データ バックアップ用のコンテンツ アノニマイザー
アトラシアンでは、データベースの破損の診断や、Confluence のバグのトラブルシューティングのために、エクスポートされた zip ファイル (バックアップ ファイル) から取得できる entities.xml
ファイルのコピーを依頼する場合があります。
機密データが含まれる場合、entities.xml
ファイルに対してアノニマイザー プログラムを実行し、全ての個人データを削除してエクスポート構造のみを残すことができます。
用途
バックアップ ファイルでコンテンツ アノニマイザーを実行する方法:
- このページに添付されているアノニマイザーの JARをダウンロードします。
- zip 化されたバックアップ ファイルから
entities.xml
ファイルを JAR と同じディレクトリに展開します。 - コマンド プロンプトを使用し、3つのファイルがあるディレクトリに移動します。
cleaned.xml
を作成するには、以下のコマンドを実行します。java -jar confluence-export-cleaner-1.1-jar-with-dependencies.jar entities.xml cleaned.xml
元の
ファイルを別の場所に移動し、entities.xml
cleaned.xml
の名前をentities.xml
に変更します。exportDescriptor.properties
を持つ新しいentities.xml
を再度 zip 化し、アトラシアン サポートが、XML バックアップのエクスポート元の Confluence バージョンを確認できるようにします。
動作の仕組み
コンテンツ アノニマイザーは、entities.xml
ファイル内のすべてのテキストコンテンツを文字「x」で置換します。たとえば、単語「Atlassian」は「xxxxxxxxx」に変換されます。生成された cleaned.xml
ファイルは、元のファイルと同じサイズを持ちます。
コンテンツ アノニマイザーのこのリリースでは、STX(高速で効率的な XML 変換技術)を使用します。バックアップが大きくても、実行時に大量のメモリを必要としません。