コンテンツを Word、PDF、HTML、XML にエクスポートする
1 つのページを Word にエクスポートする
1 つのページを Microsoft Word で開ける .doc ファイルにエクスポートすることもできます。
Confluence ページの閲覧権限がある場合は、次の方法でエクスポートできます。該当のページに移動し、[ツール] > [Word へエクスポート] を選択します。
公開されたコンテンツのみをエクスポートできます。つまり、他の人物がページで作業している間でも Word エクスポートを作成できます。また、エクスポートには最初の 50 件の添付画像のみが含まれます。詳細については、下記の情報を参照してください。
このファイル形式のため、このファイルは Microsoft Wordでのみ開くことができ、Open Office、Libre Office、Google Docs などの他のアプリケーションとの互換性はありません。
複数のページを HTML、XML、PDF にエクスポートする
スペースまたはスペース中で選択した複数のページを HTML、XML または PDFにエクスポートする場合、Confluence は HTML または XML ファイルの複数の ZIP アーカイブか、ダウンロード可能な 1 つの PDF ファイルを作成します。
PDF エクスポートは、印刷可能なユーザー マニュアルをドキュメント スペースから作成する場合などに便利です。HTML エクスポートはサイトのコンテンツを静的な Web サイトに変換するために使用できます。XML エクスポートはスペースのコンテンツを (同じまたは以降のバージョンの Confluence を実行している) 別の Confluence スペースにインポートするために使用できます。
ページを HTML、XML、PDF にエクスポートする方法
- [エクスポート] を選択します。
- 次の形式のいずれかを選択します。
- HTML – 表示権限のあるページのみを含む HTML ファイルをエクスポートします。この形式では、次の 2 つのオプションがあります。
- 通常のエクスポート – ブログ、コメント、添付ファイルを除き、スペース内のページごとに HTML ファイルを生成します。
- カスタム エクスポート – 選択したページのみの HTML ファイルを生成します。
- XML – 表示権限のないページも含め、スペース内のすべてのページを含む完全な XML ファイルをエクスポートします。このエクスポートにはコメントと添付ファイルは含まれますが、ブログ投稿は含まれません。
- PDF – 表示権限のあるページのみを含む PDF ファイルをエクスポートします。この形式では、次の 2 つのオプションがあります。
- 通常のエクスポート – ブログ、コメント、画像以外の添付ファイルを除き、スペース内のページごとに PDF ファイルを生成します。
- カスタム エクスポート – コメントを除き、選択したページの PDF ファイルを生成します。
- HTML – 表示権限のあるページのみを含む HTML ファイルをエクスポートします。この形式では、次の 2 つのオプションがあります。
通常のエクスポートとカスタム エクスポートでは、PDF のすべてのページの下部にページ番号を含めることもできます。
4. 選択内容を確認して、[エクスポート] を選択します。
エクスポート プロセスが完了すると、zip アーカイブまたは PDF をダウンロードできます。
エクスポートに含まれるもの
次のコンテンツがスペース エクスポートに含まれます。
PDF エクスポート | XML エクスポート | HTML エクスポート | |
---|---|---|---|
ページ | はい | はい | はい |
ブログ | いいえ | はい | いいえ |
コメント | いいえ | 任意 | 任意 |
添付ファイル | 画像のみ | はい | はい |
未公開の変更 | いいえ | はい | いいえ |
ページ番号 | 任意 | N/A | N/A |
制限されているページとブログ投稿 | 自身が表示できるもののみ | あり。 引き続き制限される | 自身が表示できるもののみ |
PDF エクスポートの表示をカスタマイズする
出力する PDF に、タイトル ページ、目次、カスタマイズしたヘッダーとフッターを追加できます。高度なカスタマイズとして、カスケーディング スタイルシート (CSS) の変更を適用できます。これらのカスタマイズは各スペースに固有であるため、適用するには "スペース管理者" 権限が必要です。詳細は、「PDF へのエクスポートをカスタマイズする」を参照してください。
PDF エクスポートについての注意
- 多言語テキストを含む PDF のエクスポートについては、「別の言語での PDF の作成」を参照してください。
- Confluence の PDF エクスポート機能はさまざまなコンテンツを処理できるよう設定されていますが、稀に、カスタマイズを認識できずに PDF のエクスポートに失敗することがあります。失敗した場合、PDF エクスポート画面に問題が発生したページのタイトルが表示されます。失敗の原因を診断する参考にしてください。
ページの幅を超えた表 (特に画像が含まれているもの) は、PDF で切れて表示されることがあります。推奨される回避策については、「幅の広いテーブルが PDF エクスポートで切り捨てられる」を参照してください。
Confluence Data Center では、PDF エクスポートは外部プロセス プールで処理されます。
Word のエクスポートについての注意
- Only the first 50 images attached to the page are exported to your Word document. This is to prevent out of memory errors affecting your whole Confluence site. See CONFSERVER-34211 - Getting issue details... STATUS for more information, and to find out how you can temporarily increase this limit using a system property.
HTML エクスポートについての注意
- zip ファイルでは、ページの添付ファイルは以下の形式の名前を持つ個別のフォルダに振り分けられます。
...\download\attachments\xxxxxx
ここでの 2xxxxxx'
'"は、添付ファイルを含むページのページ ID です。
HTML アウトプットをカスタマイズするには、
confluence-x.y.z-jar/com/atlassian/confluence/pages/Page.htmlexport.vm
ファイルを編集する必要があります。このファイルを再度パッケージ化する方法については、「Confluence JAR ファイル内のファイルの編集方法」を参照してください。
XML エクスポートについての注意
- スペースは、同じまたは以降の Confluence バージョンにのみインポートできます。以前のバージョンにスペースをインポートすることはできません。
- Team Calendars は XML エクスポートには含まれません。
- バックアップの目的でエクスポートを行おうとしている場合は、他の方法によるバックアップも検討してください。「本番環境のバックアップ戦略」を参照してください。
- Confluence を Apache HTTP サーバーの背後で実行しており、タイムアウト エラーが発生している場合は、Apache ではなく Tomcat から直接エクスポートを作成することを検討してください。これにより、処理速度が増して、タイムアウトを防止できます。
- Confluence Server にスペースをインポートする際の制限に関する注意事項については、「スペースの復元」を参照してください。
コンテンツを Confluence Cloud に移行する
Confluence Server から Confluence Cloud に移行する場合、Confluence Cloud Migration Assistant を使用してコンテンツとスペースを移行できます。