Crowd Data Center のパフォーマンス テストの例
テスト結果の要約
- 高い負荷の認証リクエストが発生しているときの、Crowd Data Center の全体的なパフォーマンスが改善しました。
- ノードがクラスタに追加されると、スループットと容量は、ほぼ直線状の増加を示します。
- 特定の操作では、応答時間の改善にばらつきが見られます。詳細については、「特定の操作に対するテスト結果」を参照してください。
- 設定と使用率によって、異なる傾向/動作が観測される可能性があります。詳細については、「テスト内容」を参照してください。
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試験方法と仕様
以下のセクションでは、当社のパフォーマンス テストで使用するテスト環境とテスト方法を詳しく説明します。
テスト方法
すべての負荷テストは、一連の隔離された AWS EC2 インスタンス上で実行されました。各テストごとに、環境全体をリセットして再ビルドしました。テスト環境には以下のコンポーネントのインストールが含まれます。
- ELB ロード バランサ
- PostgreSQL データベースと必要なデータ
- 特定のテストで必要となる 1/2/4 台のマシン上の Crowd Data Center
- 1 台のマシンにデプロイされた Crowd に対して特定のテストの負荷を生成するために必要なユーザー認証のシミュレーションを行う、オープンソースの負荷およびパフォーマンス テスト ツール。
テストを実行するため、アトラシアンではオープンソースの負荷およびパフォーマンス テストを使用してユーザー認証リクエスト負荷を生成し、Crowd によって処理された成功リクエストの数を計測しました。各テストは 3 分間実行され、その後、統計情報が収集されます。
テスト内容
- すべてのテストは、10,000 ユーザーを持つ同じ PostgreSQL データベースを使用しています。
- すべてのユーザーが Crowd の内部ディレクトリに保存されます。
- Crowd での最も一般的なユーザー アクションを表す認証リクエストがこのテストに選ばれました。
ハードウェア
すべてのパフォーマンス テストは、次のハードウェアを持つ、一連の隔離された AWS EC2 インスタンス上で実行されました。
EC2 クラス | ハードウェア | インスタンスの数 |
---|---|---|
m4.large | CPU:
RAM:
| テストに応じて最大 4。 |
ハードウェア テスト メモ:
- テストされた Crowd インスタンスでは、既定設定と JVM オプションを使用しました。
- テスト中、データベースとロードバランサ サーバーのいずれでも、CPU や IO に高い負荷は観察されませんでした。
- 実際のセットアップに似せるため、テスト ツールとサーバーは異なる場所に配置されました。
ユーザー認証のテスト結果
次の表は、各 Crowd 構成の認証リクエストに対する平均スループットを示しています。
- Crowd Server (1 ノード)
- Crowd Data Center (2 ノード)
- Crowd Data Center (3 ノード)
- Crowd Data Center (4 ノード)
すべての操作の平均
テスト | Crowd Server | 2 ノード | 3 ノード | 4 ノード |
---|---|---|---|---|
1 秒に処理されるリクエスト数 | 38 | 86 | 115 | 140 |
準備はよろしいですか?
Last modified on Mar 1, 2018
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