チーム設定の構成
This page discusses the usage of Portfolio for Jira live plans (any version from 2.0 to 2.27). If you're using the redesigned planning interface, see this page instead.
スケジュール方法とプランに関連付けられたチームのベロシティまたは週単位のキャパシティを設定できます。
チームのスケジュール手法の設定:
- Go to your plan via Portfolio (in header) > View Portfolio > click your plan.
- [チーム] タブをクリックし、タイムラインの下部にチーム セクションを表示します。
- チーム セクションで、設定したいチームを見つけ、展開して詳細を表示します。
- 選択したチームの右上セクションで、[スケジュール方法] メニューをクリックします。
- 次のいずれかの方法論のオプションを選択します。
- チームがスプリントまたは固定イテレーションで作業していて 1 つのスプリントに含まれる週の数を指定している場合は、スクラムです。スプリントの既定値を定義する場合は、「スケジュール設定の構成」をご確認ください。
- チームが連続したスケジュールで作業している場合はカンバンです。
プランで見積もりにストーリー ポイントを使用する場合、カンバン オプションは利用できません。プランの計画単位の変更の詳細については「スケジュール設定の構成」をご確認ください。
- Commit the changes back to your Jira instance.
チーム ベロシティの設定
見積りにストーリー ポイントを使用している場合、チームについて次の詳細情報を確認できます。
1 | チームのベロシティ |
|
---|---|---|
2 | ベロシティの予測 | 以降の複数のスプリントに予測されたベロシティ。次の情報に基づきます。
各チーム メンバーのデフォルトの可用性は、ベロシティの予測に影響します。詳細については、以下の例を参照してください。 |
3 | 過去のベロシティ |
|
週あたりのキャパシティの設定
時間ベースの見積もりを使用している場合、チームの週あたりのキャパシティは各チーム メンバーの週あたりの作業時間の合計です。チームの各メンバーの週あたりの時間数を設定して、チーム全体の週あたりのキャパシティを取得できます。
チーム メンバーの週あたりの時間数を設定する方法
- [チーム] セクションの [週あたりの時間数] 列で、作業時間を設定するチーム メンバーの行をクリックします。
- チーム メンバーの週あたりの時間数を入力します。
- Commit the changes back to your Jira instance.
チーム メンバーの既定の週あたりの時間数が予測されたベロシティに与える影響
チームのすべてのメンバーの既定の週あたりの時間数は、チームのベロシティがストーリー ポイントで定義されるときに、ストーリー ポイントを分散するために使用されます。
チームに 3 人のメンバーがいて、チームのベロシティが 100 ポイントに設定されているとします。
この例では、同等のストーリー ポイントは次のように計算されます。
チーム ベロシティ x (個々の空き状況/チーム全体の空き状況)
チーム メンバー | 既定の空き状況 | 同等のストーリー ポイント |
---|---|---|
Alana | 40 時間 | 50 100 ポイント x (40h/80h) |
Emma | 0 時間 | 0 |
Will | 40 時間 | 50 |
合計 | 80 時間 | 100 ポイント |
このチームの作業の計画時、スプリント 1 と 2 では個々の空き状況はこのように設定されます。Emma の既定の空き状況は 0 時間ですが、スプリント 2 の間は 40 時間の空きがあります。このため、スプリント 2 では各チーム メンバーに 50 ポイントが分散され、合計ポイントは 150 ポイントになります。
チーム メンバー | スプリント 1 の空き状況 | スプリント 1 の同等のストーリー ポイント | スプリント 2 の空き状況 | スプリント 2 の同等のストーリー ポイント |
---|---|---|---|---|
Alana | 40 時間 | 50 ポイント | 40 時間 | 50 ポイント |
Emma | 0 時間 | 0 ポイント | 40 時間 | 50 ポイント |
Will | 40 時間 | 50 ポイント | 40 時間 | 50 ポイント |
合計 | 80 時間 | 100 ポイント | 120 時間 | 150 ポイント |
上記の例に従い、Alana の既定の空き状況を 10 時間に減らすと、スプリント 1 と 2 で次のようになります。
チーム メンバー | 既定の空き状況 | 同等のストーリー ポイント | スプリント 1 の空き状況 | スプリント 1 の同等のストーリー ポイント | スプリント 2 の空き状況 | スプリント 2 の同等のストーリー ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
Alana | ↓ 10 時間 | ↓ 20 pts 100 ポイント x (10h/50h) | ↓ 10 時間 | ↓ 20 pts | ↓ 10 時間 | ↓ 20 pts |
Emma | 0 時間 | 0 ポイント | 0 時間 | 0 ポイント | 40 時間 | 80 ポイント |
Will | 40 時間 | ↑ 80 ポイント 100 ポイント x (40h/50h) | 40 時間 | ↑ 80 ポイント | 40 時間 | ↑ 80 ポイント |
合計 | 50 時間 | 100 ポイント | 50 時間 | 100 ポイント | 90 時間 | 180 ポイント |
Alana の既定の空き状況は 10 時間になるため、Will の同等のストーリー ポイントを 80 ポイントに増加させる必要があります。これにより、チームのベロシティである 100 ポイントを実現するために必要なポイントを補完します。
Alana の作業時間が減っても、予測されるベロシティは増加します。これは、Will のストーリー ポイントが 2 つのスプリントの間に増加するためです。
上記の例に従い、Alana の既定の空き状況を 60 時間に増やすと、スプリント 1 と 2 で次のようになります。
チーム メンバー | 既定の空き状況 | 同等のストーリー ポイント | スプリント 1 の空き状況 | スプリント 1 の同等のストーリー ポイント | スプリント 2 の空き状況 | スプリント 2 の同等のストーリー ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
Alana | ↑ 60 時間 | ↑ 60 ポイント 100 ポイント x (60h/100h) | ↑ 60 時間 | ↑ 60 ポイント | ↑ 60 時間 | ↑ 60 ポイント |
Emma | 0 時間 | 0 ポイント | 0 時間 | 0 ポイント | 40 時間 | 40 ポイント |
Will | 40 時間 | 40 ポイント 100 ポイント x (40h/100h) | 40 時間 | 40 ポイント | 40 時間 | 40 ポイント |
合計 | 100 時間 | 100 ポイント | 100 時間 | 100 ポイント | 140 時間 | 140 ポイント |
Alana の既定の空き状況は 60 時間になるため、Will の同等のストーリー ポイントは 40 ポイントのままにすることができます。Alana のキャパシティが増加し、週あたりの作業時間が 60 時間になったため、予測されるベロシティは減少します。