チームを管理する
- Advanced Roadmaps をインストールする
- プラン環境を準備する
- プランを作成する
- チームを管理する
- リリースを管理する
- プランで作業する
- プランをカスタマイズする
- プランを共有する
はじめる前に
このページのコンテンツは、ユーザーが所属している組織の構造に応じ、Advanced Roadmaps 管理者およびプラン所有者を対象にしています。
この利用開始ガイドは、チームのセットアップに役立てるためにご用意しました。
このガイドでは、Advanced Roadmaps の機能を使用する際にユーザーや管理者が経験することがある典型的な内容を詳しく説明します。また、概念についての高度な内容や、推奨事項、プランを肉付けする際に検討に値するオプションの手順も紹介しています。
チームの管理
Jira Software ユーザーをチーム メンバーとしてプランに追加できます。各プランについて、新しいチームを作成してこれらのチームのスケジュール方法を選択し、これらのチームにもタスクを割り当てられます。
チームはプラン固有にも、プラン間で共有することもできます。プラン固有のチームは Advanced Roadmaps ではプライベート チームと呼ばれ、これらを使用することで、まだ正式に成立していないプランの What-if シナリオを試してみることができます。
はじめに、改善されたインターフェイスを備えたプランとライブ プラン (バージョン2.0 ~ 2.27) では、チームの機能へのアクセスが異なることにご注意ください。
- 改善されたインターフェイスを使用したプランでチームにアクセスする
プランの右上のセクションにあるチーム ビューからチームの機能にアクセスできます。 - ライブ プランでチームにアクセスする
プランの右上にある [チーム] タブからチームの機能にアクセスできます。
ライブ プランを使用している場合も改善されたインターフェイスを使用したプランを使用している場合も、次の基本的なチーム管理タスクを実行できます。
- チームの作成と削除
- チームの編集と共有
- チームに作業を割り当てる
プランでのチームの管理を開始するには、「改善されたインターフェイスを使用したプランのチーム」または「ライブ プランのチーム」をご参照ください。
チームを管理する際のベスト プラクティス
プランを作成したら、チーム構成に関する次のベスト プラクティスにご留意することをお勧めします。これらはあくまで推奨事項であり、構成は組織内におけるチームの仕組みに合わせる必要があります。つまり、チームを設定するときはベロシティとキャパシティの指標を常に念頭に置いてください。
チームのベロシティ
- スクラム ボードの場合は、チームのスプリント ベロシティを把握してチーム作成時に手動で入力することをお勧めします。この変更は、後で必要な変更を考慮するためにいつでも手動で変更できます。
- カンバン ボードの場合は、チームが 1 週間あたりで費やす平均作業時間を設定することをお勧めします。これは、完了すべき作業のために費やす時間の平均であり、チームの稼働時間と同じではないことを覚えておいてください。
プランの自動スケジューリングでは、週単位のチーム キャパシティをメンバー数で割ることによって、個々のキャパシティが計算されます。これは、時間ベースの見積もりを使用するカンバン チームとスクラム チームに適用されます。
プライベート チームと共有チーム
チームの仕組みによっては、プランで共有チームを作成することをお勧めします。
チームがそのプランでカバーされている課題にのみ取り組むことが確実であれば、プライベート チームで十分です。ただし、モバイル開発チームが iOS 拡張プランと Android 拡張プランの両方で課題に取り組むことがわかっている場合は、チームを共有にすることが有益です。
また、大まかなプランのために異なるプランに同じチームを持たせる場合は、共有チームを使用することをお勧めします。たとえば、チームには独自のプランがありますが、すべてのチーム間で可視性を得るには大まかな部門プランが必要です。理想的なのは、両方のプランで同じ共有チームを作成できるといいでしょう。
Jira Software でチーム フィールドを使用する
これは、Advanced Roadmaps のチームのカスタム フィールドに関係します。つまり、課題にすぐに表示されるデフォルトのフィールドの 1 つではありません。Jira Software で課題を編集または作成するときにチーム フィールドを設定できるように、チーム フィールドを課題に表示することをお勧めします。プランに割り当てられたチームは、Jira Software 内の対応する課題にも表示されます。
また、チーム フィールドをクイック フィルターとして使用できます。たとえば、ボードのエピック階層レベルで作業をフィルターすることで、複数のチームにどのように作業が分散されているかをすばやく表示できます。