ページの制限
ページ制限を設定すると、スペースのページごとに閲覧および/または編集できるユーザーを管理できます。作業中のページを皆に閲覧されたくない場合など、簡単に必要な人にのみ制限を設定することができます。制限は個人またはConfluence グループに対し追加できます。
ページの制限を追加または削除するには、ページの編集権限とスペースの「制限」または「管理者」権限が必要です。
ページまたはブログ投稿を制限する
ページまたはブログ投稿の表示または編集が可能なユーザーを制限するには:
- ページの一番上にある [制限] アイコンを選択します。
- 編集できるユーザー、または閲覧や編集ができるユーザーのみに制限するかどうかを選択します。
- ユーザーまたはグループを入力し、[追加] を選択して、リストに追加します。
[閲覧制限と編集制限] を選択した場合、各ユーザーまたはグループについて、ページの編集を可能とするか、閲覧専用とするかを指定できます。 - [適用] を選択して制限を適用します。
ユーザーやグループを必要なだけ追加できます。ページの制限は、公開または未公開 (下書き) ページに適用することができます。
以下の例では、一部のユーザーおよびグループは閲覧専用で、それ以外のユーザーとグループは編集も可能です。また、ページの表示が可能なユーザーに影響を与える可能性のある継承された制限が存在します。
- 素早く設定: 複数の人々およびグループに同じ制限を適用します。
- ほかのページを確認: ほかのページの制限がこのページに影響する場合があります。
- 具体的に指定: 各グループまたはユーザーが行える操作を正確に選択します。
「全員」とは誰を指しますか?
"全員がページを表示可能" という表現の全員とは、既定でそのページを表示できるすべてのユーザーを指します。ユーザーによるページの表示可否には、2 つの要素が影響します。1 つはスペース権限で、もう 1 つは親ページから継承される閲覧制限です。
制限はユーザーのスペース権限をオーバーライドしません。たとえば、制限ダイアログで「閲覧可能」に指定したユーザーがそのスペースの「閲覧」権限を持っていない場合は、ページを閲覧できません。
この制限はどのように機能しますか?
閲覧制限は継承されます。ページに制限を適用すると、その子ページにも制限が縦続します。編集制限は継承されません。ページごとに制限する必要があります。
制限ダイアログでは、ページの表示が可能なユーザーに影響を与える可能性のある継承された制限がある場合、メッセージが表示されます。
基本事項:
- 人やグループに対して閲覧を制約すると、制約されている人やグループはそのページとそのページの子ページのみの閲覧が可能になるよう制約されます(子ページにさらに制約がない限り)。
- 人やグループに対して編集を制約すると、制約されている人やグループはそのページの閲覧と編集、そのページの子ページの閲覧のみが可能になるよう制約されます。
- 親ページ(ページ階層の上層)は別途の閲覧制約があり、他のユーザーがページを閲覧できないよう制限されています。
リストに閲覧者または編集者として記載されているユーザーがページを閲覧できない場合は、以下の点を確認してください:
- そのスペースに対し、閲覧スペース権限があるか、または
- ページ階層の上層のページで子ページの閲覧を妨げている制約がないか。
現在のページ制限を見る
ページの一番上にある制限アイコンを見ると、そのページに制限がかかっているかどうかがわかります。
このページの閲覧は制約されています。誰でもこのページから見ることができます (ただし、編集は制約されている可能性があります)。 | |
このページは制限されています。アイコンを選択して、このページの表示および編集が可能なユーザーのリストを参照してください。 | |
このページは別のページから制限を継承しています。アイコンを選択してから、[継承された制限] を選択してページのリストを表示し、このページの制限の継承元を確認してください。 |
ページの制限を解除する
制限は簡単に削除できます。[制限なし] を選択してすべての制限を削除するか、ページを閲覧または編集できるユーザーを変更する場合は、リスト内の各ユーザーまたはグループの隣にある [削除]を選択します。
制限されているページのコピー
1 つのページをコピーしても、そのページの制限は自動的にコピーされません。ページに非公開にしたい情報が含まれている場合、公開前にエディタで制限を再適用し、スペースをウォッチしているユーザーに通知されないようにします。
ページおよびそのすべての子ページをコピーする場合は、すべての制限もコピーするか、すべてのページの制限のコピーをスキップすることを選択できます。詳細は、「ページのコピー」を参照してください。
制限ページへのアクセス権を取得する
ページ制限があって閲覧または編集できないページに (リンクまたはURLから) ナビゲートした、ページへのアクセス権をリクエストできます。
上記のアクセス リクエスト メッセージが表示されない場合、そのページへのアクセス権をリクエストできません。これは通常、親ページから表示制限を継承しているか、適切なスペース権限を持っていないか、メール サーバーがセットアップされていないことが原因です。
アクセス リクエスト
制限ページへのアクセス権をリクエストするには:
- 制限されたページで [アクセスをリクエスト] を選択します。
- Confluence は、アクセスを付与できる可能性が最も高い、最大 5 人のユーザーにメールを送信します。
- アクセス権付与の確認メールを待ちます。
アクセスを許可する
制限ページへのアクセス権を付与するには:
- アクセス リクエスト メールで [アクセスを許可] を選択します。
制限されたページに移動します。アクセス リクエスト用のダイアログが表示されます。 - [アクセスを許可] を選択します。
(ほかのユーザーが先にアクセスを許可している場合はその旨が表示されます)。
ユーザーはアクセス権付与の確認メールを受領します。
このプロセスは以下の手順でも同様です。
アクセスを許可できるユーザー
制限されているページへのアクセスをユーザーがリクエストすると、Confluence は、アクセスを付与する可能性が最も高い最大 5 人のユーザーに、次の優先度でメールを送信します。
- 過去にページでの作業を行っていて、ページを参照可能で、「制限」または「管理」スペース権限を持つユーザー (最終編集日順)
- ページを参照可能なスペース管理者 (アルファベット順)。
つまり、最近ページを操作したユーザーが優先されるため、リクエストに素早く対応できる可能性が高まります。5 人のいずれもが対応しなかった場合、フォローアップのメールは送信されません。ユーザーはスペースの管理者に直接連絡してアクセスを要求する必要があります。
アクセス リクエスト機能を無効にする
制限されているページへのアクセスをユーザーが要求できないようにしたい場合 (Confluence を公開ドキュメントとして使用している場合など)、Confluence Request Access プラグインを無効にすることができます。「システムおよび Marketplace アプリの管理」を参照してください。
スペース内のすべての制限ページを確認する
スペースの制限ページ リストを見るには、スペース管理者権限が必要です。
制限ページの確認方法
スペースに移動して、サイドバーの下部から [スペース ツール] > [権限] の順に選択します。
- [制限されたページ] を選択します。
スクリーンショット:スペース内の制限ページ
注意
- 自分自身を除外することはできません。
制限を適用すると、Confluence により自動的にリストに追加されます。自分自身をこのリストから削除することはできません。 制限されたページに対するスペース管理者およびシステム管理者のアクセス
スペース内で「管理」権限を持つユーザー、またはシステム管理グローバル権限を有するユーザーは、ページ制限により閲覧ができなくても、ページの制限を解除できます。[スペース管理]>[制限されたページ] へ移動します。- ブログ投稿には親がなく、制限を継承できません
子ページを含むページをブログ投稿に変換すると、子ページはその構造内で親ページの元の位置に移動します。親ページから継承しているすべての制限は、親ページが変換されると削除されます。