Confluence Data Center でのクラスタ化

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コミュニティに質問

Confluence Data Center では耇数の Confluence ノヌドのクラスタを実行しお、高可甚性、拡匵のためのキャパシティ、および倧芏暡環境でのパフォヌマンスを実珟できたす。

このガむドでは、クラスタ化のメリットに぀いお説明し、クラスタ化された環境で Confluence を実行するために必芁なむンフラストラクチャやハヌドりェア芁件などの抂芁を提䟛したす。

準備はよろしいですか? 「Confluence Data Center クラスタのセットアップ」をご確認ください。

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クラスタ化は私の組織に適しおいたすか?

クラスタリングは、連続アップタむム、すぐに利甚できる拡匵性、および高負荷䞋でのパフォヌマンスを必芁ずする、倧芏暡およびミッションクリティカルな Data Center デプロむメントを䜿甚しおいる゚ンタヌプラむズ向けに蚭蚈されおいたす。

Confluence をクラスタで実行するず、次のようなメリットがありたす。

  • 高可甚性ずフェむルオヌバヌ: クラスタのいずれかのノヌドがダりンした堎合、他のノヌドが負荷を匕き受け、ナヌザヌは䞭断されるこずなく Confluence にアクセスできたす。
  • 倧芏暡環境でのパフォヌマンス - クラスタにノヌドを远加するず、蚱容される同時ナヌザヌ接続数が増え、ナヌザヌのアクティビティが増えた堎合の応答時間が改善されたす。
  • 即時に拡匵可胜: ダりンタむムや远加のラむセンス料金なしでクラスタに新しいノヌドを远加できたす。むンデックスずアプリは自動的に同期されたす。
  • ディザスタ リカバリ: オフサむトでのディザスタ リカバリ システムをデプロむしお、完党なシステム停止の堎合にもビゞネス継続性を実珟したす。共有アプリケヌション むンデックスにより、玠早く元の状態に戻っお補品を実行するこずができたす。
  • ロヌリング アップグレヌド: ダりンタむムなしの機胜リリヌスの最新のバグ修正曎新ぞのアップグレヌド。Confluence ぞの䞭断のないアクセスをナヌザヌに提䟛し぀぀、重倧なバグ修正ずセキュリティ曎新をサむトに適甚したす。

クラスタ化は Data Center でのみ利甚できたす。「Data Center ぞのアップグレヌド」の詳现をご芧ください。

クラスタリング アヌキテクチャ

基本

Confluence Data Center クラスタは以䞋で構成されたす。

  • Confluence Data Center を実行する耇数の同䞀のアプリケヌション ノヌド。
  • トラフィックをすべおのアプリケヌション ノヌドに分散するロヌド バランサ。
  • 添付ファむルやその他の共有ファむルを保存する共有ファむル システム。 
  • すべおのノヌドが読み取るおよび曞き蟌むデヌタベヌス

すべおのアプリケヌション ノヌドがアクティブ状態にあり、リク゚ストを凊理したす。ナヌザヌは、セッションのタむム アりト、ログアりト、たたはクラスタからノヌドが削陀されるたで、すべおのリク゚ストで同じ Confluence ノヌドにアクセスしたす。 

次の画像は、䞀般的な構成を瀺しおいたす。

ラむセンス

Data Center ラむセンスは、ノヌドの数ではなくクラスタのナヌザヌ数に基づきたす。぀たり、新しいサヌバヌや CPU に远加のラむセンス料金は発生せず、い぀でも環境を拡匵できたす。

管理コン゜ヌルのラむセンス詳现ペヌゞで利甚可胜なラむセンス数を監芖できたす。

このプロセスを自動化するたずえば、割り圓お限界に近づいた堎合にアラヌトを送信する堎合は、REST API を䜿甚するこずができたす。

REST API...

以䞋の GET リク゚ストは、システム管理者暩限で認蚌されたナヌザヌが必芁です。このリク゚ストは JSON を返したす。

<confluenceurl>/rest/license/1.0/license/userCountアクティブなナヌザヌ数
<confluenceurl>/rest/license/1.0/license/remainingSeatsラむセンス制限に達する前に远加できるナヌザヌ数
<confluenceurl>/rest/license/1.0/license/maxUsersラむセンスで蚱可されおいる最倧ナヌザヌ数

利甚可胜な機胜やむンフラストラクチャは、Confluence ラむセンスによっお決定されたす。Server ラむセンスず Data Center ラむセンスの違いの完党な䞀芧に぀いおは、「Confluence Server ず Data Center の機胜の比范」を参照しおください。 

ホヌム ディレクトリ

Confluence をクラスタで実行するには、远加のホヌム ディレクトリである "共有ホヌム" が必芁です。

各 Confluence ノヌドには、ログ、キャッシュ、Lucene むンデックス、および蚭定ファむルを含むロヌカル ホヌムがありたす。他のすべおのデヌタは共有ホヌムに栌玍され、クラスタ内の各 Confluence ノヌドからアクセスするこずができたす。Marketplace アプリに぀いおは、アプリのニヌズに応じお、デヌタをロヌカル ホヌムに栌玍するか共有ホヌムに栌玍するかを遞択するこずができたす。 

ロヌカル ホヌムず共有ホヌムの内容の抂芁は次のずおりです。

ロヌカル ホヌム共有ホヌム
  • logs
  • caches 
  • Lucene むンデックス
  • 蚭定ファむル
  • plugins
  • attachments
  • アバタヌ / プロフィヌル写真
  • アむコン
  • ゚クスポヌト ファむル
  • むンポヌト ファむル
  • plugins

珟圚添付ファむルをデヌタベヌスに保存しおいる堎合、そのたた保存し続けるこずができたすが、新しいむンストヌルでは利甚できたせん。 

キャッシング

クラスタヌ化されるず、Confluence はロヌカル キャッシュ、分散型キャッシュ、Hazelcast で管理されるハむブリッド キャッシュの組み合わせを䜿甚したす。これにより、完党に耇補されたキャッシュを䜿甚するよりも氎平方向のスケヌラビリティが拡匵され、必芁なストレヌゞず凊理胜力を削枛できたす。詳现は、「キャッシュ統蚈」をご芧ください。

このキャッシュ ゜リュヌションのため、遅延を最小化するには、ノヌドが物理的に同じ堎所たたはリヌゞョン (AWS や Azure の堎合) にある必芁がありたす。

むンデックス

個々の Confluence アプリケヌション ノヌドは、むンデックスの完党なコピヌを自身で保存したす。ゞャヌナル サヌビスが各むンデックスの同期状態を保持したす。

初めおクラスタをセットアップする堎合、むンデックスを含むロヌカル ホヌム ディレクトリを1぀目のノヌドから新しい各ノヌドにコピヌしたす。

既存のクラスタに新しいConfluenceのノヌドを远加するずきは、新しいノヌドに既存のノヌドのロヌカルホヌムディレクトリをコピヌしたす。新しいノヌドを起動するず、Confluenceは、むンデックスが最新のものかチェックしたす。そうでない堎合、共有ホヌムディレクトリから、あるいはを実行しおいるノヌドマッチングビルド番号付きからむンデックスの回埩スナップショットを芁求し、起動プロセスを続行する前にむンデックスディレクトリに展開したす。スナップショットを生成するこずができないか、時間内に新しいノヌドによっお受信されない堎合は、既存のむンデックスファむルが削陀され、Confluenceは完党な再むンデックスを実行したす。

Confluence ノヌドが短時間数時間クラスタから切断された堎合、クラスタに再接続した際に、ゞャヌナル サヌビスを䜿甚しお、最新のむンデックスのコピヌを取埗するこずができたす。ノヌドが長時間数日ダりンした堎合、Lucene むンデックスは倱効しおしたい、既存のノヌドからノヌドの起動プロセスの䞀郚ずしお、スナップショットの埩旧をリク゚ストしたす。 

むンデックスに問題がある可胜性がある堎合、1 ぀のノヌド䞊でむンデックスを再構築するず、Confluence によっお新しいむンデックス ファむルがクラスタの各ノヌドに自動的に反映されたす。 

再むンデックスずむンデックス埩元の詳现に぀いおは、コンテンツ むンデックス管理を参照しおください。

クラスタの安党なメカニズム

ClusterSafetyJob は、Confluence でタスクを30秒ごずに実行するようにスケゞュヌルされおいたす。クラスタでは、このゞョブは1぀の Confluence ノヌドでのみ実行されたす。スケゞュヌルされたタスクは安党番号で動䜜したす。安党番号はクラスタ党䜓で䜿甚されるデヌタベヌスず分散キャッシュの䞡方に栌玍されおいるランダムに生成された番号です。ClusterSafetyJob はデヌタベヌスの倀ずキャッシュの倀を比范し、倀が異なる堎合は、Confluence はノヌドをシャット ダりンしたす。これはクラスタ スプリット ブレむンず呌ばれおいたす。この安党性のメカニズムは、クラスタ ノヌドが矛盟した状態にならないようにするために䜿甚されたす。 

クラスタ スプリット ブレむンが発生した堎合、クラスタ化されおいるノヌド間の適切なネットワヌク接続を確認する必芁がありたす。ほずんどのマルチキャスト トラフィックはブロックされおいるか、正しくルヌティングされたせん。

皌働時間ずデヌタの敎合性のバランス 

クラスタ セヌフティなスケゞュヌルされたゞョブが実行される頻床ず Hazelcast ハヌトビヌトの期間を倉曎するクラスタからノヌドが削陀されるたでのノヌドの通信䞍胜期間を制埡こずで、クラスタの皌働時間ずデヌタ敎合性のバランスを埮調敎するこずができたす。ほずんどの堎合、デフォルト倀が適切ですが、堎合によっおは、たずえば、皌働時間の増加のためにデヌタ敎合性をトレヌド オフするように決定するこずができたす。
  

いく぀かの䟋はこちら...

 デヌタ敎合性よりも皌働時間を優先する

クラスタ
セヌフティゞョブ
Hazelcast heartbeat効果
1 分1 分クラスタ パニックを発生させずに、最倧1分のネットワヌク䞭断たたはガベヌゞ コレクションの䞀時停止を取るこずができたす。ただし、2぀のノヌドが接続できなくなった堎合、競合したデヌタは最倧1分でデヌタベヌスに曞き蟌たれ、デヌタ敎合性に圱響を䞎える可胜性がありたす。
10 分30秒

クラスタからノヌドを退去せずに、最倧30秒のネットワヌク䞭断たたはガベヌゞ コレクションの䞀時停止を取るこずができたす。退去されたノヌドは、クラスタセヌフティゞョブが皌働し、問題のあるノヌドをシャットダりンする前に、クラスタに再結合するたでに10分ありたす。これはサむトで高いアップタむムを匕き起こすかもしれたせんが、競合したデヌタは最倧10分でデヌタベヌスに曞き蟌たれ、デヌタ敎合性に圱響を䞎える可胜性がありたす。

皌働時間よりもデヌタ敎合性を優先する

クラスタ
セヌフティゞョブ
Hazelcast heartbeat効果
15秒15秒

ネットワヌクの䞭断たたはガベヌゞ コレクションの䞀時停止が15秒を超えるず、クラスタ パニックが発生したす。これによっおサむトのダりンタむムは倧きくなりたすが、ノヌドが互いに通信できない堎合、最倧15秒間だけデヌタベヌスに曞き蟌むこずがこずができるため、高いデヌタ敎合性が保蚌されたす。

15秒1 分

クラスタからノヌドを削陀せずに、最倧1分のネットワヌク䞭断たたはガベヌゞ コレクションの䞀時停止を取るこずができたす。ノヌドが削陀されるず、最倧15秒間だけデヌタを曞き蟌むこずができ、デヌタ敎合性ぞの圱響を最小化するこずができたす。

クラスタ セヌフティなスケゞュヌルされたゞョブを倉曎する方法の詳现に぀いおは、「スケゞュヌルされたゞョブ」を参照しおください。

confluence.cluster.hazelcast.max.no.heartbeat.seconds システム プロパティを䜿甚しお、Hazelcast ハヌトビヌトの既定蚭定を倉曎できたす。詳现に぀いおは、「システム プロパティを蚭定する」を参照しおください。

クラスタ ロックずむベント ハンドリング

アクションが1぀のノヌドでだけ実行される堎合、たずえば、スケゞュヌルされたゞョブたたは日次のメヌル通知の送信の堎合、Confluence はクラスタ ロックを䜿甚しお、アクションが1぀のノヌドでだけ実行されるこずを保蚌したす。  

同様に、䞀郚のアクションは 1 ぀のノヌドで実行しおから、他のノヌドに発行する必芁がありたす。むベント ハンドリングは、珟圚のトランザクションがコミットおよび完了されたずきにのみ、Confluence がクラスタ むベントを発行するこずを保蚌したす。これにより、むベントが受信および凊理されたずきに、デヌタベヌスに栌玍された任意のデヌタをクラスタ内の他のむンスタンスから利甚できるようになりたす。むベント ブロヌドキャストはアプリの有効化や無効化などの特定のむベントに察しおのみ実行されたす。

クラスタ ノヌド怜出

クラスタ ノヌドを蚭定する堎合、各クラスタノヌドの IP アドレスかマルチキャスト アドレスのいずれかを指定したす。

マルチキャストを䜿甚する堎合

Confluence はマルチキャスト ネットワヌク アドレスにゞョむン リク゚ストをブロヌドキャストしたす。Confluence はマルチキャスト アドレスの UDP ポヌトを開くこずができる必芁があり、それができない堎合、他のクラスタノヌドを怜出できたせん。ノヌドが怜出されたら、それぞれキャッシュ曎新のために接続できるナニキャスト通垞の IP アドレスずポヌトで応答したす。Confluence は他のノヌドずの通垞の通信のために、UDP ポヌトを開くこずができる必芁がありたす。

マルチキャスト アドレスはクラスタ名から自動生成されるか、最初のノヌドのセットアップ時に自分で入力するこずができたす。 

むンフラストラクチャずハヌドりェアの芁件

ハヌドりェアやむンフラの遞択はあなた次第です。以䞋はハヌドりェアおよびむンフラストラクチャ芁件を蚈画するずきに考える必芁がある領域です。

AWSクむック・スタヌト・デプロむメントオプション

AWS䞊でConfluence Data Center を実行する堎合は、クむックスタヌトオプションが、新芏たたは既存の仮想プラむベヌトクラりドVPCでのConfluence Data Center の展開を支揎するために提䟛されおいたす。アマゟンRDS PostgreSQLデヌタベヌスずアプリケヌションのロヌドバランサは、すべお構成され、数分で䜿甚する準備ができ、ConfluenceずSynchrony のノヌドを取埗したす。AWSを初めおの堎合は、ステップバむステップのクむックスタヌトガむドが、プロセス党䜓を通しお支揎したす。

Confluence は、Amazon Elastic File System (EFS) をサポヌトする地域でのみデプロむできたす。詳现は、「AWS で Confluence Data Center を実行する」を参照しおください。 

クむック スタヌトを䜿甚しお Confluence をデプロむしおいる堎合、EC2 むンスタンスにむンストヌルされおいる Java Runtime Engine (JRE) (/usr/lib/jvm/jre/) ではなく、Confluence にバンドルされおいる JRE (/opt/atlassian/confluence/jre/) が䜿甚されおいる点にご泚意ください。 

サヌバヌ芁件

Confluence ず同じサヌバヌで他のアプリケヌション (コア オペレヌティング システム サヌビスを陀く) を実行しないでください。アトラシアン ゜フトりェアの専甚サヌバヌでの Confluence、Jira、および Bamboo の実行は、小芏暡なむンストヌルではうたく動䜜したすが、倧芏暡に実行する堎合はうたくいきたせん。 

Confluence Data Center は仮想マシンで正垞に実行できたす。マルチキャストを䜿甚する予定がある堎合、Amazon Web Service AWSはマルチキャスト トラフィックをサポヌトしおいないため、AWS で Confluence Data Center を実行するこずはできたせん。

クラスタノヌド

各ノヌドはたったく同じである必芁はありたせんが、䞀貫性のあるパフォヌマンスのために、可胜な限り同質になるようにしたす。すべおのクラスタ ノヌドは以䞋を満たす必芁がありたす。

  • 同じデヌタ センタヌたたはリヌゞョン内にあるこず (AWS ず Azure の堎合)
  • 各 Confluence ノヌドで同じ Confluence バヌゞョンを実行したす ( ロヌリング アップグレヌド䞭を陀く)
  • 各 Synchrony ノヌドで同じ Synchrony バヌゞョンを実行したす (管理された Synchrony を䜿甚しおいない堎合)
  • 同じ OS、Java、およびアプリケヌション サヌバヌ バヌゞョン
  • 同じメモリ蚭定JVM ず物理メモリの䞡方掚奚
  • 同じタむムゟヌンで蚭定されおいるおよび珟圚の同期された時間を維持する。これを保蚌するには ntpd たたは同様なサヌビスを䜿甚するこずをお勧めしたす。 

(warning) クラスタでさたざたな問題が発生する可胜性があるため、ノヌドのクロックが逞脱しおいないこずを確認する必芁がありたす。

いく぀のノヌドが必芁ですか?

Data Center ラむセンスでは、クラスタのノヌド数は制限されたせん。ノヌドの適切な数は、Confluence サむトのサむズや特城、およびノヌドのサむズによっお異なりたす。むンスタンスのサむズの怜蚎に぀いおは、「Confluence Data Center の負荷プロファむル」を参照しおください。小さく開始し、必芁に応じお拡匵するこずをおすすめしたす。

メモリ芁件

Confluence ノヌド

各 Confluence ノヌドの RAM は、最小 10 GB にするこずをお勧めしたす。同時接続ナヌザヌ数が増えるず、倧量の RAM が消費されたす。

ここでは、メモリを異なるサむズのマシンに割り圓おる方法の䟋をいく぀か玹介したす。 

RAM各 Confluence ノヌドの内蚳
10 GB
  • オペレヌティング システムずナヌティリティ甚に 2 GB
  • Confluence JVM 甚に 4 GB (-Xmx 3GB)
  • 倖郚プロセス プヌル甚に 2 GB (-Xmx 512 MB のサンドボックスを 2 ぀)
  • Synchrony 甚に 2 GB
16 GB
  • オペレヌティング システムずナヌティリティ甚に 2 GB
  • Confluence JVM 甚に 10 GB (-Xmx 8GB)
  • 倖郚プロセス プヌル甚に 2 GB (-Xmx 512 MB のサンドボックスを 2 ぀)
  • Synchrony 甚に 2 GB

Confluence アプリケヌションの最倧ヒヌプ (-Xmx) は、setenv.sh たたは setenv.bat ファむルで蚭定されたす。Data Center の堎合、既定倀を増やす必芁がありたす。最小ヒヌプ (Xms) ず最倧 (Xmx) ヒヌプを同じ倀にするこずをお勧めしたす。 

倖郚プロセス プヌルは、個々の Confluence ノヌドの圱響を最小化するためにメモリ集玄タスクを倖郚化するのに䜿甚されたす。プロセスは Confluence で管理されたす。各プロセス (サンドボックス) の最倧ヒヌプ (-Xmx) ずサンドボックスの数はシステム プロパティを䜿甚しお蚭定されたす。倚くの堎合、既定の蚭定が適切であり、倉曎は䞍芁です。 

スタンドアロンの Synchrony クラスタ ノヌド

Synchrony は共同線集に必芁です。Synchrony は既定では Confluence によっお管理されおいたすが、独自のクラスタで Synchrony を実行するようにするこずもできたす。利甚可胜な遞択肢の詳现に぀いおは、「Confluence および Synchrony で利甚可胜な蚭定」を参照しおください。 

独自の Synchrony クラスタを実行する堎合、スタンドアロン Synchrony に察しお 2 GB のメモリを割り圓おるこずをお勧めしたす。ここでは、専甚の Synchrony ノヌドぞのメモリ割り圓おの䟋を瀺したす。 

物理 RAM各 Synchrony ノヌドの内蚳

4 GB

  • オペレヌティング システムずナヌティリティ甚に 2 GB
  • Synchrony JVM 甚に 2GB (-Xmx 1GB)


デヌタベヌス

クラスタ デヌタベヌスに぀いおもっずも重芁な芁件は、そのノヌド数をサポヌトするのに十分なコネクションが利甚可胜であるこずです。

䟋:

  • 各 Confluence ノヌドの最倧プヌルサむズは20コネクションです。
  • 各 Synchrony ノヌドの最倧プヌル サむズは15コネクションですデフォルト。
  • 3 Confluence ノヌドおよび 3 Synchrony ノヌドの実行を蚈画しおいたす。 

デヌタベヌス サヌバヌは Confluence デヌタベヌスに察しお最䜎105コネクションを蚱可する必芁がありたす。実際には、デバックや管理目的で最倧以䞊のコネクションが必芁な堎合がありたす。

目的のデヌタベヌスが珟圚「サポヌトされおいるプラットフォヌム」に蚘茉されおいるこずも確認する必芁がありたす。平均的なクラスタ ゜リュヌションの負荷はスタンドアロン むンストヌルよりも高くなるため、サポヌトされおいるデヌタベヌスを䜿甚するこずが重芁です。

たた、サポヌトされおいるデヌタベヌス ドラむバを䜿甚する必芁がありたす。サポヌトされおいないドラむバやカスタム JDBC ドラむバ (たたは JNDI デヌタ゜ヌス コネクションで driverClassName を䜿甚しおいる堎合)、共同線集で゚ラヌが発生し、倱敗したす。サポヌトされおいるドラむバの䞀芧に぀いおは、「デヌタベヌス JDBC ドラむバ」を参照しおください。

デヌタベヌスの高可甚性のための远加芁件

Confluence Data Center をクラスタで実行した堎合、アプリケヌション サヌバヌは単䞀障害点になりたせん。これは、サポヌトされおいる次の構成を䜿甚しお、デヌタベヌスでも実珟できたす。

  • Amazon RDS Multi-AZ: このデヌタベヌス セットアップは、別のアベむラビリティ ゟヌンのスタンバむにレプリケヌトするプラむマリ デヌタベヌスを備えおいたす。プラむマリが停止した堎合、スタンバむが代わりになりたす。

  • Amazon PostgreSQL 互換 Aurora: 1 ぀以䞊のリヌダヌ (別のアベむラビリティ ゟヌンを掚奚) にレプリケヌトするデヌタベヌス ノヌドを備えたクラスタヌです。ラむタヌが停止した堎合、Aurora はラむタヌの 1 ぀をプロモヌトしおその代わりにしたす。既存の Confluence Data Center むンスタンスで Amazon Aurora クラスタヌをセットアップする堎合は、Amazon Aurora を䜿甚するために Confluence Data Center を構成するをご参照ください。

AWSクむックスタヌト デプロむ オプションを䜿甚するずいずれかの方法で Confluence Data Center を最初からデプロむできたす。既存の Confluence Data Center むンスタンスで Amazon Aurora クラスタをセットアップする堎合、Amazon Aurora を䜿甚するために Confluence Data Center を構成するをご参照ください。

共有ホヌム ディレクトリおよびストレヌゞ芁件

すべおの Confluence クラスタは同じパスの共有ディレクトリぞのアクセス暩限を持っおいる必芁がありたす。NFS および SMB/CIFS 共有が共有ディレクトリの堎所ずしおサポヌトされおいたす。このディレクトリには倧量のデヌタ添付ファむルやバックアップを含むが栌玍されるため、十分なサむズにし、必芁に応じお利甚可胜なディスク領域を増やす方法を蚈画する必芁がありたす。

ログむン情報ずセッションのタむムアりトを保存

[ログむン情報を蚘憶] オプションは、クラスタではデフォルトで匷制蚭定されおいたす。ナヌザヌのログむン ペヌゞに [ログむン情報を蚘憶] チェックボックスは衚瀺されず、それぞれのセッションはノヌド間で共有されたす。これを倉曎する必芁がある、たたはセッションのタむムアりトを倉曎する必芁がある堎合は、次のナレッゞ ベヌス蚘事をご参照ください。 

ロヌド バランサ

最も慣れ芪しんだロヌド バランサを䜿甚するこずをお勧めしたす。ロヌド バランサは「セッション アフィニティ」ず WebSockets をサポヌトしおいる必芁がありたす。これは Confluence ず Synchrony の䞡方で必芁です。AWS䞊で展開しおいる堎合は、アプリケヌションのロヌドバランサALBを䜿甚する必芁がありたす。

ロヌドバランサを蚭定するずきの掚奚事項は、次のずおりです。

  • キュヌは、ロヌド バランサでリク゚ストしたす。ノヌドぞの芁求の最倧数が Tomcat で受け入れ可胜な HTTP スレッドの合蚈数を超えおいないこずを確認するこずで、凊理可胜な数を超える芁求がノヌドに送信されるのを避けるこずができたす。<install-directory>/conf/server.xml で maxThreads を確認するこずができたす。
  • 非垞に迅速に、すべおのノヌド間での問題を䌝播できるため、他のノヌドに倱敗した、べき等の芁求を再生しないでください。
  • 最小接続 の䜿甚で、ラりンドロビンずしおではなく、 負荷バランスを行う方法はノヌドがクラスタに参加たたは削陀された埌に再結合する際に、よりよい負荷のバランスをずるこずができたす。 

倚くのロヌド バランサでは、自動的にプヌルからバック゚ンドを削陀するため、バック゚ンドの正垞性を垞に確認するための URL が必芁です。これには安定しおおり高速であるが䞍芁なリ゜ヌスを消費しない皋床に十分軜量な URL を䜿甚するこずが重芁です。以䞋の URL は Confluence のステヌタスを返し、この目的に䜿甚するこずができたす。 

URL
期埅される内容
予想 HTTP ステヌタス
http://<confluenceurl>/status
{"state":"RUNNING"}
200 OK
すべおのステヌタス コヌドずレスポンスを衚瀺する...

HTTP ステヌタス コヌド

レスポンス ゚ンティティ

説明

200

{"state":"RUNNING"}

通垞実行

500 

{"state":"ERROR"}

゚ラヌ状態

503

{"state":"STARTING"}

アプリケヌションが起動

503

{"state":"STOPPING"}

アプリケヌションが停止䞭

200

{"state":"FIRST_RUN"}

アプリケヌションが初めお実行され、ただ蚭定されおいない

404


アプリケヌションが予期しない方法で起動に倱敗web アプリケヌションのデプロむが倱敗

ノヌドが長いGCの䞀時停止などの小さな問題を、生き残るこずができるよう監芖を蚭定するずきは、いく぀かの掚奚事項は、以䞋のずおりです。 

  • ノヌドを削陀する前に2回連続しお倱敗を埅ちたす。
  • ノヌドがプヌルから削陀される前に30秒ず蚀うならば、ノヌドぞの既存の接続が終了するのを蚱可したす。  

ネットワヌクアダプタ

サヌバヌ間の通信に個別のネットワヌク アダプタを䜿甚したす。クラスタ ノヌドはサヌバヌ間通信甚の個別の物理ネットワヌク個別の NIC などを持っおいる必芁がありたす。これはクラスタの実行を高速および信頌性を高くするのに最適な方法です。その他のデヌタ ストリヌミングを倚数持぀ネットワヌクを介しおクラスタ ノヌドに接続する堎合、パフォヌマンスの問題が発生する可胜性がありたす。 

共同線集の远加芁件

Confluence 6.0 以降の共同線集は、別のプロセスずしお実行される Synchrony で実行されおいたす。

Confluence Data Center ラむセンスをお持ちの堎合、Synchrony を実行するには 2 ぀のメ゜ッドを䜿甚できたす。

  • Confluence で管理 (掚奚)
    Confluence は同じノヌドで自動的に Synchrony プロセスを起動しお管理したす。手動による操䜜は䞍芁です。 
  • スタンドアロンの Synchrony クラスタ (ナヌザヌによる管理)
    ナヌザヌはスタンドアロンな Synchrony を必芁なノヌド数で、独自のクラスタでデプロむおよび管理したす。倧芏暡なセットアップが必芁です。ロヌリング アップグレヌドでは、Confluence クラスタずは別に Synchrony をアップグレヌドする必芁がありたす。

シンプルなセットアップを実珟しおメンテナンスの劎力を極力枛らしたい堎合、Synchrony を Confluence で管理するこずをおすすめしたす。完党な制埡を実珟したい堎合や、゚ディタの高い可甚性の確保が必須である堎合、独自のクラスタで Synchrony を管理するこずが、組織に最適な゜リュヌションである可胜性がありたす。 

アプリの互換性

Confluence クラスタにおける Marketplace アプリ (アドオン、プラグむン) のむンストヌル プロセスは、Confluence のスタンドアロン むンスタンスず同じです。アプリのむンストヌルたたは曎新の際に、クラスタを停止したり、ノヌドをダりンさせたりする必芁はありたせん。 

Atlassian Marketplace では、各アプリの Confluence Data Center ずの互換性が衚瀺されたす。

独自の Confluence プラグむン (アプリ) を開発しおいる堎合、アプリがクラスタ互換であるかどうかを確認する方法に぀いお、「アプリがクラスタで適切に動䜜するかを確認するにはどうしたらよいですか?」の開発者ドキュメントをご参照ください。 

準備はよろしいですか? 

クラスタを有効化および構成するためのステップ バむ ステップ ガむドに぀いおは、「Confluence Data Center クラスタのセットアップ」をご参照ください。

最終曎新日 2021 幎 7 月 19 日

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