課題を移動する
場合によっては、課題が誤ってプロジェクトに割り当てられていることがあり、この課題を別のプロジェクトに移動したい場合があります。[課題の移動] ウィザードを使用すれば、簡単に移動させることができます。
はじめる前に
- 移動させたい課題が所属するプロジェクトの課題の移動権限を持っている必要があります。
- 課題を移す先にあるプロジェクトに対し、課題の作成権限を持つ必要があります。
いずれの権限も持っていない場合、ユーザー プロファイルへの権限の追加を Jira 管理者に依頼してください。
- 複数の課題をプロジェクト間で同時に移動したい場合は、課題を一括で移動する方法を参照してください。
- Jira Cloud を使用している場合は、課題の詳細の更新について詳細をご確認ください。
課題を移動する
[課題の移動] ウィザードでは、Jira インスタンスの他のプロジェクトを選択して、選択した課題をそこに移動できます。移動元と移動先のプロジェクトでは、構成が大きく異なる可能性があります。[課題の移動] ウィザードでは課題の特定の属性を変更できます。変更できる属性は以下のとおりです。
- 課題タイプ: 課題が移動先プロジェクト内に存在しないカスタム課題タイプである場合は、新しい課題タイプを選択する必要があります。課題タイプを任意に変更することもできます。サブタスクを別のプロジェクトに直接移動することはできません。まず、サブタスクを課題に変換する必要があります。
- 課題ステータス: 現在のプロジェクトのワークフローの一部として、カスタム課題ステータスを設定している場合があります。課題にカスタム ステータスを割り当てていて、それが移動先プロジェクト内に存在しない場合は、新しい課題ステータスを課題用に選択する必要があります。課題ステータスを任意に変更することはできません。課題ステータスを変更するオプションは、変更する必要がある場合にのみ表示されます。
- カスタム フィールド: 移動先プロジェクト内に存在しない必須カスタム フィールドを課題に定義している場合、それらのカスタム フィールドの値を設定する必要があります。移動先プロジェクトの必須カスタム フィールドに値が入っていない場合にのみ、値を入力するよう求められます。移動元プロジェクトのカスタム フィールドが移動先プロジェクトにも存在し、これらのカスタム フィールドが移動先プロジェクトでは必須でない場合、課題を正常に移動するためにこれらのフィールドの値を設定する必要がある場合があります。課題の他のフィールドの既存の値を変更したい場合、移動の完了後に実行できます。
課題を移動させるには、次の手順を実行します。
- 移動する課題を検索してそこに移動します。
- [その他] を選択し、リストから [移動] を選択します。
- 表示される [課題の移動] ウィザードの最初のページで、必要な手順を完了します。
- 確認ページにすべての変更内容が表示されます。
変更を修正する場合は、左側のメニューで対応するステップを選択すれば、ウィザードの該当ページに戻れます。変更に問題がなければ、[移動] を選択して課題を移動先プロジェクトに移動します。
課題がターゲット プロジェクトに移動され、画面に表示されます。必要に応じて課題を編集し、さらに変更を加えることができます。
1: 左側のメニューのステップ
2: 移動の確定
関連する課題の移動
- 課題にサブタスクがある場合、[課題の移動] ウィザードではサブタスクも移動先プロジェクトに移動します。
- エピックを移動する場合、[課題の移動] ウィザードではエピック内の課題を移動しません。エピックとエピック内の課題は引き続き互いにリンクされますが、エピック内の課題は移動元プロジェクト内に残ります。これらは個別に移動させる必要があります。
- 課題の [コンポーネント] フィールドに値がある場合、コンポーネント フィールドはプロジェクト単位であるため、同一の名前の同じコンポーネント値が移動先プロジェクトですでに設定されている必要があります。設定されていない場合は、移動操作中に値が失われます。
トラブルシューティング
- 課題を移動した後は、制限付きのコメントが削除されたように見えます。課題を新しいプロジェクトに移動した後に、制限付きのコメントが消える件についてはこちらをご確認ください。
最終更新日 2024 年 9 月 1 日
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