問題のトラブルシューティングおよび技術サポートの依頼

Confluence サイトに問題がある場合のために、このページでは、サイトの復旧に役立つ、基本的なトラブルシューティング手順とツールを提供します。  

問題のトラブルシューティング

Confluence 管理者でない場合は、Confluence 管理者に問題を報告してください。 

管理者の場合:

  1. サイトの既知の課題についてヘルス チェックとログ アナライザーを実行します。
  2. 既知の問題の解決策について、ナレッジ ベースを確認します。
  3. 既知のバグについて、課題トラッカーを確認します。
  4. 問題が Marketplace アプリに関連している可能性がある場合は、Confluence をセーフ モードで実行するか、すべてのサード パーティ製アプリを一時的に無効にします。

上記で問題が解決できない場合は、ログと構成ファイルが入ったサポート zip を作成してから、サポート チームにお問合せください。 

ヘルス チェックを実行する

ヘルス チェックを使用すると Confluence インスタンスのセットアップを簡単に確認できます。ヘルス チェックは、ライセンスの有効性や基本データベース設定、ファイルシステム設定などを検査します。 

ヘルス チェックを実行するには、 > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] > [インスタンス ヘルス] に移動します。  

ヘルス チェックによって、問題があるかどうかがわかります。 

ログ アナライザーを使用する

ログ アナライザーは Confluence ログをエラーをスキャンして、ナレッジベースや課題追跡アプリケーションの既知の問題と照合します。 

ログ アナライザーを実行するには、 > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] > [ログ アナライザー] に移動します。ログ アナライザーは、ナレッジベースの記事や課題追跡アプリケーションのバグに一致するリンクの一覧を返します。 

参考情報

  • ログ スキャナーは、正規表現を使用して、ナレッジベース記事やバグで報告されているエラート、ログ内のエラーを照合します。 
  • 最後に報告された問題が最初に表示されます。一致する最新の 10 件のみが表示されます。10 件以上の結果が返される場合は、「すべて表示」をクリックしてすべての結果を表示します。
  • リンクは、ナレッジ ベースまたは課題追跡アプリケーションと紐付いています。

問題をトラブルシューティングする際にログにマーク付け

トラブルシューティングを行う際に、問題を再現する前後でログ ファイルをマークできると便利な場合があります。これにより、ログの中で調査すべき部分を簡単に発見できます。  

アプリケーション ログ ファイルにマークを付けるには、次の手順を実行します。

  1. > [一般設定] > [ログとプロファイルの作成] に進みます。
  2. たとえば、「ディレクトリ同期の課題が再現します」というメッセージを入力します。
  3. マークを使用して新しいログ ファイルを開始する場合は、[Rollover log files (ログ ファイルのロールオーバー)] を選択します (これにより、最も古いログ ファイルが削除されます)。 
  4. [マーク] を選択します。


スクリーンショット: ログとプロファイル作成の構成画面

メッセージは、すべてのアプリケーション ログ ファイル (atlassian-confluence.log や atlassian-confluence-security.log など) に追加されます。ログには、必要な頻度でマークを付けることができます。

例:

... 
2021-01-04 13:21:47,421 INFO [http-nio-8090-exec-5 
[impl.admin.actions.MarkAllLogsAction] execute
***********************************************
Reproduce directory sync issue
************************************************ 
2021-01-04 13:25:23,901 ERROR [test error] [atlassian.confluence.test] This 
is a sample error java.lang.RuntimeException: Unable to find sample error 
for testuser 
...

アプリ ベンダーにサポート リクエストを送信する

サード パーティ製アプリに関する問題の場合は次の対応が必要です。

  • Atlassian Marketplace で、アプリがサードパーティ ベンダーによってサポートされているかどうかを確認する
  • アプリのベンダーに直接連絡する (Marketplace に情報が記載されています) 

詳細は、「アトラシアンでのアプリのサポートについて」を参照してください。

アトラシアンに対してサポート リクエストを登録する 

サポート リクエストの起票方法は 2 つあります。 

  • Confluence 内から:  > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] > [サポートを受ける] へ移動し、プロンプトに従ってリクエストを作成します。詳細については、「サポート リクエストを作成する」を参照してください。 
  • from our support site: go to https://support.atlassian.com/ja and follow the prompts to choose your product and type of request.

リクエストの進捗状況についての更新がメールで送信され、サポート サイトではいつでもリクエストのステータスを確認することができます。 

参考情報

サポート zip ファイルの作成 

弊社のサポート チームとのあらゆるやり取りのためにサポート zip ファイルを添付することをお勧めします。サポート zip を作成するには、Confluence 管理者権限またはシステム管理者権限が必要です。 

サポート zip を作成するには、 > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] > [サポート zip を作成する] の順に移動します。

サポート zip ファイルに含まれるファイルの詳細については、「サポート zip を作成する」を参照してください。 

バグのロギング

バグを見つけた場合は、上記の手順に従ってサポート リクエストを起票してください。サポート チームがバグ レポートの作成をお手伝いします。この作業により課題トラッカー上での起票の重複が減り、サポート チームからの回避策のご案内に役立ちます。 

最終更新日: 2021 年 2 月 2 日

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