. [Select Template] 画面で、[Use current template] を選択してから、[Next] をクリックします。

  4. 実行中のすべてのノードを終了する必要があります。これを実行するには、次のパラメーターを 0 に設定します。

    1. Maximum number of cluster nodes

    2. Minimum number of cluster nodes

  5. [Next] をクリックします。以降のページをクリックして進み、[Update] ボタンを使用して変更を適用します。

  6. 更新が完了したら、すべての アプリケーション ノードが終了していることを確認します。



ステップ 2: Jira Data Center スタックで使用されるバージョンの更新

Jira Data Center で使用されるアプリケーション ノードの数を 1 に設定します。必要なバージョンを使用するように構成します。その後、スタックを再度更新します。

クリックして詳しい手順を確認

  1. デプロイメントの [Stack Details] 画面で、[Update Stack] をもう一度クリックします。

  2. [Select Template] 画面で、[Use current template] を選択してから、[Next] をクリックします。

  3. Version パラメーターを、更新先のバージョンに設定します。

  4. 1 つのノードで使用するようにスタックを構成します。これを実行するには、次のパラメーターを 1 に設定します。

    1. Maximum number of cluster nodes

    2. Minimum number of cluster nodes

  5. [Next] をクリックします。以降のページをクリックして進み、[Update] ボタンを使用して変更を適用します。

ステップ 3: アプリケーション ノードの数の拡張

これで、デプロイメントをスケール アップしてアプリケーション ノードの数を元に戻せます。詳しい手順については、「スケール アップおよびスケール ダウン」を参照してください。

While it's possible to start all the new nodes at the same time, as a best practice we recommend starting only one node at a time when scaling back to the original number of nodes. This will ensure that all the nodes in the cluster are healthy and provide a healthy snapshot when requested by new nodes.

Since Jira 9.1, the synchronous node start-up is enforced by your application. The start-up will ensure that the local index is healthy before proceeding. Jira won’t start without a healthy index.

The start-up will be performed under a cluster lock, guaranteeing that only one node at a time executes it.

The index start-up includes the following stages:

  1. Re-indexing missing data if a local issue index is less than 10% behind the database

  2. Loading a recent index snapshot from the shared-home directory if it’s available.

  3. Otherwise, triggering a full re-index.

For more information, see Index management on Jira start-up.

オプション 2: ゼロ ダウンタイム アップグレード

AWS での jira Data Center のゼロ ダウンタイム アップグレードは、次の 4 つの手順で行います。

ステップ 1: Jira をアップグレード モードにする

Jira をアップグレード モードにして、ノードを 1 つずつアップグレードする間にノードで異なるバージョンを実行できるようにします。

  1. Jira で、> [アプリケーション] > [Jira アップグレード] に移動します。
  2. [Jira をアップグレード モードにする] をクリックします。これは、ノードがすべて同じバージョンの場合のみ使用可能です。

ステップ 2: スタック内の現在のすべてのアプリケーション ノードを見つける

AWS で、スタック内で実行中のすべてのアプリケーション ノードの Instance ID を記録します。これらはすべて、Jira の古いバージョンを実行しているアプリケーション ノードです。後の手順でこれらの ID が必要となります。

クリックして詳しい手順を確認

  1. AWS コンソールで、[Services] > [CloudFormation] に移動します。デプロイメントのスタックを選択してスタックの詳細を表示します。

  2. [Resources] ドロップダウンを展開します。[ClusterNodeGroup] を探し、その Physical ID をクリックします。Jira アプリケーション ノードの Auto Scaling Group の詳細を示すページが開きます。
  3. Auto Scaling Group の詳細で、[Instances] タブをクリックします。ここに表示されているすべての Instance ID を記録します。これらを以降のステップで終了します。

ステップ 3: Jira Data Center スタックで使用されるバージョンの更新

Jira Data Center で使用されるアプリケーション ノードの数を 1 つ増やします。必要なバージョンを使用するように構成します。その後、スタックを更新します。

クリックして詳しい手順を確認
  1. デプロイメントの [Stack Details] 画面で、[Update Stack] をクリックします。

  2. [Select Template] 画面で、[Use current template] を選択してから、[Next] をクリックします。

  3. Version パラメーターを、更新先のバージョンに設定します。

  4. スタックで使用される Jira アプリケーション ノードの数を 1 つ増やします。これを行うには、次のパラメーターを増やします。

    1. Maximum number of cluster nodes

    2. Minimum number of cluster nodes

  5. [Next] をクリックします。以降のページをクリックして進み、[Update] ボタンを使用して変更を適用します。

ステップ 4: 古いバージョンを実行中のすべてのノードを終了する

ステップ 2 では、古いバージョンの Jira で動作しているすべてのノードを確認しました。それらを 1 つずつ終了する必要があります。 

クリックして詳しい手順を確認

ノードまたはインスタンスを終了する手順:

  1. AWS コンソールで、[Services] > [EC2] に進みます。[Running Instances] をクリックします。

  2. 手順 2 で確認したインスタンス ID に一致するインスタンスのいずれかを確認します。
  3. [Actions] ドロップダウンから、[Instance State] > [Terminate] を選択します。
  4. クリック スルーして、インスタンスを終了します。

ノードを終了するたびに、AWS は自動的にそれを交換します。新しい交換ノードは、新しいアップグレード済みの Jira バージョンを実行します。ノードを終了したら、他のノードを終了する前に、交換ノードが完全に起動し、クラスターに入るのを待ちます。これによって、クラスターはユーザー負荷の処理に十分なノードを確保しやすくなります。

ステップ 5. アップグレードを完了する

この手順は、必要な任意のアップグレード タスクをインスタンスで実行し、Jira のアップグレード モードを終了します。必要なタスクが完了したら、Jira のアップグレードは完了です。

  1. Jira で、> [アプリケーション] > [Jira アップグレード] に移動します。

  2. アップグレードを完了するをクリックします。これは、ノードがすべて同じバージョン (新しいバージョン) の場合のみ使用可能です。

これで、Jira インスタンスを新しいバージョンにアップグレードできました。 > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] から、現在のバージョンを確認することができます。

最終更新日 2023 年 4 月 19 日

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