プロジェクトへの匿名アクセスの許可
Jira Software と Jira Work Management の各 Free プランを除くすべての Jira Cloud 製品では、ユーザーがログインなしで課題を表示して作成できるように許可できます。
Jira Software または Jira Work Management の Free プランでは、プロジェクトの権限またはロールを編集できません。また、すべての Free プラン (Jira Service Management を含む) で、課題レベルのセキュリティを構成できません。Free プランでのプロジェクト権限の仕組みについて確認してください。Jira の強力なプロジェクト権限管理機能を利用するには、プランをアップグレードします。
有料プランでプロジェクトへの匿名アクセスを許可している場合、Free プランに変更すると、匿名アクセスは失われます。
Jira Cloud プロジェクトへの匿名アクセスの有効化 / 無効化
- [設定]( ) を選択します。
- [課題] > [権限スキーム] を選択します。
- 匿名アクセスを有効または無効にするプロジェクトの権限スキームの [権限] をクリックします。
プロジェクト内の課題の表示および検索への匿名アクセス
- ユーザーがログインせずにプロジェクト内の課題の表示と検索を行えるようにするには、対象のプロジェクトの権限スキームで [全ユーザー] グループを [プロジェクトの閲覧] 権限に追加します。
- 匿名ユーザーがプロジェクトの課題を表示できないことを確認するには、[プロジェクトの閲覧] 権限が既存のプロジェクト ロール、グループ、ユーザー、またはログイン済のユーザー全員にのみ許可されていることを確認します。
プロジェクトの課題作成への匿名アクセス
- ユーザーがログインせずにプロジェクトで課題を作成できるようにするには、対象のプロジェクトの権限スキームで [全ユーザー] グループを [課題の作成] 権限に追加します。
- ユーザーがプロジェクトの課題を表示できないことを確認するには、[プロジェクトの作成] 権限が既存のプロジェクト ロール、グループ、ユーザー、またはログイン済のユーザー全員にのみ許可されていることを確認します。
ログインしていないユーザーが作成した課題ではすべて、課題の報告者に "匿名ユーザー" と表示されます。
また、匿名ユーザーがすべての必須フィールドに記入し送信できることを確認する必要があります。たとえば、[期日] フィールドを必須にする場合、匿名ユーザーには [課題のスケジュール作成] 権限も必要です。
共有フィルターまたはダッシュボードへの匿名アクセス
フィルターまたはダッシュボードを誰と共有しているかを確認するには、次の手順を実行します。
- [設定]( ) を選択します。
- [システム] > [共有フィルター] または [共有ダッシュボード] を選択します。
- ダッシュボードおよびフィルターで [共有対象] 列を確認します。
フィルターまたはダッシュボードの共有対象が公開の場合、フィルターまたはダッシュボードの名前が匿名ユーザーに公開されます。課題を含むプロジェクトで匿名ユーザーによるアクセスが許可されている場合、それらのユーザーは共有フィルターまたはダッシュボードで課題 (または課題に関するデータ) を表示することもできます (上述)。
共有フィルタまたはダッシュボードで匿名アクセスを追加 / 削除する
- その他アイコン (•••) をクリックし、[フィルター所有者の変更] で所有者を自分自身にします。
- [フィルター] または [ダッシュボード] > [すべてのフィルターを表示] (または [すべてのダッシュボードを表示]) の順に移動します。
- その他アイコン ••• をクリックし、[編集] を選択します。
- [共有] セクションで、共有オプションの 1 つとして "公開" を追加または削除します。
匿名ユーザーは、Jira Work Management ユーザーと同じアクセス権を持ちます。つまり、匿名ユーザーは課題を表示したり、あらゆる種類のプロジェクトで作業したりできますが、Jira Software 固有の機能であるアジャイル ボードなどの製品固有の機能は表示できません。詳細については、「Jira Cloud 製品のご紹介」をご参照ください。