ワークスペースをユーザー グループとして整理する

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ユーザー グループを使用すると、ワークスペースのメンバーを開発チームまたは役割別のグループに編成することができます。グループを使用すると、ワークスペースのリポジトリや設定へのアクセスを管理することができます。

ワークスペースを作成すると、Bitbucket は自動的に管理者グループと開発者グループを作成します。管理者グループには、ワークスペースで管理者として指定されたメンバーが含まれます。既定では、すべてのワークスペース メンバーは開発者グループに所属します。

グループ権限の種類

ユーザー グループには、既定のリポジトリ アクセスとワークスペースの更新の 2 タイプの権限があります。

リポジトリ アクセス

これらの権限は、リポジトリへのグループのアクセス権を指定します。

管理ユーザーは、リポジトリの所有者が実行できるすべての作業 (リポジトリ設定の変更、ユーザー権限の更新、およびリポジトリ削除) を実行できます。
書き込みユーザーは、リポジトリに変更を直接プッシュできます。
対象ページユーザーは、リポジトリ コードの表示、クローン、フォークはできますが、変更をプッシュすることはできません。読み取りアクセス権が付与されている場合、ユーザーは、課題の作成、課題へのコメント、および Wiki ページの編集も行えます。
なしこの権限のユーザーは、リポジトリの内容を見ることができません。

将来のリポジトリや既存のリポジトリについて、グループのリポジトリ アクセス権限を更新できます。

ワークスペース メンバーの権限

この権限は、グループのユーザーがワークスペース内で実行できる内容を指定します。

リポジトリを作成するワークスペース メンバーがチームに新しいリポジトリを作成することを許可します。
チームを管理する

ワークスペース メンバーが、ワークスペースの設定やワークスペースが所有するリポジトリの設定を更新することを許可します。


既存のユーザー グループ

ワークスペースのユーザー グループを見つけるには、左下のアバターまたは [All workspaces] をクリックして完全な一覧を表示し、ワークスペースを選択します。[設定] をクリックしてから、[ユーザー グループ] を選択します。既存のグループの一覧が表示されます。

グループを削除すると、そのグループはリポジトリへのアクセス権を失います。その結果、すべてのグループ メンバーも、アクセス権を持つ他のグループに所属していない限り、アクセス権を失います。

ユーザー グループのリンクのいずれかをクリックすると、そのグループに関連付けられている権限、メンバー、およびリポジトリが表示されます。ここからユーザーを追加または削除することもできます。

ワークスペース アカウントのプランにはグループ メンバーが含まれます。つまり、ユーザー グループにユーザーを追加すると、そのユーザーはワークスペースのメンバーになります。アカウント数がプランの上限を超えた場合、プランの制限内に収まるように、グループのメンバーや個別リポジトリへのアクセスを削除する必要があります。詳細については、「ワークスペースのリポジトリへのアクセス権を付与する」を参照してください。

グループのリポジトリ アクセス権限を更新する

将来のリポジトリや既存のリポジトリのにグループ アクセスを変更できます。[編集] ボタンからグループのアクセス権を更新すると、将来のリポジトリはすべて新しい権限を持ちますが、既存のリポジトリには付与されません。そのため、すべてに対するグループの権限を変更したい場合は,このセクションの両方の手順を実行する必要があります。

ワークスペースの将来のリポジトリに対する設定:

  1. [ユーザー グループ] から、更新したいグループの名前をクリックします。
  2. グループのページの右上で [編集] をクリックします。
  3. [既定リポジトリ アクセス] ドロップダウンから、必要な権限を選択します。
  4. 保存をクリックします。

ワークスペースの既存のリポジトリに対する設定:

  1. [ユーザー グループ] から、更新したいグループの名前をクリックします。
  2. グループのページの右上の [その他] をクリックし、[リポジトリ アクセスを更新する] を選択します。
  3. 既定では、このグループが現在アクセスできるリポジトリが選択されます。グループがアクセス権を持つリポジトリを更新したい場合、このままにします。<ユーザーのワークスペース> が所有するすべてのリポジトリ を選択し、ワークスペースが所有するすべての既存リポジトリにこのグループを追加することもできます。
  4. [アクセス] リストから新しい権限を選択します。
  5. [更新] をクリックします。

ワークスペース全体についてグループの権限を更新する

ワークスペース権限を取得することで、ユーザーはワークスペースの設定を更新したり、ワークスペース内にリポジトリを作成したりすることができます。

  1. [ユーザー グループ] から、更新したいグループの名前をクリックします。
  2. グループのページの右上にある [編集] をクリックします。
  3. [Workspace permissions] オプションから、[リポジトリを作成する] または [Administer workspace] のチェックボックスを選択または選択解除し、グループの権限を変更します。
  4. 保存をクリックします。

新規ユーザー グループ

グループを作成する際、ワークスペース メンバーや新しく作成したリポジトリで、グループ メンバーに付与したい権限のタイプを指定します。

[ユーザー グループ] ページから、[グループの追加] をクリックします。画面上のフィールドを更新し、[追加] をクリックしてグループを保存します。

フィールド説明
A. 名前

このグループに含まれるユーザーのタイプを表します。

B. 既定のリポジトリ アクセス

チームに新しいリポジトリが作成されたときの、グループの既定アクセス権を指定します。
  • 管理者 – ユーザーは、リポジトリの所有者が実行できるすべての作業 (リポジトリの設定変更、ユーザー権限の更新、およびリポジトリ削除) を実行できます。
  • 書き込み – ユーザーは、リポジトリに変更を直接プッシュできます。
  • 読み取り – ユーザーは、リポジトリ コードの表示、クローン、フォークはできますが、変更のプッシュはできません。読み取りアクセス権が付与されると、ユーザーは、課題の作成、課題へのコメント、および Wiki ページの編集も行えます。
  • なし – ユーザーは、リポジトリ内の内容を見ることはできません。
C. チームの権限チーム アカウントでグループのユーザーが実行できる内容を指定します。
  • リポジトリの作成 – チーム メンバーがチームに新しいリポジトリを作成できるようにします。
  • チームの管理 – チーム メンバーがチームの設定とチームが所有するリポジトリの設定を更新できるようにします。
D. 管理通知(このグループが管理者アクセス権限を持っている場合) グループのユーザーがチーム通知を受信するかどうかを指定します。このオプションは、チームの管理権限を選択している場合にのみ選択できます。

[追加] をクリックすると、そのグループのページを開いてユーザーを追加できます。追加するユーザーのユーザー名またはメール アドレスを入力して [追加] をクリックします。ユーザーではない人のメール アドレスを入力した場合、Atlassian アカウントを作成してチームに参加するように招待するメールが送信されます。

グループを作成した後でグループの権限を更新するには、[編集] をクリックします。


最終更新日 2020 年 6 月 24 日

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