Windows で Zip ファイルから Jira アプリケーションをインストールする
このガイドでは、zip ファイルを使用して、外部データベースのある本番環境に手動で Jira アプリケーションをインストールする方法を説明します。
この方法では、インストールプロセスをユーザーが最大限制御できます。
Jira をインストールするその他の方法:
On this page:
はじめる前に
Jira をインストールする前に、いくつかの質問に答える必要があります。
サポートされているオペレーティングシステムと Java のバージョンを使用していますか? | |
32 bit のオペレーティング システムをお使いの場合 | |
Jira を Windows Service として実行しますか? | |
どのデータベースを使用することを計画していますか? | |
Jira ライセンスはありますか? | |
JAVA_HOME 変数が正しく設定されていますか? |
Jira アプリケーションのインストール
1. Jira のダウンロード
ご利用のオペレーティング システムに対応した zip ファイルをダウンロードします。
- Jira Core at https://www.atlassian.com/software/jira/core/download
- Jira Software at https://www.atlassian.com/software/jira/download
- Jira Service Management at https://www.atlassian.com/software/jira/service-desk/download
2. インストールディレクトリの作成
インストール ディレクトリの作成 (完全な制御権限が必要) – インストール ディレクトリは Jira がインストールされる場所です。パスに空白や特殊文字を使用しないでください。このディレクトリを
<installation-directory>
と呼びます。- Jira の zip ファイルを
<installation-directory>
に展開します。7zip または Winzip の使用をお勧めします。
3. ホームディレクトリの作成
- ホーム ディレクトリの作成 (完全な制御権限が必要) – ホーム ディレクトリは、ログ、検索インデックスおよびファイルなどの Jira データが保存される場所です。このディレクトリはインストール ディレクトリとは別にします。このディレクトリを
<home-directory>
と呼びます。 Jira に、起動時に参照する
<home-directory>
を指定します。次の 2 つの方法があります。
4. ポートの確認
既定では、Jira はポート 8080
をリッスンします。サーバー上で同じポートを使用する別のアプリケーションを実行している場合、Jira に別のポートを使用するように指定します。
5. Jira の起動
<installation-directory>/bin/start-jira.bat
を実行してセットアップ プロセスを開始します。
コマンドプロンプトが開きます。このウィンドウを閉じると Jira は停止します。
http://localhost:8080/
に進み、ブラウザで Jira を起動します (コネクタ ポートを更新した場合はポートを変更します)。
Jira アプリケーションのセットアップ
6. セットアップ方法の選択
7. データベースへの接続
- データベースをまだ作成していない場合、ここで作成します。詳細については、このページの「はじめる前に」セクションを参照してください。
- 独自データベースを選択します。
データベースのタイプを選択してから、データベースの詳細を入力します。
8. アプリケーション プロパティを設定する
- Jira サイトに名前を付けます。
- サイトを非公開にするか、だれでもサインアップできるようにするかを選択します。この設定はあとから変更できます。
- ベース URL (ユーザーが Jira サイトにアクセスする時に使用するアドレス) を入力します。
9. ライセンスの入力
10. 管理者アカウントの作成
管理者アカウントの詳細を入力します。セットアップの完了後に管理者を追加することができます。
11. メール通知の設定
メール サーバーの詳細を入力します。これにより、課題が変更されたときに Jira から通知を送信することができます。
12. Jira の使用を開始する
http://<computer_name_or_IP_address>:<port>
などの URL からアクセスできます。チームの立ち上げと運営に役立つ情報を以下に挙げます。
- ユーザーの追加と招待では、チームの導入を行ったり、中規模のチーム用にユーザー ディレクトリを構成したりすることができます。
- 作業を行う最初のプロジェクトを作成します。
- Jira とチームの安全性のために、SSL または HTTPS を設定します。