Administer Bitbucket Data Center in AWS
The AWS Quick Start template as a method of deployment is nearing its end-of-support date on Feb 29, 2024. You can still use the template after this date but we won't maintain or update it.
We recommend deploying your Data Center products on a Kubernetes cluster using our Helm charts for a more efficient and robust infrastructure and operational setup. Learn more about deploying on Kubernetes
AWS 上の Bitbucket で作業する際は、ノードの追加や既存のノードのアップグレードによって環境を拡張したり、それらに SSH 経由で接続したりすることができます。
SSH を使用したインスタンスへの接続
AWS Systems Manager の Sessions Manager を使用して、デプロイメントでノードレベルの構成または保守タスクを実行できます。このブラウザベースのターミナルでは、SSH キーや Bastion ホストを使用せずにノードにアクセスできます。詳細については、「Session Manager の開始方法」を参照してください。
Bastion ホスト経由でのアクセス
Bastion ホストをデプロイ済みの場合、それを経由してノードにアクセスすることもできます。これを実行するには、SSH 秘密鍵ファイル (Key Name パラメータに指定した PEM ファイル) が必要です。このキーはデプロイ内のすべてのノードにアクセスできるため、安全な場所に保管するようにします。
この Bastian ホストは、デプロイの内部サブネットの任意のインスタンスへの ”踏み台” として機能します。つまり、まず Bastion ホストに接続し、そこからデプロイ内の任意のインスタンスにアクセスします。
The Bastion host's public IP is the BastionPubIp
output of your deployment's ATL-BastionStack
stack. This stack is nested in your deployment's Atlassian Standard Infrastructure (ASI). To access the Bastion host, use ec2-user
as the user name, for example:
ssh -i keyfile.pem ec2-user@<BastionPubIp>
ec2-user
は、 sudo
アクセスを持ちます。root
による SSH アクセスは許可されません。
HTTPS を有効化するように SSL を構成する
Bitbucket のセキュリティを強化するには、信頼される証明局 (CA) から取得した適切な SSL 証明書を使用する必要があります。この方法については、「AWS での Bitbucket の保護」を参照してください。
インスタンスのバックアップ
Atlassian Bitbucket Server AMI には、AWS 用に作成された Bitbucket Server DIY Backup スクリプトの完全なセットが含まれます。インスタンスのバックアップおよび復元方法については、「AWS で Bitbucket Server DIY Backup を使用する」を参照してください。
アップグレード
- アプリにそのバージョンとの互換性があるかどうかを確認します。必要に応じてアプリを更新します。アプリの管理の詳細については、「Universal Plugin Manager の使用」を参照してください。
- 整合性チェックを有効にします (まだ有効化されていない場合)。
本番サイトをアップグレードする前に、ステージング環境でアップグレードを実施することを強くおすすめします。「Bitbucket Server のステージング サーバー環境の構築方法」には、これを行うための便利なヒントが記載されています。
AWS での Bitbucket Data Center のアップグレードは、以下の 3 つの手順で行います。
ステップ 1: 実行中のすべての Bitbucket Data Center アプリケーション ノードの終了
Bitbucket Data Center スタックで使用されるアプリケーション ノードの数を 0 に設定します。その後、スタックを更新します。
ステップ 2: Bitbucket Data Center スタックで使用されるバージョンの更新
Bitbucket Data Center で使用されるアプリケーション ノードの数を 1 に設定します。希望のバージョンを使用できるようにアプリケーション ノードを設定します。その後、スタックを再度更新します。
ステップ 3: アプリケーション ノードの数の拡張
これで、デプロイメントを拡張してアプリケーション ノードの数を元に戻せます。詳しい手順については、「スケール アップおよびスケール ダウン」を参照してください。
EC2 インスタンスの停止と開始
Atlassian Bitbucket Server AMI から起動した EC2 インスタンスは、他のマシンと同様にいつでも停止 / 起動できます。
EC2 インスタンスを停止する前に必要な手順
atlbitbucket
、atlbitbucket_search
、postgresql93
サービスを停止します。/media/atl
ファイルシステムをアンマウントします。
停止 / 再起動後に EC2 インスタンスを利用できなくなった場合
インスタンスへのアクセスに、固定のプライベート IP アドレスまたは Elastic IP アドレスではなく Amazon で自動的に割り当てられたパブリック IP アドレスを使用している場合、EC2 インスタンスのバックアップを再び起動すると、IP アドレスが変更されている場合があります。これが発生すると、インスタンスにアクセスできなくなり、"The host name for your Atlassin instance has changed" ページが表示されます。これを修正するには、Bitbucket Server インスタンスのホスト名を更新する必要があります。
Bitbucket Server インスタンスのホスト名を更新する方法
このコマンドを実行してすべてのアプリケーション ノードで Bitbucket サービスを再起動します。これにより、ホスト名が更新されます。
sudo service atlbitbucket restart
- Bitbucket Server が再起動するのを待ちます。
- Bitbucket Server のベース URL をパブリック DNS 名または IP アドレスにセットアップした場合、管理画面で Bitbucket Server のベース URL を更新して変更を反映させます。
既存の Bitbucket Server インスタンスまたは Bitbucket Data Center インスタンスの AWS への移行
既存のインスタンスを AWS に移行する作業には、${BITBUCKET_HOME}
とデータベースの一貫したバックアップを AWS インスタンスに移動する操作が含まれます。
既存のインスタンスを AWS に移行する方法
- Bitbucket Server ナレッジベースで、既知の問題がないかどうかを確認します。
- ユーザーに対し、今後のサービス停止を周知します。
- 新しいサーバーがユーザー ディレクトリに接続できない場合にロックアウトされないよう、Bitbucket Server の内部ディレクトリでインスタンスの
SYSADMIN
権限を持つユーザーを作成します。 - Bitbucket Server Backup Client (Bitbucket Server のみ) または Bitbucket Server DIY Backup (Bitbucket Server または Data Center) でインスタンスのバックアップを作成します。
- クイックスタートの手順を使用し、CloudFormation テンプレートを使用して AWS で Bitbucket Server を起動します。
- SSH を使用して AWS EC2 インスタンスに接続し、バックアップ ファイルをアップロードします。
- バックアップを作成したときと同じツールを使用してバックアップを復元します。
- 必要に応じて、${
BITBUCKET_HOME}/shared/bitbucket.properties
ファイルの JDBC 設定を更新します。
Bitbucket Server インスタンスでのデータ ボリュームのリサイズ
既定では、Atlassian Bitbucket Server AMI で起動したインスタンスのアプリケーション データ ボリュームは標準の Linux ext4 ファイルシステムであり、標準の Linux コマンド ライン ツールを使用してリサイズできます。
Bitbucket Server インスタンスでデータ ボリュームをリサイズする方法
atlbitbucket
、atlbitbucket_search
、postgresql93
サービスを停止します。/media/atl
ファイルシステムをアンマウントします。- リサイズするボリュームのスナップショットを作成します。
- EC2 インスタンスと同じアベイラビリティ ゾーンで、必要なサイズの新しいボリュームをスナップショットから作成します。
- 古いボリュームを接続解除し、新しくリサイズされたボリュームを
/dev/sdf
として接続します。 resize2fs
を使用して/dev/sdf
のサイズを変更し、サイズが変更されたことを確認してから/media/atl
上に再度マウントします。atlbitbucket
、atlbitbucket_search
、postgresql93
サービスを開始します。
詳細については、「Linux で EBS ボリュームのストレージ スペースを拡大する」、「Linux パーティションを拡大する」、Linux マニュアル ページの resize2fs
および関連コマンドを参照してください。
インスタンス間での Bitbucket Server データ ボリュームの移動
ステージングおよび本番環境をセットアップする場合や、インスタンスを別のアベイラビリティ ゾーンに移動させる場合など、Bitbucket Server データを別のインスタンスに移動させる必要がある場合があります。
Bitbucket Server データ ボリュームを別のインスタンスに動かすには、2 つのアプローチがあります。
- Bitbucket Server DIY Backup でデータ ボリュームのバックアップを作成し、新しいインスタンス上に復元します。このオプションについては、「AWS で Bitbucket Server DIY Backup を使用する」を参照してください。
既存のデータ ボリュームのスナップショットを使用して、Atlassian Bitbucket Server AMI から新しいインスタンスを起動します。
Bitbucket Server データ ボリュームは、元のバージョン以降の Bitbucket Server インスタンスにのみ移動できます。
既存の Bitbucket Server データ ボリュームを使用して Bitbucket Server AMI から新しいインスタンスを起動する方法
- 既存の Bitbucket Server インスタンス上で
atlbitbucket
、atlbitbucket_search
、postgresql93
サービスを停止します。 /media/atl
ファイルシステムをアンマウントします。- Bitbucket Server データ ボリューム (
/dev/sdf
としてインスタンスに接続されているもの) のスナップショットを作成します。 - Once the snapshot generation has completed, launch a new instance from the Atlassian Bitbucket Server AMI as described in Launch Bitbucket in AWS manually. When adding storage, change the EBS volume device to
/dev/sdf
as seen below and enter the id of the created snapshot. - アベイラビリティ ゾーンの移動 (またはインスタンスの停止および新しいインスタンスの開始) によって、ユーザーが Bitbucket Server インスタンスにアクセスするために使用するホスト名 (プライベートまたはパブリック) が変更された場合、SSH で接続して
sudo /opt/atlassian/bin/atl-update-host-name.sh
<newhostname>
を実行する必要があります。ここで、<newhostname> は新しいホスト名です。 - Bitbucket Server が再起動したら、新しいインスタンスを完全に使用できます。
- ホスト名が変更された場合は、
bitbucket.properties
ファイル (一般には/var/atlassian/application-data/bitbucket/shared/
にあります) の JDBC URL 構成、および管理画面の Bitbucket Server のベース URL を更新して、変更を反映させる必要があります。
スケーリング (拡張および縮小)
アプリケーション ノードの数を増減するには、次の手順を実行します。
- AWS マネジメント コンソールにサインインし、ナビゲーション バーのリージョン セレクタを使用してデプロイメントに対応した AWS リージョンを選択し、https://console.aws.amazon.com/cloudformation/ で AWS CloudFormation コンソールを開きます。
- デプロイメントの [Stack name] をクリックします。これにより、デプロイメントのスタック情報が表示されます。ここで、[Update] をクリックします。
- [Select Template] ページで [Use current template] を選択したままにし、[Next] を選択します。
- [Specify Details] ページで、[Parameters] セクションの [Cluster nodes] に移動します。ここで、次のパラメーターに対して希望する数のアプリケーション ノードを設定します。
- Minimum number of cluster nodes
- Maximum number of cluster nodes
- クリックしてスタックを更新します。
Auto Scaling の無効化について
クラスタの最小ノード数と最大ノード数が同じであるため、Auto Scaling が事実上無効化されています。
クラスタ ノードの最小数と最大数に異なる値を設定すると、Auto Scaling が有効になります。これにより、システム負荷に基づいてクラスタのサイズが動的にスケーリングされます。
ただし、Auto Scaling は無効化したままにすることをおすすめします。現時点では、Auto Scaling はご利用のデプロイメントのシステム負荷の急激な変化に効果的に対処できません。つまり、負荷に応じてクラスタを手動で再スケーリングする必要があります。
垂直拡張と水平拡張の違い
特に負荷スパイクに自動的に対応する場合、新しいクラスタ ノードを追加することで、クラスタのキャパシティを一時的に増加させることができます。特定のしきい値を超えると、大量のクラスタ ノードの追加による効果は減少します。一般に、特にノード自体が小さい場合、各ノードのサイズを増加させる ("垂直" スケーリング) と、ノード数を増やす ("水平" スケーリング) 場合よりも大きな持続的キャパシティを扱うことができます。詳細については、「AWS で Bitbucket を実行する場合の推奨事項」をご参照ください。