アトラシアン クラウド バグ修正ポリシー

要約

  • アトラシアンのサポート チームは、回避策の発見やバグの報告を支援します。
  • クリティカルではないバグについては、さまざまな事項を考慮して修正予定を計画します。
     

バグを報告

 

弊社の API を使用しているか、アトラシアン製品用のアドオン (アプリ) を開発していますか? 関連バグを、アトラシアンの Ecosystem Jira でお知らせください。

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バグ レポート

アトラシアン サポートはバグの特定を支援します。弊社のサポート システムで課題をご作成ください。その際、ご自身が経験している問題を再現する方法について、できるだけ多くの情報を提供してください。アトラシアン サポートでは、バグを再現して検証し、それに成功した場合はお客様のためにバグ レポートを起票します。また、回避策を可能な限りお調べします。

既存のバグ レポートの検索

既存のバグを検索したり、バグを報告したりするには、アトラシアンの公式の課題トラッカーを使用できます。ご自身にとって重要な課題が見つかった場合、 ウォッチすることをご検討ください。課題をウォッチすると、課題の更新時にメール通知をお送りします。

アトラシアンでのバグ修正へのアプローチ

アトラシアンでは、もっとも多くのお客様に影響するもっともクリティカルなバグに取り組むことに焦点を当てます。バグはアトラシアン ユーザーへの予想される影響に基づいて優先付けされます。ほとんどのバグは優先度 Low として起票され、アトラシアンがトリアージおよび真の影響度を評価したうえで優先度が見直されます。

確認されたバグに適用される優先度は次のとおりです。

優先度 1 - Highest

Your application is degraded. Users aren't able to perform their job function, and no workarounds are available. Typically the most impactful bugs are treated by Atlassian as an incident and can be tracked on https://status.atlassian.com, highest priority bugs are the next most impactful variety of bug.

例...
  • ログインの失敗

  • 特定のページを表示不可

  • マイクロサービスの通信の失敗

  • 管理ツールの失敗

アトラシアンは可能な限り迅速に Highest 優先度のバグに取り組みます。

優先度 2 - High

1 つの機能の利用不可、アプリケーション速度の大幅な低下、またはユーザーの業務実行の一部の実行不可。

例...
  • アプリケーション速度の低下、断続的な失敗

  • アプリケーションは機能しているが、頻繁に使用するガジェットやマクロが機能しない

  • 特定の編集機能の失敗

アトラシアンは通常、High 優先度のバグには次回のスプリントで取り組むことを検討します。

優先度 3 - Medium

アプリケーションまたは特定の機能が期待どおり動作しないが、利用可能な回避策がある。ユーザー エクスペリエンスが損なわれるが、業務は実行可能。

例...
  • 一部の検索の失敗

  • ページのセクションの読み込み速度の低下

  • 管理機能が断続的に失敗するが、回避策を利用可能

Medium 優先度のバグは通常、High および Highest 優先度のすべてのバグが解決され、優先度が高いその他のクリティカルな問題がない場合に対応されます。

優先度 4 - Low

一般に、外観の問題や、クリティカルではない機能が意図したように動作しないなどの、小規模な問題。

例...
  • 表示に不具合があるが、機能には影響しない

  • 翻訳またはローカライゼーションの軽微な問題

  • キーボード ショートカットが期待通り動作しない

Low 優先度のバグはアトラシアンの裁量で取り組まれます。一般に、製品の当該領域にすでに取り組んでいる開発者がおり、彼らがその問題を簡単に解決できる場合にのみ修正されます。

アトラシアンのバグ修正ワークフローについて

If you watch or mark a bug as affecting your team, it’s useful to understand how we review, prioritize, and resolve them in our public issue tracker jira.atlassian.com.

現在のワークフローと、各ステータスの説明は次のとおりです。


ワークフロー ステータスの定義

ワークフロー ステータス定義フェーズ

Needs triage

この課題はアトラシアンの製品チームによる確認待ちです。一般に、直近で作成された課題のみがこのステータスになります。アトラシアンの製品チームはこのような課題を定期的に確認しています。

確認

Gathering impact

この課題の確認は完了しましたが、問題の影響範囲を確認するための追加情報が必要な状態です。

優先付け

Long term backlog

この課題の修正が必要であることを確認していますが、先の段階で行われる予定です。この課題はほかの課題と比べて重大度や影響範囲が小さいことが確認されています。

Short term Backlog

この課題の修正が必要であることを確認しており、近い将来に優先的に行われる予定です。この課題はほかの課題と比べて重大度や影響範囲が大きいことが確認されています。

In progress

開発チームがこの課題に取り組んでいます。

実装



In review

この課題の修正が提案され、開発チームによるレビューおよび品質テストが行われています。

Waiting for release

この課題の修正が実装され、ロール アウト(段階的な適用) 待ちです。

Closed

この課題に対する作業が完了しました。

バグが修正された場合、解決状況は "Fixed" になります。必要に応じ、完全なカスタマー ベースに対してコードの変更が段階的に適用されます。

コードの変更が不要だった場合、解決状況は "Duplicate"、"Won't fix"、"Handled by support"、"Timed out" などになります。

クローズ

バグ修正を適用する方法

バグ修正が記述、テスト、および特定されたら、それらをお客様のサイトに可能な限り迅速にロール アウトします。くの場合、これには数日がかかります。


上記の優先度、期間、および目標は、アトラシアンがバグを内部的に処理する方法の一般的なガイダンスを提供することを目的としています。このドキュメントに記載されている応答時間または解決までの期間は、拘束力を持たない目標であり、表明、保証、義務、責任を生むものではありません。該当するクラウド サービスの使用および関連する問題は、アトラシアンとの契約によって管理されます。


最終更新日: 2020 年 1 月 22 日

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