Jira アプリケーションの認識済みシステム プロパティ

起動時のプロパティとオプションの設定

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Jira は Java システム プロパティを使用して有効化できる構成とデバック設定のいくつかをサポートしています。システム プロパティは通常、Jira を実行している Java 仮想マシンに -D フラグを渡すことで設定されます。詳細は「起動時にプロパティとオプションを設定する」を参照してください。

起動パラメーターの一覧

メモリ プロパティ

注意

関連ページ

-Xmx
-Xms
XX:MaxPermSize

これらのプロパティはすでに存在します。詳しくは関連ページを参照してください。

Jira のメモリの容量を増やす

-XX:+PrintGCDetails

-XX:+PrintGCDateStamps

-XX:+PrintGCTimeStamps

-XX:+PrintGCCause

-Xloggc:C:\Program Files\Atlassian\Application Data\JIRA\log\atlassian-jira-gc-%t.log

-XX:+UseGCLogFileRotation

-XX:NumberOfGCLogFiles=5

-XX:GCLogFileSize=20M

これらのプロパティはすでに存在し、ガベージ コレクションのチューニングで使用されます。

ガベージ コレクションのログを使用して Jira アプリケーションのパフォーマンスを分析する
ヒープ ダンプを使用して Jira サーバーで OutOfMemory エラーを解析する

-agentlib:yjpagent=onexit=memory,dir=/path/to/write/snapshots


[アーカイブ済み] YourKit でメモリと CPU の利用状況をプロファイリングする

-XX:InitialCodeCacheSize=32m

-XX:ReservedCodeCacheSize=512m

これらのプロパティはすでに存在し、JVM コード キャッシュのサイズを設定するのに使用されます。予約サイズの値を大きくすると、Jira はインストール済みアプリをさらに多く読み込むことができます。

ほとんどの Jira インスタンスでは既定設定が最適な構成になっており、コード キャッシュがフル状態になることに起因する問題は解決されます。

KB 記事: CodeCache による Jira クラッシュ

メール プロパティ

注意

関連ページ

-Datlassian.mail.senddisabled
-Datlassian.mail.fetchdisabled
-Datlassian.mail.popdisabled

メールを無効にするには "true" に設定します。Linux の setenv.sh には、コメントを解除するためのフラグが存在します。

Jira を別のサーバーに移行すると
Jira ユーザーに、間違った Jira 課題キーや無効化された自動化ルールから予期しないメール通知が届く

-Dmail.debug

"true" に設定すると、メールに関する情報がログに記述されます。

Jira の SMTP メール サーバーに通知送信を設定する
メールから課題およびコメントを作成する

-Dmail.mime.decodetext.strict


メールで課題を作成する際にメールの件名と本文のデコード不可

-Dmail.imap.auth.plain.disable
-Dmail.imaps.auth.plain.disable


OAuth を使用する際に、Jira Server のログで IMAP セットアップが AUTHENTICATE Failed エラーで失敗する

-Dmail.imap.starttls.enable


"No login methods supported error" により、Jira サーバーで IMAP サーバーからメッセージを取得できない

-Dmail.mime.decodeparameters

RFC 2231 準拠のメール クライアントからのメールに対して適切に動作するようにメール ハンドラを設定します。


-Dmail.smtp.localhost


Jira からのメール送信の問題 - EHLO がドメインのアドレスを要求している

エンコーディング プロパティ

注意

関連ページ

-Dfile.encoding

-Dsun.jnu.encoding

エンコーディングの一貫性のため、utf-8 に設定します。

ASCII サポート外の文字がクエスチョン マークで表示される
国際化とエンコーディングのトラブルシューティング
MySQLを利用した Jira アプリケーションでの課題更新およびデータ インポート時のエンコーディングによる SQL Exception
通知メールの件名の国際文字がクエスチョン マークに置き換えられる

その他のプロパティ

注意

関連ページ

-Duser.timezone


Jira に不正な時間が表示される

-Dsvnkit.http.methods

Basic、Digest、Negotiate、NTLM を含む値

"java.lang.SecurityException Unable to locate a login configuration" エラーにより Jira の起動に失敗する
SVN 認証時、Subversion プラグインに "An unknown error occurred - actions == null" と表示される

-Dorg.apache.jasper.runtime.BodyContentImpl.LIMIT_BUFFER

true

(アーカイブ済み) Tomcat のメモリ リークによる OutOfMemory
JRA-10145

-ea/-da

アサーションを有効化 / 無効化

SMTP 経由でメールを送信すると java.lang.AssertionError が発生する

-Djava.net.preferIPv4Stack


利用可能なポートで "Invalid argument" による SocketException が発生する

-Djavax.net.ssl.trustStore


SSL 経由の SMTP サーバーで "javax.net.ssl.SSLException" によりメールを送信できない

-Djava.awt.headless

デフォルトで true。サムネイルの生成を許可します


-Dhttp.proxyHost

-Dhttp.proxyPort

-Dhttps.proxyHost

-Dhttps.proxyPort

アウトバウンド プロキシ サーバ のホスト名とポートJira アプリケーションにアウトバウンド HTTP / HTTPS プロキシを構成する方法
-Dorg.apache.catalina.SESSION_COOKIE_NAME
別のアトラシアン アプリケーションにログインすると Confluence からログアウトされる
-Datlassian.plugins.enable.wait

Jira がアプリのロードを待機する時間です。

プラグインの有効化の待機中に Jira システム プラグインのタイムアウトが発生

-Datlassian.plugins.startup.options="--disable-all-addons--disable-addons=com.atlassian.test.plugin"

Jira に対し、ユーザーがインストールしているすべてのアプリ、またはユーザーがインストールした特定のアプリの起動を無効化した状態で起動することを許可します。手動起動およびアプリの指定の詳細は、「Jira アプリケーションの起動と停止」を参照してください。Jira アプリケーションの起動と停止
-Dhide.system.error.details

Jira の起動後に表示されるエラーの詳細を非表示にします。引き続き、エラーの発生を示すページ (johnson) での通知は行われます。


-Djira.startup.warnings.disable

無視してもよい警告のみの場合、Jira 起動後にエラーを表示するページ (johnson) を無効化します。重要なエラーがある場合、このページは表示されます。


-Dcom.atlassian.streams.internal.LocalActivityProviders.allowed.wallclock.percentage

アクティビティ ストリーム リクエストに割り当てられる CPU 時間の割合を指定します。値を 0 ~ 100 の整数に設定します。既定値は 10 です。Jira Core 8.19.x アップグレード ノート

監査プロパティ

These properties control the auditing feature, determining the number of audit entries logged, or stored in the database, and the size of those entries. Changing these settings will only affect new audit entries.

Increasing the amount of auditing done may have an adverse effect on performance.

既定値説明
plugin.audit.search.max.concurrent.nontext.requests
10

非 FREETEXT の同時検索結果の最大数。既定値は 1 ノードあたり 10 件です。

plugin.audit.search.max.concurrent.text.requests
5

FREETEXT の同時検索リクエストの最大数。既定値は 1 ノードあたり 5 件です。

plugin.audit.search.query.timeout
30

キューに追加された検索リクエストのタイムアウト (秒単位)。既定値は 30 秒。

plugin.audit.db.limit.rows
10000000

DB に保存される監査イベント行の最大数。上限を超えるイベントは古いものから順に削除されます。既定値は 10,000,000 で、1 時間おきにチェックされます。

plugin.audit.db.limit.buffer.rows
1000

新しい監査イベントを受け入れるためのバッファー。既定値は 1000 行です。

plugin.audit.db.delete.batch.limit
10000

リテンション制限を実施する際に使用される、データベース トランザクションごとに削除されるイベントの最大数。デフォルトは 10,000 行です。

plugin.audit.schedule.db.limiter.interval.mins
60

データベース サイズの確認。60 分ごとに実行します。

plugin.audit.broker.exception.loggedCount
3

エラーが発生した際にシステムのログ ファイルに書き込まれる監査イベントの最大数。既定は 3 です。

plugin.audit.retention.interval.hours
24

データベースの保存期間のチェック。保存期間を過ぎたイベントを削除します。24 時間おきに実行します。

plugin.audit.file.max.file.size
100

個々の監査ファイルのサイズ上限 (メガバイト単位)。上限に達するとファイルが切り替えられます。既定値は 100 MB です。

plugin.audit.file.max.file.count
100

監査ファイルの最大数。上限に達すると、最も古いファイルが削除されます。既定値は 100 です。

plugin.audit.consumer.buffer.size
10000

使用されるのを待機してバッファーで保持される監査イベントの最大数。既定値は 10,000 です。

plugin.audit.broker.default.batch.size
3000

コンシューマーにディスパッチされる監査イベントの最大数。既定値は 1 回のバッチにつき 3,000 です。

plugin.audit.coverage.cache.read.expiration.seconds
30

カバレッジのキャッシュの有効期間。既定値は 30 秒です。

plugin.lighthouse.disabled.alert.types 
-

セキュリティ モニタリングとアラート管理機能でのみ使用されます。

非アクティブと見なされるアラート タイプを定義します。これはアラート タイプ ID のコンマ区切りリストです。セキュリティ モニタリングとアラート機能ではこのリストに含まれるアラートが無視され、それらのアラートに関連付けられたアクティビティに関するアラートの検出または送信は行われなくなります。

例:

plugin.lighthouse.disabled.alert.types=app-installed,admin-user-deleted では、app-installedadmin-user-deleted のアラートに関連付けられているアクティビティが無視されます。

plugin.lighthouse.security.group.name
-

セキュリティ モニタリングとアラート管理機能でのみ使用されます。

すべてのメンバーにセキュリティ アラートを送信するためにセキュリティ モニタリングとアラートで使用する、単一のセキュリティ グループの名前を定義します。

このプロパティに独自のグループ名を追加しない場合、システムでは既定の受信グループである security-monitoring-alerts に追加されたユーザーを検索します。そのグループにメンバーがいない場合や、そのグループ名が存在しない場合、システムではすべてのシステム管理者にメールを送信します。

カスタム フィールド

既定値説明
jira.custom.field.indexing.batch.size
50

再インデックス時間を短縮し、全体的なパフォーマンスを改善するため、カスタム フィールド値が 50 のバッチで取得されます。これによって、データベース検索などの時間がかかる操作が速くなります。現在、このプロパティは Jira ビルトイン カスタム フィールドにのみ対応しています。

プロパティを無効化するには、デフォルトを 1 に変更します。プロパティ値を変更し、プロパティを取得して初めて機能させるには、完全な再インデックスが必要です。

最終更新日 2024 年 9 月 27 日

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