Confluence 3.4 アップグレード ノート

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以下は、Confluence 3.4 にアップグレードする際の重要注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については「Confluence 3.4 リリース ノート」をご参照ください。

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アップグレード ノート

マクロ ブラウザーにおけるユーザー マクロの表示設定

リリース ノートに記載されているように、Confluence マクロ ブラウザーとオートコンプリートでユーザー マクロと他のマクロを表示できるようになりました。Confluence サイトにすでにいくつかのユーザー マクロがある場合は、Confluence 3.4 にアップグレードする際に、アップグレード タスクはすべての既存のユーザー マクロをシステム管理者のみに表示するように設定します

アップグレード後、要件に応じて、各マクロを個別に設定して、すべてのユーザーに表示されるようにする必要があります。ユーザー マクロの作成に関するドキュメントをご参照ください。

Crowd 2.0.7 Confluence が Crowd と統合されている場合はアップグレードが必要

Confluence のインストールが、ユーザー管理とシングル サインオンのために Atlassian Crowd と統合されている場合は、Confluence 3.4 にアップグレードする際に Crowd 2.0.7 にアップグレードする必要があります。Confluence 3.4 の場合は、CONFLUENCE-INSTALLATION/confluence/WEB-INF/classes/seraph-config.xml ファイルに指定される新しい Seraph の認証があるのでご注意ください。

<authenticator class="com.atlassian.crowd.integration.seraph.v22.ConfluenceAuthenticator"/>

Seraph 認証システム設定へのアップグレードなどに関する詳細な手順については、Crowd 統合ガイドに従ってください。Crowd がアップグレードされていない場合に発生する問題症状については、ナレッジ ベース記事をご確認ください。Crowd 2.0.7 リリース ノートはこちらです。

パスワード確認を無効にするための設定オプション (カスタム認証を使用する場合に便利)

このセクションは、カスタム認証メカニズムを使用する Confluence インストールに関連しています。管理アクション、メール アドレスの変更、ログイン失敗に対応する Captcha で、パスワードの確認を必要とする Confluence のセキュリティ対策で問題が起こる場合があります。

必要に応じて、password.confirmation.disabled システム プロパティを設定してパスワードの確認機能を無効にできます。「認識対象のシステム プロパティ」をご参照ください。この構成オプションは、課題 CONF-20958 の回避策として提供しています。

既存の「ログイン情報を記憶する」cookie が無効に

Confluence の「ログイン情報を記憶する」機能のセキュリティを強化しました。この変更の結果、Confluence インストールをアップグレードすると、既存の「ログイン情報を記憶する」はすべて無効になります。アップグレード後に初めて Confluence にアクセスすると、ユーザーは通常どおりログインするように指示されます。

Oracle 10g、Safari 3 と 3.1 のサポート終了。

以前に発表したように、次のサポートの提供は終了しました。

  • このリリース以降 の Oracle 10g
  • Safari 3 と 3.1 以降のリリース

Confluence のサポート終了のお知らせ」を参照してください。

事前告知: PostgreSQL 8.1 と Firefox 3.0 のサポート終了

次のサポートを終了する予定です。

  • Confluence 3.5 の PostgreSQL 8.1
  • Confluence 3.5 の Firefox3.0

Confluence のサポート終了のお知らせ」を参照してください。

Clickr テーマと左ナビゲーション テーマが Confluence とのバンドルを廃止

Confluence 3.2 では、ドキュメント用テーマと Easy Reader テーマという 2 つの新しいテーマが導入されました。同時に、以下の 2 つのテーマの廃止を発表しました。

非推奨のテーマ

説明

推奨される代替品

Clickr テーマ

このテーマは Flickr のユーザー インターフェイスから着想を得て、Confluence コンテンツがページの中央に配置されています。

新しい Easy Reader テーマ

左ナビゲーション テーマ

このテーマは、画面の左側にナビゲーション バーが配置されます。

ドキュメント用テーマ

次の点にご注意ください。

  • Clickr テーマと左ナビゲーション テーマは Confluence にバンドルされなくなり、Confluence 3.4 以降ではサポートされません。
  • Confluence インストールを Confluence 3.4 にアップグレードする際は、アップグレード プロセスによってスペースが次のテーマに自動で移行されます。
    • 左ナビゲーション テーマを使用しているスペースは、ドキュメント テーマに変換されます。
    • Clickr テーマを使用しているスペースは、Easy Reader テーマに変換されます。
  • スペースを移行しない場合は、次の JVM パラメーターで Confluence を起動して、スペース テーマを変換しないようにできます。

    -Dconfluence.theme.skip.migration=true
    

    アップグレード中、左ナビゲーションと Clickr テーマは Confluence サイトをから削除されますが、上記のパラメーターを指定した場合、スペースはこれらのテーマを引き続き使用することを想定します。アップグレード後、Atlassian Plugin Exchange から左ナビゲーション テーマと Clickr テーマをダウンロードしてインストールする必要があります。これによって、スペースで引き続き使用できます。これらのテーマを再インストールしない場合、影響を受けるスペースはデフォルトのテーマを使用します。

  • アップグレード プロセスでスペースが新しいテーマに変換されてから、古いテーマに戻すことにした場合は、アップグレード プロセス中に書き込まれた Confluence ログが役立ちます。ログには、テーマの移行を元に戻すために実行できる SQL クエリが含まれています。ログ ファイルの関連部分は次のように見えます。

    2010-08-05 15:13:22,572 INFO [main] [confluence.upgrade.upgradetask.ClickLeftNavMigrationUpgradeTask] doInTransaction To rollback the migration of spaces with Left Navigation Theme theme execute the following SQL:
    update BANDANA set BANDANAVALUE = '<map>\n  <entry>\n    <string>theme.key</string>\n    <string>com.atlassian.confluence.themes.leftnavigation:leftnavigation</string>\n  </entry>\n</map>' where BANDANACONTEXT in ('~SPACE-KEY1', 'SPACE-KEY2', 'SPACE-KEY3') and BANDANAKEY = 'atlassian.confluence.theme.settings'
    
    2010-08-05 15:13:22,573 INFO [main] [confluence.upgrade.upgradetask.ClickLeftNavMigrationUpgradeTask] doInTransaction To rollback the migration of spaces with Clickr theme execute the following SQL:
    update BANDANA set BANDANAVALUE = '<map>\n  <entry>\n    <string>theme.key</string>\n    <string>com.atlassian.confluence.themes.clickr:clickr</string>\n  </entry>\n</map>' where BANDANACONTEXT in ('SPACE-KEY4', 'SPACE-KEY5', 'SPACE-KEY6') and BANDANAKEY = 'atlassian.confluence.theme.settings'
    

    ~SPACE-KEY1」、「SPACE-KEY2」などの単語は、変換されたスペースのキーを表します。SQL ステートメントを実行して左ナビゲーションと Clickr テーマ (以下参照) をインストールすると、スペースはアップグレード タスクが実行される前と同じ状態になります。

  • Confluence 3.4 にアップグレードしてから、ある時点で XML バックアップからスペースを復元する場合、スペースは新しいテーマに移行されません。別のテーマを手動で適用する必要があります。「スペースにテーマを適用する」をご参照ください。または、左ナビゲーション テーマと Clickr テーマを引き続き使用する場合は、Atlassian Plugin Exchange からダウンロードしてインストールできます。

廃止されたプラグイン リポジトリ マクロ

一部のマクロは外部での使用を想定していません。また、Wiki ページには追加しないことを常に推奨しています。しかしながら、一部の Confluence サイトではこれらのマクロが一部のページにある可能性があります。これらのマクロは Confluence 3.4 以降では機能しなくなることにご注意ください。これらはプラグイン リポジトリの一部であり、新しいプラグイン マネージャーに置き換えられました。

次のマクロは廃止されました。

  • {repository-plugin}
  • {recentlyupdated-plugins}
  • {popular-plugins}
  • {download-stat}
  • {confluence-status}
  • {plugin-status}
  • {plugin-repository}
  • {plugins-supported}

スペースの説明内で Wiki マークアップのレンダリングを廃止

スペースの説明は、Wiki マークアップをレンダリングしなくなりました。スペースの説明に Wiki マークアップが含まれている場合、マークアップはプレーン テキストとして表示されます。

アップグレード手順

Upgrade a test environment first

As always, please test your upgrades in your test environment before rolling into production.

すでに Confluence のいずれかのバージョンを実行している場合、以下の手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。

  1. Before you upgrade, we strongly recommend that you back up your Confluence Home and other important directories and database. See the documentation on backing up your Confluence site. If you are using an external database, perform a database backup.
  2. ご利用の Confluence のバージョンが 3.3.x より前の場合は、アップグレード ノートの概要とそのページにリストされている Confluence の各バージョンのアップグレード ノートをお読みください (それぞれにハイパーリンクがあります)。また、次をご確認ください。
    • 2.1 以前のバージョンからアップグレードする際には、2.2 リリース ノートをお読みください。
    • If you are upgrading from 2.2 or earlier, you will need to upgrade to Confluence 2.7.x first, confirm the upgrade was successful, then upgrade again from version 2.7.x to the latest. For more details, please refer to CONF-11767.
  3. Download the latest version of Confluence.
  4. アップグレード ガイド」の説明に従います。

その他の既知の問題のチェックと Confluence アップグレードのトラブルシューティング

Confluence インストールのアップグレードに必要な手順が完了したら、「Confluence のアップグレード後のチェックリスト」のすべての項目を確認し、すべてが期待どおりに動作していることを確認します。適切に動作していないところがあれば、既知の Confluence の問題を確認し、以下に記載されているアップグレードのトラブルシューティングを試してください。

  • 既知の問題を確認してください。Confluence のリリース後にその最新バージョンで問題が見つかる場合があります。そのような場合、既知の問題に関する情報を Confluence ナレッジベースで公開します。
  • コミュニティで回答を確認してください。他のユーザーに同じ問題が発生している可能性があります。Atlassian Answers のコミュニティから回答を確認することができます。
  • Confluence のアップグレード中に問題が発生しましたか?Confluence ナレッジベースで、アップグレードのトラブルシューティングを行うガイドを参照してください。

  • アップグレード中に問題が発生して解決できない場合は、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。

Useful Plugins

Confluence サイトにアドオン(プラグインとも言う)をインストールする前に、アドオンの情報ページをチェックし、アドオンがアトラシアンによってサポートされているか、他のベンダーによってサポートされているか、またはまったくサポートされていないか確認してください。 アドオンのサポートについては、弊社のガイドラインを参照してください 。

  • [Unable to render {include} The included page could not be found. ({include} をレンダリングできません。ページが見つかりませんでした)] を選択し、
関連トピック

Confluence 3.4 リリース ノート

最終更新日: 2016 年 2 月 17 日

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