Bitbucket Data Center および Server 8.5 リリース ノート
2022 年 10 月 11 日
Bitbucket Data Center および Server 8.5 をリリースしました。
主なハイライト
ユーザー権限を簡単に管理できるよう、権限ページのデザインを更新
DATA CENTER SERVER
ユーザー権限の管理やコンプライアンス要件の実現を簡単に行えるよう、プロジェクトおよびリポジトリの権限ページのデザインを更新しました。
Bitbucket のユーザーには、グローバル、プロジェクト、リポジトリの複数レベルで権限を付与できます。管理者が特定のユーザーやグループの有効な権限を確認するのは難しい場合があります。これは、より高いレベルで広範な権限が付与されていないかどうかを調べるために必要なことです。すでに上位レベルから権限が継承されているかどうかを確認することで、プロジェクトまたはリポジトリレベルで同じ権限を付与するのを回避するのに役立ちます。
プロジェクトとリポジトリの権限ページのデザインを更新し、すべてのユーザー権限 (明示および継承) を表示して、多数のユーザーやグループを含むリポジトリであってもユーザーや権限を素早く見つけられるよう、フィルターを追加しました。ユーザーやグループの権限を一括で管理し、ユーザー グループを選択してメンバーを素早く確認できます。
新しくデザインされたプロジェクト権限ページ
監査用のユーザー権限のレポートの作成を支援できるよう、ユーザー権限のグローバル一覧をエクスポートできる機能を追加しました。ユーザー権限のエクスポート方法の詳細を確認
ユーザー権限のエクスポート
シークレット スキャンを細かく調整するための追加の構成オプション
DATA CENTER
8.3 で、コード ベースにおける秘密情報の意図せぬ開示の検知に役立つ、グローバル レベルのシークレット スキャンを導入しました。今回、シークレット スキャン機能をアップグレードします。さらに細かいルールを、プロジェクトとリポジトリに構成できるようになります。管理者はそれぞれのレベルでスキャン ルールを構成できるようになるため、スキャン要件を細かく調整できます管理者はグローバルおよびプロジェクト レベルでリポジトリを除外することもできます。
プロジェクトおよびリポジトリ レベルに許可リストを追加し、特定のパターン一致を適用して偽陽性を防ぎ、コード ベースにおける秘密情報の開示の発見をさらに制御できます。シークレット スキャンの詳細を確認
シークレット スキャンのプロジェクト設定
8.5 にアップグレードする前に
DATA CENTER SERVER
H2 データベース移行の要件
改善された処理速度を実現するため、H2 データベースをマルチスレッドがサポートされるバージョン 1.4.200 にアップグレードしました。H2 のバージョン 1.4.200 では PageStore 形式がサポートされません。8.0 未満のバージョンからのアップグレードを行っていて、Bitbucket ミラーまたはサーバーに H2 データベースを利用している場合、ディスク上のデータベース ファイルを MvStore 形式に移行する必要があります。H2 データベースを MvStore 形式に移行する方法の詳細をご確認ください。
サポート対象プラットフォームの更新
Bitbucket 8.5 で次の製品の実行がサポートされるようになりました。
- MariaDB 10.9
アップグレードの準備
以前のバージョンからのアップグレードをご検討の場合、アップグレード ガイドとアップグレード マトリクスをご参照ください。また、アクティブなソフトウェア メンテナンス ライセンスが更新済みであることをご確認ください。
バージョン 7.0 以降の新しいプル リクエスト エクスペリエンスの一環として、1 ページで確認できる新機能の一覧である「コード レビュー ワークフローの強化」ページをご用意しました。
変更履歴
Bitbucket Server 8.5.4 で解決済みの課題
Released 12 April 2023
Bitbucket Server 8.5.3 で解決済みの課題
2023 年 2 月 14 日にリリース
Bitbucket Server 8.5.2 で解決済みの課題
2023 年 1 月 25 日にリリース
Bitbucket Server 8.5.1 で解決済みの課題
2022 年 10 月 26 日にリリース
Bitbucket Server 8.5.0 で解決済みの課題
2022 年 10 月 11 日にリリース