Confluence 5.0-Beta2 アップグレードノート
以下は、Confluence 5.0-Beta2 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については「Confluence 5.0-Beta2 リリース ノート」をご参照ください。
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アップグレード ノート
Easy Reader テーマは利用できなくなりました
Confluence 5.0 以降のリリースには、Easy Reader テーマは含まれていません。シンプルな既定のエクスペリエンスを提示する、単一の Confluence テーマに移行しています。同時に、アドオン開発者がカスタム テーマで Confluence を簡単に拡張できるようにしたいと考えています。分析の結果、Easy Reader テーマを使用している Confluence サイトはごくわずかであることがわかっています。
現在、Confluence サイトに Easy Reader テーマを使用している場合は、Confluence 5.0 にアップグレードする際に、そのテーマを使用するサイトとスペースは既定のテーマに自動変換されます。
最上位スペースへのリンクの宛先は設定できなくなりました
使用頻度の低いオプションを Confluence サイト設定から削除しました。今まで、Confluence には、"[スペースの表示] をクリックすると [スペースの参照] に移動する" オプションがありました。これは、ユーザーがスペースのルートを指すリンクをクリックしたときの挙動を決定していました。例: http://my.confluence.com/display/MYSPACE
。
このオプションを設定すると、Confluence は、ユーザーをスペースのホーム ページではなく「スペースの参照」ビューに転送していました。このオプションは削除され、Confluence はこのようなリンクがクリックされると常に、ユーザーをスペースのホーム ページに転送するようになりました。
これによる影響
- 何もする必要はありません。
- 「スペースの表示をスペースの参照に移動する」設定は、このオプションを以前設定していた場合でも、いずれのスペースにも適用されなくなります。
- ユーザーがスペース キーで終わるリンク (例:
http://my.confluence.com/display/MYSPACE
) をクリックすると、スペースのホーム ページに移動します。
テキスト形式のメール メッセージが利用できなくなりました
メールは HTML 形式のみ利用可能となりました。これによって、画像の表示や書式設定したコンテンツ (変更内容や更新されたページまたはブログ投稿の完全なコンテンツなど) の表示が可能になりました。
Office コネクタ設定はシステム管理者に制限されています
Office コネクタの設定は、以前は Confluence 管理者とシステム管理者の両方が使用できました。Confluence 5.0 以降、このアクションはシステム管理者のみが利用できるようになりました。「グローバル権限の概要」をご参照ください。
ページ レベルのエクスポートの権限を設定できなくなりました
Confluence の以前のバージョンでは、PDF と Microsoft Word にページをエクスポートできるユーザーを制御するために、スペース管理インターフェイスで設定可能な権限が提供されていました。Confluence 5.0 以降、この権限は設定できなくなりました。ページを表示する権限を持つユーザーは、そのページを PDF と Word にもエクスポートできます。
これはページのエクスポートにのみ影響します。スペースのエクスポート権限は引き続き残って、設定可能です。
メニューからラベル表示に直接アクセスできなくなりました
Confluence のこれまでのバージョンでは、[閲覧] > [ラベル] の順に選択することでラベル表示できました。今回、既定のテーマから [閲覧] メニューがなくなったので、このオプションは利用できなくなりました。新しい [スペースの操作] メニューには [ラベル] オプションを追加しないことにしました。
ラベル表示を見つけるには: ページ、ブログ投稿、または添付ファイルにラベルが表示されている場合は、そのラベルを選択するとラベル表示に移動できます。
- ラベルを含んだページやブログ投稿には、必ずそのページ下部のブロックにラベルがリストされます。
- また、’添付' (Attachments) ビュー、または、添付マクロが生成する添付リストでラベルを見ることもできます。
別の方法としては、次の URL をご覧ください:
<MY.CONFLUENCE.SITE>/labels/listlabels-alphaview.action?key=MYSPACEKEY.
For example: https://confluence.atlassian.com/labels/listlabels-alphaview.action?key=DOC
注: ドキュメント用テーマは Confluence 5.0 で '閲覧' メニューを保持しているため、'閲覧 > ラベル' オプションを引き続き利用できます。
java 6 サポートの終了
以前お知らせしたように、このリリースから Java 6 (JRE と JDK 1.6) をサポートしなくなります。「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご参照ください。
Tomcat 5.5 のサポートの終了
以前お知らせしたように、このリリースから Tomcat 5.5.x をサポートしなくなります。「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご参照ください。
ドキュメント用テーマを既定のテーマにマージする計画の事前警告
これは、Confluence のドキュメンテーション テーマの機能を Confluence の既定のテーマとマージする予定があることを事前にお知らせするものです。この予定の具体的な日付は決まっておらず、お客様のフィードバックを求めています。Confluence 5.0 で導入される新しい既定のテーマには、コンテキスト ナビゲーション付きのサイドバーが含まれています (プレビューについては「Confluence 5.0-m9 リリース ノート」をご参照ください)。予定では、ドキュメンテーション テーマのすべての機能を既定のテーマに含めた上で、Confluence からドキュメンテーション テーマを削除します。
この変更に興味があってフィードバックをお寄せになる場合は、ブログ投稿「ドキュメンテーション テーマを既定のテーマにマージする計画の事前警告」にコメントを追加してください。特に、ドキュメンテーション テーマで使用している機能と最も重視している機能について、ご意見をお待ちしております。
アップグレード手順
注: まずテスト環境をアップグレードします。本番環境に適用する前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Confluence のいずれかのバージョンを実行している場合、以下の手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- Before you upgrade, we strongly recommend that you back up your Confluence Home and other important directories and database. See the documentation on backing up your Confluence site. If you are using an external database, perform a database backup.
- ご利用の Confluence のバージョンが 3.5 より前の場合は、Confluence5.x にアップグレードする前に Confluence 3.5.x にアップグレードする必要があります。これには次の説明のように複数の理由があります。
- Confluence 3.5 では、ユーザー管理と LDAP に大きな変更がありました。
- バージョン 3.5 から、新しい自動インストーラー/アップグレード ツールを使用して、5.0 に移行できます。Confluence 5.0 インストーラーは、3.5 より前のバージョンの Confluence からのアップグレードをサポートしていません。
- バージョン 3.5.x にアップグレードする際に発生するすべての問題を、バージョン5 .x にアップグレードする際に発生する可能性がある問題とは別に修正することをお勧めします。アトラシアン サポートにサポートをご依頼ください。
- アップグレード ノートの概要とそのページに記載されている Confluence の各バージョンのアップグレード ノートをお読みください (それぞれにハイパーリンクがあります)。
2.2 以前のバージョンからアップグレードする場合は、まず Confluence 2.7.x にアップグレードしてアップグレードが成功したことを確認した後、バージョン 2.7.x からバージョン 3.5.x に、次に最新バージョンにアップグレードする必要があります。詳細については「CONF-11767」をご参照ください。 - Download the latest version of Confluence.
- Follow the instructions in the Upgrade Guide.
既知の問題のチェックとConfluenceアップグレードのトラブルシューティング
Confluence インストールのアップグレードに必要な手順が完了したら、「Confluence のアップグレード後のチェックリスト」のすべての項目を確認し、すべてが期待どおりに動作していることを確認します。適切に動作していないところがあれば、既知の Confluence の問題を確認し、以下に記載されているアップグレードのトラブルシューティングを試してください。
- 既知の問題を確認してください。Confluence のリリース後にその最新バージョンで問題が見つかる場合があります。そのような場合、既知の問題に関する情報を Confluence ナレッジベースで公開します。
- コミュニティで回答をご確認ください。他のユーザーに同じ問題が発生している可能性があります。アトラシアン コミュニティ で回答を確認できます。
- Confluence のアップグレード中に問題が発生しましたか?Confluence ナレッジベースで、アップグレードのトラブルシューティングを行うガイドを参照してください。
- アップグレード中に問題が発生して解決できない場合は、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。