詳細検索 - 演算子リファレンス
NOT EQUALS: !=
!=
演算子は、指定したフィールドの値が指定した値と一致しない課題の検索に使用します。
- この演算子は、テキスト フィールドには使用できません。代わりに「一致しない」 (
!~
) 演算子をご参照ください。 field != value
はNOT field = value
D と同じです。field != EMPTY
はfield
IS_NOT EMPTY
と同じです。- この演算子は値のない (フィールドが空である) フィールドを照合しません。たとえば
component != fred
は、コンポーネントを持ち、かつ、コンポーネントが "fred" ではない課題のみを照合します。"fred" 以外のコンポーネントを持つ課題とコンポーネントを持たない課題を検索するには、component != fred or component is empty
と入力する必要があります。
例
jsmith
以外のすべてのユーザーに割り当てられたすべての課題を検索:not assignee = jsmith
または
assignee != jsmith
jsmith
に割り当てられていないすべての課題を検索:assignee != jsmith or assignee is empty
自分が報告したが自分に割り当てられていないすべての課題を検索:
reporter = currentUser() and assignee != currentUser()
報告社または担当者が John Smith 以外のすべてのユーザーであるすべての課題を検索:
assignee != "John Smith" or reporter != "John Smith"
割り当て済みのすべての課題を検索:
assignee is not empty
または
assignee != null
GREATER THAN: >
">
" 演算子は、指定したフィールドの値が指定した値よりも大きい課題の検索に使用します。
この演算子は順序をサポートしているフィールド (日付フィールド、バージョン フィールドなど) でのみ使用でき、テキスト フィールドでは使用できません。
フィールドがサポートする演算子については、個々のフィールド参照を確認してください。
例
投票数が 4 票より多いすべての課題を検索:
votes > 4
期限切れのすべての課題を検索:
duedate < now() and resolution is empty
優先度が "Normal" より高いすべての課題を検索:
priority > normal
GREATER THAN EQUALS: >=
">=
" 演算子は、指定したフィールドの値が指定した値以上の課題の検索に使用します。
この演算子は順序をサポートしているフィールド (日付フィールド、バージョン フィールドなど) でのみ使用でき、テキスト フィールドでは使用できません。
フィールドがサポートする演算子については、個々のフィールド参照を確認してください。
例
投票数が 4 票以上のすべての課題を検索:
votes >= 4
期限が 2008 年 12 月 31 日以降のすべての課題を検索:
duedate >= "2008/12/31"
過去 5 日間に作成されたすべての課題を検索:
created >= "-5d"
LESS THAN: <
"<
" 演算子は、指定したフィールドの値が指定した値よりも小さい課題の検索に使用します。
この演算子は順序をサポートしているフィールド (日付フィールド、バージョン フィールドなど) でのみ使用でき、テキスト フィールドでは使用できません。
フィールドがサポートする演算子については、個々のフィールド参照を確認してください。
例
投票数が 4 票より少ないすべての課題を検索:
votes < 4
LESS THAN EQUALS: <=
"<=
" 演算子は、指定したフィールドの値が指定した値以下の課題の検索に使用します。
この演算子は順序をサポートしているフィールド (日付フィールド、バージョン フィールドなど) でのみ使用でき、テキスト フィールドでは使用できません。
フィールドがサポートする演算子については、個々のフィールド参照を確認してください。
例
投票数が 4 票以下のすべての課題を検索:
votes <= 4
過去 1 月間 (30 日間) 更新されなかったすべての課題を検索:
updated <= "-4w 2d"
IN
"IN
" 演算子は、指定したフィールドの値が対象となる複数の値のいずれかである課題を検索するために使用します。値は、括弧で囲んだコンマ区切りのリスト形式で指定します。
IN
を使用すると、複数の EQUALS(=)
ステートメントを使用した場合と同じ結果を返しますが、より短く、便利です。なお、reporter IN (tom, jane, harry)
は reporter = "tom" OR reporter = "jane" OR reporter = "harry"
と同じです。
例
jsmith
、jbrown
、またはjjones
のいずれかが作成したすべての課題を検索:reporter in (jsmith,jbrown,jjones)
報告者または担当者が Jack または Jill であるすべての課題を検索:
reporter in (Jack,Jill) or assignee in (Jack,Jill)
バージョン 3.14 またはバージョン 4.2 のすべての課題を検索:
affectedVersion in ("3.14", "4.2")
NOT IN
"NOT IN
" 演算子は、指定したフィールドの値が対象となる複数の値のいずれでもない課題を検索するために使用します。
NOT IN
を使用すると、複数の NOT_EQUALS(!=)
ステートメントを使用した場合と同じ結果を返しますが、より短く、便利です。なお、reporter NOT IN (tom, jane, harry)
は reporter != "tom" AND reporter != "jane" AND reporter != "harry"
と同じです。
また、NOT IN
演算子は値のない (フィールドが空である) フィールドを照合しません。たとえば、assignee not in (jack,jill)
は、担当者を持っている課題の中で、その担当者が "jack" または "jill" ではない課題を照合します。
"jack" または "jill" 以外に割り当てられた課題や未割り当ての課題を検索するには、assignee not in (jack,jill) or assignee is empty
と入力します。
例
Jack、Jill、または John 以外の担当者を持つすべての課題を検索:
assignee not in (Jack,Jill,John)
担当者が Jack、Jill、または John ではないすべての課題を検索
assignee not in (Jack,Jill,John) or assignee is empty
A、B、C、または D 以外の修正バージョンを持つすべての課題を検索
FixVersion not in (A, B, C, D)
修正バージョンが A、B、C、または D ではない課題、または修正バージョンが指定されていないすべての課題を検索
FixVersion not in (A, B, C, D) or FixVersion is empty
IN 演算子と NOT IN 演算子では、最大で 3000 個のオペランドを使用できます。
オペランドの数が許容限度を超えると、Tomcat の HTTP 400 エラーが原因で GET 検索が失敗します。この場合、POST メソッドを通じて /search
リソースを使用することをお勧めします。
CONTAINS: ~
~
演算子は、指定したフィールドの値が指定した値と一致する課題の検索に使用します (完全一致またはあいまい一致のいずれか。以降の例をご確認ください。
バージョンとテキストの各フィールドでのみ使用します。
テキスト フィールド:
- 要約
- 説明
- 環境
- コメント
- フリー テキスト検索を使用するカスタム フィールド。次の組み込みカスタム フィールド タイプのカスタム フィールドが含まれます。
- フリー テキスト フィールド (無制限のテキスト)
- テキスト フィールド (255 文字未満)
- 読み取り専用テキスト フィールド
バージョン フィールド:
- 対象バージョン
- 修正バージョン
- バージョン ピッカーを使用するカスタム フィールド
JQL フィールド "text" (例: text ~ "some words",
) は、課題の要約、説明、環境、コメント、すべてのカスタム テキスト フィールドを検索します。
多数のテキスト カスタム フィールドがある場合は、特定のフィールドを検索することでクエリのパフォーマンスを改善できます。例: Summary ~ "some words" OR Description ~ "some words"
。
"~" 演算子の使用時に、演算子の右側の値は Jira テキスト検索構文によって指定できます。
例
要約に "win" (または "wins" などの単純な派生語) という単語が含まれている課題をすべて検索
summary ~ win
[バージョン] フィールドの場合は、"~" 演算子が完全一致を返すことにご注意ください。たとえば、バージョン 9.0 を検索するには次のクエリを使用します。
fixVersion ~ "9.0"
要約に "win" という単語に対するワイルドカード一致が含まれる課題をすべて検索
summary ~ "win*"
Summary (概要) に ”issue" および "collector" という単語が含まれる課題をすべて検索する:
summary ~ "issue collector"
要約に "full screen" と完全に一致するフレーズを含むすべての課題を検索。引用符とその他の特殊文字をエスケープする方法に関する詳細は「テキスト フィールドの構文を検索する」をご参照ください。
summary ~ "\"full screen\""
このクエリでは、要約に「full screen」という完全一致の語句が含まれている課題だけでなく、同じ単語の組み合わせ「full screen」を含むその他の語句が含まれている課題も検索されます。次に例を示します。
- "full screen"
- create "full screen"
- "full screen" editing mode
[修正バージョン] フィールドに、バージョン "9" のワイルド カード一致を含むすべての課題を検索 (例: 9.1 または 9.0.1)
fixVersion ~ "9*"
[修正バージョン] フィールドに "9" を含むすべての課題を検索 (例: 1.9)
fixVersion ~ "*9"
DOES NOT CONTAIN: !~
!~
演算子は、指定したフィールドの値が指定した値と一致しない課題の検索に使用します。
バージョンとテキストの各フィールドでのみ使用します。
テキスト フィールド:
- 要約
- 説明
- 環境
- コメント
- フリー テキスト検索を使用するカスタム フィールド。これには次の組み込みカスタム フィールド タイプのカスタム フィールドが含まれます。
- フリー テキスト フィールド (無制限のテキスト)
- テキスト フィールド (255 文字未満)
- 読み取り専用テキスト フィールド
バージョン フィールド:
- 対象バージョン
- 修正バージョン
- バージョン ピッカーを使用するカスタム フィールド
JQL フィールド "text" (例: text !~ "some words",
) は、課題の要約、説明、環境、コメント、すべてのカスタム テキスト フィールドを検索します。
多数のテキスト カスタム フィールドがある場合は、特定のフィールドを検索することでクエリのパフォーマンスを改善できます。例: Summary !~ "some words" OR Description !~ "some words"
。
!~
演算子の使用時に、Jira テキスト検索構文によって演算子の右側の値を指定できます。
例
要約に "run" の単語 (または "running" や "ran" などの派生語) を含まないすべての課題を検索
summary !~ run
[バージョン] フィールドの場合は、"~" 演算子が完全一致を返すことにご注意ください。たとえば、修正バージョンが 9.0 ではない課題を検索するには、次のクエリを使用します。
fixVersion !~ "9.0"
このクエリは、"修正バージョン" フィールドの値が 9.0 ではない課題すべてを返しますが、"修正バージョン" フィールドが空の課題は返されません。このフィールドが空欄の課題、または 9.0 以外の値が含まれている課題を検索するには、次のクエリを使用します。
fixVersion !~ "9.0" OR fixVersion is empty
[修正バージョン] フィールドに 9.x 系のバージョンを含まないすべての課題を検索
fixVersion !~ "9.*"
IS
IS
演算子は EMPTY または NULL の各キーワードとのみ併用できます。つまり、指定したフィールドに値がない課題の検索に使用されます。
すべてのフィールドがこの演算子に対応しているわけではありません。詳細は個々のフィールド参照をご参照ください。
例
修正バージョンを持たないすべての課題を検索
fixVersion is empty
または
fixVersion is null
IS NOT
IS NOT
演算子は EMPTY または NULL の各キーワードとのみ併用できます。つまり、指定したフィールドに値を持つ課題の検索に使用されます。
すべてのフィールドがこの演算子に対応しているわけではありません。詳細は個々のフィールド参照をご参照ください。
例
投票数が 1 票以上のすべての課題を検索:
votes is not empty
または
votes is not null
WAS
WAS
演算子は、指定したフィールドに指定した値が存在するか、過去に存在した課題の検索に使用します。
検索クエリでは、この演算子によって次を使用できます。
AFTER "date"
BEFORE "date"
BY "username"
DURING ("date1","date2")
ON "date"
WAS
演算子は、フィールドの変更時にシステムで設定された値の名前 ("解決済み" など) を照合します。
また、この演算子は値の名前に関連付けられた値 ID を照合します。たとえば、"4" と "解決済み" を同時に照合します。
この演算子は次のフィールドのみで使用できます: 担当者、修正バージョン、優先度、報告者、解決状況、ステータス。
例
現在または過去に "進行中" のステータスになった課題を検索
status WAS "In Progress"
Joe Smith が 2 月 20 日より前に解決した課題を検索
status WAS "Resolved" BY jsmith BEFORE "2011/02/20"
Joe Smith が 2010 年に解決した課題を検索:
status WAS "Resolved" BY jsmith DURING ("2010/01/01","2011/01/01")
WAS IN
WAS IN
演算子は、指定したフィールドに指定した複数の値のいずれかが存在するか、過去に存在した課題を検索するために使用します。値は、括弧で囲んだコンマ区切りのリスト形式で指定します。
検索クエリでは、この演算子によって次を使用できます。
AFTER "date"
BEFORE "date"
BY "username"
DURING ("date1","date2")
ON "date"
WAS IN
演算子は、フィールドの変更時にシステムで設定された値の名前 ("解決済み" など) を照合します。
また、この演算子は値の名前に関連付けられた値 ID を照合します。たとえば、"4" と "解決済み" を同時に照合します。
WAS IN
によって、複数の WAS
ステートメントを使用した場合と同じ結果を返しますが、より短く便利です。なお、status WAS IN ("Resolved","Closed")
は status WAS "Resolved" OR status WAS "Closed"
と同じです。
この演算子は次のフィールドのみで使用できます: 担当者、修正バージョン、優先度、報告者、解決状況、ステータス。
例
現在または過去に "解決済み" または "進行中" のステータスになったすべての課題を検索
status WAS IN ("Resolved","In Progress")
WAS NOT IN
WAS NOT IN
演算子は、指定したフィールドの値が複数の指定した値のいずれかを持ったことがない課題を検索するために使用します。
検索クエリでは、この演算子によって次を使用できます。
AFTER "date"
BEFORE "date"
BY "username"
DURING ("date1","date2")
ON "date"
WAS NOT IN
によって、複数の WAS_NOT
ステートメントを使用した場合と同じ結果を返しますが、より短く便利です。なお、status WAS NOT IN ("Resolved","In Progress")
は status WAS NOT "Resolved" AND status WAS NOT "In Progress"
と同じです。
この演算子は次のフィールドのみで使用できます: 担当者、修正バージョン、優先度、報告者、解決状況、ステータス。
例
過去に "解決済み" または "進行中" のステータスに一度もなっていない課題を検索
status WAS NOT IN ("Resolved","In Progress")
2 月 20 日より前に "解決済み" または "進行中" のステータスに一度もなっていない課題を検索
status WAS NOT IN ("Resolved","In Progress") BEFORE "2011/02/20"
WAS IN 演算子と WAS NOT IN 演算子では、最大で 3000 個のオペランドを使用できます。
オペランドの数が許容限度を超えると、Tomcat の HTTP 400 エラーが原因で GET 検索が失敗します。この場合、POST メソッドを通じて /search
リソースを使用することをお勧めします。
WAS NOT
WAS NOT
演算子は、指定したフィールドが指定した値を持ったことがない課題の検索に使用します。
検索クエリでは、この演算子によって次を使用できます。
AFTER "date"
BEFORE "date"
BY "username"
DURING ("date1","date2")
ON "date"
WAS NOT
演算子は、フィールドの変更時にシステムで設定された値の名前 ("解決済み" など) を照合します。
また、この演算子は値の名前に関連付けられた値 ID を照合します。たとえば、"4" と "解決済み" を同時に照合します。
この演算子は次のフィールドのみで使用できます: 担当者、修正バージョン、優先度、報告者、解決状況、ステータス。
例
過去または現在に "進行中" のステータスになったことがない課題を検索
status WAS NOT "In Progress"
2 月 20 日より前に "進行中" のステータスになっていない課題を検索
status WAS NOT "In Progress" BEFORE "2011/02/20"
CHANGED
CHANGED
演算子は、指定したフィールドの値が変更された課題の検索に使用します。
検索クエリでは、この演算子によって次を使用できます。
AFTER "日付"
BEFORE "日付"
BY "ユーザー名"
DURING ("日付1","日付2")
ON "日付"
FROM "古い値"
TO "新しい値"
この演算子は次のフィールドのみで使用できます: 担当者、修正バージョン、優先度、報告者、解決状況、ステータス。
例
担当者が変更された課題を検索
assignee CHANGED
ステータスが "進行中" から"オープン" に戻った課題を検索
status CHANGED FROM "In Progress" TO "Open"
現在の週の間にユーザー
freddo
が優先度を変更した課題を検索priority CHANGED BY freddo BEFORE endOfWeek() AFTER startOfWeek()