Bitbucket Data Center 8.15 リリース ノート

2023 年 10 月 24 日

8.15.x から、Bitbucket の新しいリリースは Data Center のお客様のみご利用いただけますこの影響についてはこちらをご覧ください。


最新バージョンを入手

Bitbucket Data Center 8.15 を紹介します。今回が初めてとなる Data Center のみのリリースでは、プル リクエストの自動マージや、SSH キーや X.509 証明書を使ってコミットに署名する機能など、作業を最適化し生産性を高めるための待望の機能がリリースされます。

主なハイライト

サーバー ライセンスのサポート終了

Bitbucket 8.15.0 は、Data Center のみの最初のリリースで、Server ライセンスはサポートしていません。Server ライセンスをお持ちの場合のオプションの詳細を確認する

Atlassian Server のサポート終了に伴い、Bitbucket 8.15 にアップグレードする前に、有効な Data Center ライセンスを持っていることを確認する必要があります。

Bitbucket ライセンスを更新する方法

  1. [管理] > [ライセンス] を開きます。

  2. [ライセンスの更新] に、Data Center ライセンス キーを入力します。

  3. [保存] を選択します。

Bitbucket Server 8.14.x release will continue to support Server licenses until February 15, 2024. Learn more about your options or check the Bitbucket downgrade guide.

プル リクエストの自動マージ

プル リクエストがマージ可能かどうかを確認するために作業から離れることがどれくらいありますか。プル リクエストの自動マージがあれば、この面倒な監視に貴重な時間を取られることはなくなります。

自動マージでは、プル リクエストをマージする準備ができたときに、ユーザーに代わって Bitbucket にマージさせるかどうかを選択できます。自動マージが可能な場合は、[マージ] ボタンに時計アイコンが表示されます 。

プル リクエストの自動マージ

すべてのマージ チェックに合格すると、自動マージのプル リクエストを送信したユーザーに代わって Bitbucket がこのプル リクエストを自動的にマージします

Bitbucket プル リクエスト自動マージ

プル リクエストの自動マージの詳細を確認する

SSH キーを使用してコミットおよびタグに署名

開発者は、Bitbucket Data Center へのアクセスだけでなく、コミットやタグへの署名にも自身の SSH キーを使用できるようになりました。たとえば、Bitbucket からのクローンにすでに使用している SSH キーでコミットに署名できます。新しいキーを生成する必要はありません。

SSH キーでコードに署名する方法を確認する

X.509 (S/MIME) 証明書を使ってコミットおよびタグに署名する

X. 509 証明書は、Bitbucket でコミットおよびタグに署名するためのもう 1 つの新しい安全な方法です。開発者は、自分のコードが組織のセキュリティおよびコンプライアンス ポリシーに確実に従うようにできます。管理者は、誰が公開鍵基盤 (PKI) を介してコード変更をプッシュするかを制御でき、開発者が自己署名鍵を使用してコードに署名するような状況を防ぐことができます。

X. 509 証明書で署名された検証済みコミットに関する情報は次のように表示されます。

X. 509 証明書で署名された検証済みコミット

Bitbucket の X.509 証明書について詳しく確認する

Loom、YouTube、Vimeo の動画をプル リクエストに埋め込む

百聞は一見に如かずで、多くの場合、複雑なアイデアを伝えるにはテキストよりも動画が好まれます。プル リクエストにおける共同作業を改善するために、Loom、YouTube、Vimeo などのプラットフォームから動画を埋め込む機能を導入しました。ユーザーは動画リンクをプル リクエストの説明またはコメントに貼り付けるだけで、埋め込みの動画プレーヤーに自動変換されます。

プル リクエストの Loom 動画

信頼済みビルド ステータスの強制

Bitbucket には、特にアトラシアンが管理する Jenkins プラグインが使用されている場合に、 Jenkins との信頼済みビルド ステータス統合のサポートが最初から含まれています。REST API を通じて、Bitbucket はこれらの継続的インテグレーション システムからのビルド ステータスを受け入れます。

デフォルトでは、適切な権限を持つユーザーであれば誰でもビルドステータスを投稿できます。Bitbucket は、継続的インテグレーション システムまたは他の信頼できるソースから送信された、検証済みのビルド ステータスのみを受け入れるように設定できます。信頼されていないビルド ステータスは拒否されます。

Bitbucket を設定するには、bitbucket.properties ファイルに次の設定を追加します。

build.status.reject-untrusted=true

Bitbucket 8.15.4 security enhancement: App upload through UPM and REST API disabled by default

In Bitbucket Data Center 8.18.0, two ways of app installation through UPM (the Universal Plugin Manager) became disabled by default:

  • with the Upload app button on the Manage apps page
  • with the REST API

We've also backported this change to Bitbucket 8.15.4. So in Bitbucket 8.15.4 and all the next bugfix releases of Bitbucket 8.15.x, you can install new apps only by selecting the Install button on the Find new apps page. This limitation prevents unwanted uploads of potentially malicious files to your Bitbucket instance. 

If you need to enable app installation with the Upload app button on the Manage apps page or with the REST API, set the following property in the bitbucket.properties file:

upm.plugin.upload.enabled=true

If app installation from files and through the REST API is an integral part of your workflow, we strongly recommend setting the relevant property to enable it prior to the upgrade.

If you decide to enable the feature after the upgrade, make sure to restart your instance for the changes to take effect.

If you run a Bitbucket cluster, a rolling restart is enough to pick up the configuration properties you set to enable the features.

8.15 にアップグレードする前に

H2 データベース移行の要件

H2 データベース ドライバは、現在の最新バージョン 2.2.220 にアップグレードされました。アップグレードにより、データのセキュリティが強化されました。

Bitbucket 8.8 以降または Mesh 1.5 以降へのアップグレードの場合、次のいずれかに該当する場合は、手動でデータを移行する必要があります。

  • ミラーを利用している場合

  • Bitbucket Server を H2 データベースで利用している場合

  • Bitbucket Mesh をセットアップ済みの場合

H2 データベースの移行方法を確認する

サポート対象プラットフォームの更新

Bitbucket 8.15 では、サポート対象プラットフォームに以下のアップデートがあります。

(tick) Postgres 16 のサポートが追加されました

(warning) Elasticsearch は非推奨ですが、このプラットフォームのサポートは Bitbucket 9.0 で終了予定です

Starting from Bitbucket Data Center 9.0, support for Elasticsearch will be ended, and OpenSearch will be the only search server distribution. However, Bitbucket is gathering interest in adding support for Elasticsearch 8.

If you’d like to have Elasticsearch 8 supported in Bitbucket Data Center, make sure to add your vote to this ticket BSERV-13247 - Getting issue details... STATUS .

(error) MySQL と MariaDB のサポートを完全に終了しました

詳細については、サポート終了のお知らせをご覧ください。


アップグレードの準備

以前のバージョンからのアップグレードをご検討の場合、アップグレード ガイドアップグレード マトリクスをご参照ください。また、アクティブなソフトウェア メンテナンス ライセンスが更新済みであることをご確認ください。 

いますぐ更新

バージョン 7.0 以降の新しいプル リクエスト エクスペリエンスの一環として、1 ページで確認できる新機能の一覧である「コード レビュー ワークフローの強化」ページをご用意しました。

変更履歴

Bitbucket Data Center 8.15.5 で解決済みの課題

Released 8 March 2024

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Bitbucket Data Center 8.15.4 で解決済みの課題

2024 年 2 月 7 日にリリース

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Bitbucket Data Center 8.15.3 で解決済みの課題

2024 年 1 月 9 日にリリース

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Bitbucket Data Center 8.15.2 で解決済みの課題

2023 年 12 月 11 日にリリース

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Bitbucket Data Center 8.15.1 で解決済みの課題

2023 年 11 月 13 日にリリース

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Bitbucket Data Center 8.15.0 で解決済みの課題

2023 年 10 月 24 日にリリース

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最終更新日 2024 年 7 月 2 日

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