サイトをバックアップする
サイトのフル エクスポートを実行することで、Confluence をいつでもバックアップできます。
これを実行するには、システム管理者権限が必要です。
参考情報
- 主要なバックアップ方法として XML バックアップに依存することはお勧めしません。代わりに、データベース、インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリを定期的にバックアップすることをお勧めします。推奨される方法については、「本番環境のバックアップ戦略」を参照してください。
- XML バックアップには、Marketplace アプリやユーザーがインストールしたアプリは含まれていませんが、そのデータは含まれています。新しい Confluence サイトにサイト エクスポート ファイルを復元した後、Confluence にバンドルされていないすべてのアプリを再インストールする必要があります (このようなバックアップでは
plugindata
テーブルはエクスポートされません)。 - XML バックアップ ファイルを以前のバージョンの Confluence に復元 (インポート) することはできません。機能の後方互換性はサポートされていません。
- XML サイト バックアップ ファイルを Confluence Cloud に復元することもできません。これを行うには、Confluence Cloud Migration Assistant アプリを使用してください。これは、Confluence にあらかじめインストールされています。
サイト バックアップ (エクスポート) に含まれる内容
サイト バックアップには以下のものが含まれますが、これらに限定されません。
- スペース
- ページ
- ブログ投稿
- コメント
- 添付ファイル (オプション)
- ページとブログの下書き
- ユーザーとグループ
- アプリ データ
基本的に、ユーザーがインストールしたアプリを除き、サイト上のすべてのものが含まれます。
サイト バックアップ (エクスポート) を作成する
サイトの XML エクスポートを作成するには、
- [管理] > [一般設定] > [バックアップとリストア] に移動します。
- [サイトまたはスペースをバックアップ] を選択します。
- [バックアップを作成] 画面で、次の手順を実行します。
- [サイト] を選択します。
- XML エクスポートにファイル名のプレフィックスを付けます。Confluence によって、このファイル名の末尾にタイムスタンプと一意の識別子が追加されます。このフィールドを空白のままにすると、既定のプレフィックスとタイムスタンプがファイルに割り当てられます (例:
Confluence-site-export-2015-04-14-11-07-36-639.xml.zip
)。 - ファイルを
<confluence-home>/restore/site
フォルダに残しておく場合は、[永続的に保存] を選択します。これを選択しない場合、既定ではストレージ容量を維持するため 72 時間後にバックアップが削除されます。confluence.backuprestore.backup.ttl-in-hours
システム プロパティを設定することで、この保管時間を変更できます。その方法については、「システム プロパティの設定」を参照してください。 - 添付ファイルをバックアップに含めるには、[添付ファイルを含める] を選択します。
- [バックアップ] を選択します。
- 確認メッセージが表示されるので、[今すぐバックアップ] を選択してタスクを開始します。
大規模なサイトの場合、このプロセスには時間がかかることがあります。
サイト バックアップを取得する
方法 1
バックアップが完了したら、ファイル名を選択して、XML バックアップの zip ファイルをユーザー インターフェイスからダウンロードできます。ダウンロード リンクは、後で必要になった場合に備えて、既定で 72 時間有効です。
方法 2
Confluence は、XML バックアップの zip ファイルも <home-directory>/restore/site
フォルダーに保存します。ホーム ディレクトリを見つける詳細な方法については、「Confluence ホームおよびその他の重要なディレクトリ」を参照してください。バックアップ プロセス中にバックアップの永続的な保存を選択していない場合、一定時間が経過すると、バックアップがこの場所から削除されます。
この方法でファイルを取得するには、Confluence サーバーにアクセスする必要があります。
サイト バックアップを復元 (インポート) する
バックアップをインポートできる Confluence のバージョンには制限があります。最も重要なことは、Confluence の以前のバージョンまたは Confluence Cloud にはバックアップをインポートできないということです。詳細とトラブルシューティングのヒントについては、「サイトを復元する」を参照してください。
スケジュールされたバックアップ
Confluence では、毎日一定の時間にサイトのフル エクスポートを実行して、データのバックアップを自動で作成することもできます。