Crowd Data Center

Crowd Data Center は、エンタープライズ組織固有の複雑な要件をサポートするために設計されたデプロイメント オプションです。Crowd は、認証およびユーザー管理インフラストラクチャの中核となります。現在、Crowd 3.0 以降で利用できます。このページでは、Data Center に関連する機能と、その仕組みの概要について説明します。

 

Crowd Data Center について

Crowd Data Center は次のメリットを提供するように設計された、Crowd ノードのクラスタです。

  • 高可用性とフェイルオーバー: 1 つのクラスタ ノードがダウンした場合、残りのクラスタ ノードが引き続きリクエストを提供し、ユーザーや接続された他のシステムによる Crowd へのアクセスが中断されないようにします。
  • 即座に拡張可能: ダウンタイムなしで、追加のキャパシティを素早くプロビジョニングできます。

アーキテクチャの概要

Crowd Data Center は、次のように接続される、専用マシンのクラスタで構成されます。


 

Load balancer

ロード バランサは、クラスタ ノードに対するユーザーからのリクエストを分散します。あるクラスタ ノードがダウンした場合、ロード バランサはすぐに故障を検出し、数秒以内に他のノードにリクエストを自動的に振り向けます。セッション アフィニティをサポートする任意のロード バランサを使用できます。

 

Application nodes

Data Center ノードのクラスタは、着信するリクエストの負荷を共有します。1 つのクラスタノードで障害が起きても、リクエストはすぐに他のノードに振り向けられるため、ユーザーが可用性を失うことは事実上ありません。

共有データベースとストレージ

Data Center は Crowd Server のサポート対象と同じデータベースをサポートします。また、Data Center はあらゆる共有ファイルシステムをサポートします。このファイルシステムに格納されるのは、インポート ファイルやエクスポート ファイル、プラグイン、共有キャッシュに加え、添付ファイル、アバター、アイコンを含むあらゆるデータ ディレクトリです。

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準備はよろしいですか?

Crowd Data Center ライセンスを取得するか、無料でお試しください。利用を開始したら、次のページをご確認ください。

最終更新日 2017 年 9 月 7 日

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