Windows 上で Confluence をダウンロード

このガイドでは、Windows インストーラーを使用して、外部データベースのある本番環境に Confluence をインストールする方法を説明します。

これは、Windows サーバー上で本番サイトを稼働させる最も簡単な方法です。


Confluence をインストールするその他の方法:

  • 評価 - 無料のトライアル版をすぐに稼働します。
  • Zip – Confluence を zip ファイルから手動でインストールします。 
  • Linux – Confluence を Linux オペレーティングシステム上にインストールします。

On this page:

はじめる前に

Confluence をインストールする前に、いくつかの質問に答える必要があります。 


サポートされているオペレーティング システムを使用していますか?
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サポート対象プラットフォーム ページでインストールする Confluence のバージョンを確認してください。このページでは、サポート対象のオペレーティングシステム、データベースおよびブラウザーに関する情報を提供しています。

参考情報

  • OSX への Confluence のインストールはサポートされていません。
  • Confluence インストーラーには Java (JRE) および Tomcat が含まれているため、これらを別途インストールする必要はありません。
Windows Service として Confluence を実行しますか?
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Windows でサービスとして Confluence を実行するとは、Windows が起動されると、Confluence が自動的に始動することを意味します。

Confluence をサービスとして実行する選択する場合:

Confluence をサービスとして実行しないことを選択する場合:

  • Windows スタート メニューを使用するか、Confluence インストールディレクトリ内のファイルを実行して Confluence の開始および停止を行います。
  • Confluence は Confluence をインストールするために使用された Windows ユーザーアカウントで実行されます。または、専用ユーザーとして実行する選択も可能です。
  • サーバーが再起動される場合、Confluence を手動で再起動する必要があります。
ポート 8090 と 8091 は使用できますか?
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Confluence はデフォルトで、ポート 8090 上で実行します。このポートが使用中の場合、インストーラーによって別のポートを選択するよう求められます。

共同編集に必要な Synchrony は、ポート 8091 で実行されます。このポートが既に使用されている場合は、Confluence インストールが完了した後で、Synchrony を実行するポートを変更する必要があります。Synchrony を実行するポートの変更方法については、共同編集の管理を参照してください。Synchrony がポートを利用できるようになるまで、ページを編集することはできません。

使用されるすべてのポートの概要については、「アトラシアン アプリケーションで使用するポート」を参照してください。

データベースはセットアップ済みで使用可能な状態ですか?
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Confluence を実行するには、外部データベースが必要になります。インストールするバージョンのサポート対象プラットフォーム ページで、現在サポートされているデータベースのリストを確認してください。データベースをまだ用意していない場合、無料の PostgreSQL であればセットアップが簡単です。

参考情報

Confluence ライセンスをお持ちですか?

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Confluence を使用するには、有効なライセンスが必要です。

参考情報

  • Confluence ライセンスをまだ購入していない場合は、セットアップ中に評価版ライセンスを作成できます。
  • ライセンス キーをお持ちの場合は、my.atlassian.com にログインして取得するように促すプロンプトが表示されます。セットアップ中にライセンス キーを手動で入力することもできます。
  • Confluence Cloud から移行する場合、新しいライセンスが必要です。
  • [Unable to render {include} The included page could not be found. ({include} をレンダリングできません。ページが見つかりませんでした)] を選択し、

添付ファイル データをオブジェクト ストレージに保存しますか?
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初期設定で、Confluence は添付ファイルをホーム ディレクトリ (ファイル システムなど) に保存します。

チームに大規模なデータ セットがあるか、データ セットが増加していて、効率的な拡張機能が必要な場合は、S3 オブジェクト ストレージの使用をお勧めします。 現在、Amazon S3 は Confluence がサポートしている唯一のオブジェクト ストレージ ソリューションです。

参考情報

  • Amazon S3 オブジェクト ストレージは、Data Center ライセンスを使用していて、AWS で Confluence を実行しているユーザーなら、誰でも利用できるオプションの添付ファイル ストレージ方法です。
  • 新規のお客様の場合は、「S3 オブジェクト ストレージでセットアップ手順を確認してください。
  • 既存のお客様の場合は、添付ファイル データをファイル システムまたは別のストレージ方法から S3 オブジェクト ストレージに移行する必要があります。その手順については、「添付ファイルのストレージの設定」を参照してください。
  • S3 オブジェクト ストレージを使用している場合でも、添付ファイル以外のほかのデータは引き続きホーム ディレクトリに保存されます。


セットアップ中に、ロード バランサ (またはプロキシ) がサーバーに ping を実行して、Confluence のインストールまたは Data Center への移行が中断する既知の問題があります。CONFSERVER-61189 - Getting issue details... (課題情報を取得中...) STATUS をご参照ください。
インストール時に、ロード バランサのヘルス チェックを無効にして、同じ Confluence URL を指す複数のタブを開かないようにする必要があります。

Confluence のインストール

1. Confluence をダウンロードする

ご使用のオペレーティング システムに対応したインストーラーを https://www.atlassian.com/software/confluence/download からダウンロードします。

2. インストーラーを実行する

  1. インストーラーを実行します。専用の Windows 管理者アカウントを使用することをお勧めします。
  2. プロンプトに従って Confluence をインストールします。次の情報を提供します。
     
    1.  宛先ディレクトリ – これは Confluence がインストールされる場所です。
    2.  ホームディレクトリ– これは、ログ、検索インデックス、ファイルなどの Confluence データが保存される場所です。
    3.  TCP ポート – これらは Confluence が実行される HTTP コネクターポートおよび制御ポートです。 同じポートで別のアプリケーションを実行していない限り、既定のままにします。 
    4. サービスとしてインストール – このオプションはインストーラーを管理者として実行した場合のみ利用可能です。
  3.  インストールが完了すると、ご使用のブラウザーで Confluence が起動します。

Confluence のセットアップ

3. インストールタイプを選択する

  1. 本番インストールを選択します。
      
  2. 他にインストールしたいアプリがあれば、それを選択します。

4. ライセンスの入力

Follow the prompts to log in to my.atlassian.com to retrieve your license, or enter a license key. 

5. データベースへの接続

  1. まだ実行していない場合は、ここでデータベースを作成します。詳細と接続オプションについては、このページの「始める前に」セクションを参照してください。 
     
  2. MySQL および Oracle の場合は、プロンプトに従い、必要なドライバーをダウンロードしてインストールします。  

  3. データベースの詳細を入力します。テスト接続を使用して、データベースが正しく設定されていることを確認します。

    高度なセットアップ オプション...

    特定のパラメーターを指定したい場合は、接続文字列で接続するよう選択できます。以下の内容を入力するよう指示されます:

    • データベース URL – データベースの JDBC URL。不明な場合は、データベースのドキュメント確認してください。
    • ユーザー名およびパスワード – Confluence がユーザーのデータベースにアクセスするために使用できる有効なユーザー名とパスワードです。

6. 新しいサイトにコンテンツを追加する

Confluence を使用してサイトにコンテンツを追加するかどうかを選択します。
 
デモ用スペース...

 これは、Confluence を理解するためにあなたとユーザーが使用できるスペースを作成するオプションです。このスペースはいつでも削除できます。

既存のサイトからデータをインポート...

既存の Confluence サイトのサイト全体のエクスポートがある場合にこのオプションを使用します。これは、別のデータベースへの移行やテストサイトの設定を行うときに便利です。  

参考情報

  • インポートできるのは、同じまたは前の Confluence バージョンのサイトのみです。
  • 以前にインストールした Confluence から、システム管理者のアカウント情報をはじめとするすべてのユーザーデータとコンテンツがインポートされます。

セットアップウィザードにて :

  • バックアップファイルのアップロード – サイトのエクスポートファイルのサイズが小さい場合 (25mb 以下) 、このオプションを使用します。
  • バックアップ ファイルをファイル システムから復元– バックアップ ファイルの容量が大きい場合はこのオプションを使用します。ファイルを <confluence-home>/restore ディレクトリにドロップし、プロンプトに従ってバックアップを復元します。

  • インデックスの作成 – インポートしたコンテンツを検索できるようにするには、インデックスを作成する必要があります。大規模サイトの場合は長時間かかるため、後でインデックスを作成したい場合は、選択解除します。インデックスが作成されるまでコンテンツは検索できません。

7. ユーザーを管理する場所を選択する

Confluence のユーザーおよびグループを Confluence 内で管理するか、Jira Software や Jira Service Management などの Jira アプリケーションで管理するかを選択します。
 
Confluence でユーザーおよびグループを管理...

Confluence でユーザーを管理する場合、またはインストール済みの Jira アプリケーションがない場合はこのオプションを選択します。

参考情報

  • Jira アプリケーションでユーザーを管理する予定で、まだ Jira アプリケーションをインストールしていない場合、Jira をインストールしてから Confluence のセットアップを再開することをおすすめします。
  • あとから外部のユーザー管理 (LDAP、Crowd または Jira) を追加することもできます。
Jira への接続...

 インストール済みの Jira アプリケーションがあり、両方のアプリケーションにわたってユーザーを管理する場合は、このオプションを選択します。

参考情報

  • これは、もっとも一般的なオプションの場合に Jira 連携をすばやくセットアップする方法です。 
  • Jira のユーザー ディレクトリが Confluence で使用できるように構成され、Jira と Confluence の間でアプリケーション リンクがセットアップされるため、データを容易に共有できるようになります。
  • Jira アプリケーションのどのグループを Confluence にログインできるようにするかを指定できます。各アプリケーションでライセンス階層が同じである必要はありません。 
  • Jira 4.3 以降、Jira Core 7.0 以降、Jira Software 7.0 以降、または Jira Service Management 3.0 以降のいずれかが必要です。

セットアップウィザードにて :

  • Jira ベース URL - ご使用の Jira サーバーのアドレス。たとえば、http://www.example.com:8080/jira/ または http://jira.example.com/

  • Jira 管理者ログイン – これは、Jira アプリケーションで Jira システム管理者グローバル権限を持つユーザーアカウントのユーザー名とパスワードです。Confluence も、このユーザー名とパスワードを使用してローカル管理者アカウントを作成し、これによって Jira が使用できない場合でもこのアカウントで Confluence にアクセスできます。このアカウントは Confluence の内部ユーザー ディレクトリに保存されるため、Jira でパスワードを変更しても、Confluence 側で自動的に更新されることはありません。
  • Confluence ベース URL - この URL を使用して、Jira はご使用の Confluence サーバーにアクセスします。ここで指定する URL は、Confluence で Jira アプリケーションに接続するために指定されたベース URL をオーバーライドします。
  • ユーザー グループ - 次の Jira グループでは、メンバーに Confluence の使用が許可されます。これらのグループのメンバーは、Confluence の "Confluence の使用" 権限を付与され、Confluence ライセンスに計上されます。既定のユーザー グループ名は、次のように Jira バージョンによって異なります。
    • Jira 6.4 以前: jira-users 
    • Jira Software 7.x 以降: jira-software-users
    • Jira Core 7.x 以降: jira-core-users
    • Jira Service Management (旧 Jira Service Desk) 3.x 以降: jira-servicedesk-users
  • グループの管理 – Confluence への管理アクセス権を持つメンバーを含む Jira グループを 1 つ以上指定します。既定のグループは jira-administrators です。これらのグループは、Confluence でシステム管理者および Confluence 管理者のグローバル権限を付与されます。

8. 管理者アカウントの作成

管理者アカウントの詳細情報を入力します。  

Jira アプリケーションでユーザー管理を行う場合や、既存のサイトからデータをインポートした場合は、このステップをスキップします。 

9. Confluence の使用を開始する

これで準備完了です。Confluence サイトは、次のような URL http://<computer_name_or_IP_address>:<port> からアクセスできます。

リバース プロキシの背後で Confluence を実行する予定がある場合は、先へ進める前にプロキシと SSL の考慮事項を確認してください。 

チームの立ち上げと運営に役立つ情報を以下に挙げます。

トラブルシューティング

Confluence のインストールで問題が生じていますか?
  • ウィルス対策やその他のインターネット セキュリティ ツールが、Confluence インストール プロセスを中断し、プロセス完了を妨害することがあります。お使いのウィルス対策・インターネット セキュリティ ツールでこの種の問題が発生した場合、または、発生が見込まれる場合は、まず、対象ツールを無効にしてから、Confluence のインストールを実行してください。
  • Confluence を起動できない場合、「Spring Application コンテキストが設定されなかったため Confluence が起動しない」を参照してください。
  • 共同編集でエラーが発生する場合は、「共同編集のトラブルシューティング」を参照してください。

詳細は、ナレッジベースの「インストールのトラブルシューティング」を参照してください。  

Last modified on Mar 31, 2023

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