Jira アプリケーションのインストール (Linux)

このガイドでは、Linux インストーラーを使用して、外部データベースのある本番環境に Jira アプリケーションをインストールする方法を説明します。

これは、Linux サーバー上で本番サイトを稼働させる最も簡単な方法です。



Jira をインストールするその他の方法: 

  • 評価版 - 無料トライアルをすぐに利用できます。
  • TAR.GZ – アーカイブ ファイルから Jira を手動でインストールします。 
  • Windows – Windows サーバー上に Jira をインストールします。

On this page:

Linux と Windows のインストーラーには、バンドルされた JRE がすでに含まれています。

tar.gz アーカイブ ファイルを使用して Jira をインストールする場合、JRE または JDK もインストールする必要があります。サポート対象バージョンに関する詳細をご確認ください。

はじめる前に

Jira をインストールする前に、いくつかの質問に答える必要があります。 


サポートされているオペレーティング システムを使用していますか?
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サポート対象プラットフォーム」ページでインストールする Jira のバージョンを確認します。このページでは、サポート対象のオペレーティング システム、データベースおよびブラウザーに関する情報を提供しています。

参考情報

  • 本番サイト用の、OS X または Mac OS への Jira のインストールはサポートされません。
  • Jira インストーラーには Java (JRE) および Tomcat が含まれているため、これらを別途インストールする必要はありません。

Jira をサービスとして実行しますか?

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Jira をサービスとして実行すると、Linux が起動したときに Jira アプリケーションが自動的に開始されます。

Jira をサービスとして実行する場合:

  • Jira をサービスとしてインストールできるようにインストーラーを実行するには、sudo を使用する必要があります。 
  • インストーラーは専用ユーザーアカウント jira を作成し、これがサービスを実行します。

Jira をサービスとして実行しない場合:

  • Jira インストール ディレクトリで start-jira.sh ファイルを実行することで Jira を起動/停止できます。
  • Jira は、Jira をインストールするために使用されたユーザー アカウントで実行されます。専用ユーザーとして実行することもできます。
  • サーバーが再起動される場合、Jira を手動で再起動する必要があります。
データベースはセットアップ済みで使用可能な状態ですか?
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本番環境で Jira を実行するには、外部データベースが必要になります。インストールするバージョンの「サポート対象プラットフォーム」ページで、現在サポートされているデータベースの一覧をご確認ください。データベースをまだ用意していない場合、無償かつセットアップが容易で、Jira でのさまざまな動作テストを実施済みである PostgreSQL をお勧めします。

参考情報

  • 始める前に、データベースをセットアップします。サポート対象のすべてのデータベースのステップバイステップ ガイドを「Jira アプリケーションをデータベースに接続する」で利用できます。
  • UTF-8 文字エンコーディングを使用します。
  • Oracle または MySQL を使用している場合、ご使用のデータベース用のドライバをダウンロードする必要があります。
  • 組み込みの H2 データベースは Jira の評価用に使用できますが、本番環境で実行する前に別のデータベースに移行する必要があります。最初から外部データベースを使用するほうが便利な場合もあります。

Jira ライセンスはありますか?

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Jira を使用するには、Jira Software、Jira Core、または Jira Service Management で有効な Data Center ライセンスが必要です。

参考情報

  • Jira アプリケーション ライセンスを購入していない場合、セットアップ中に評価版ライセンスを作成できます。
  • If you already have a license key you'll be prompted to log in to my.atlassian.com to retrieve it, or you can enter the key manually during setup.
  • Jira Cloud から移行する場合、新しい licenseJira が必要です。

既知の問題をチェックする
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Linux インストールでは、特定のシステム テキストを表示するアプリケーション (CAPTCHA およびガジェット) で問題が発生する場合があります。テキストが文字化けし、標準的な英数字ではなく、記号のように表示されます。この問題を回避するため、Jira で必要となる複数のフォントをインストールする必要があります。詳細については、「Jira UI に読み取り不可能なテキストが表示される」を参照してください。


Jira アプリケーションのインストール

1. Jira のダウンロード

ご利用のオペレーティング システムに対応したインストーラーをダウンロードします。

インストーラーには、バンドルされた JRE がすでに含まれています。

2. インストーラーを実行する

  1. インストーラーを実行可能にします。

    手順について

    Jira をダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

    Jira Core
    $ chmod a+x atlassian-jira-core-X.X.X-x64.bin
    Jira Software
    $ chmod a+x atlassian-jira-software-X.X.X-x64.bin
    Jira Service Management
    $ chmod a+x atlassian-servicedesk-X.X.X-x64.bin

    ここで、-X.X.X はダウンロードした Jira のバージョンです。

  2. インストーラーの実行 - sudo を使用してインストーラーを実行することをお勧めします。これにより Jira を実行する専用アカウントが作成され、Jira をサービスとして実行できます。
     

    手順について

    インストーラーを実行するために sudo を使用するには、次のコマンドを実行します。

    Jira Core
    $ sudo ./atlassian-jira-core-X.X.X-x64.bin
    Jira Software
    $ sudo ./atlassian-jira-software-X.X.X-x64.bin
    Jira Service Management
    $ sudo ./atlassian-servicedesk-X.X.X-x64.bin

    ここで、-X.X.X はダウンロードした Jira のバージョンです。

    root ユーザー権限と同じようにインストーラーを実行する選択も可能です。

  3. プロンプトに従って Jira をインストールします。次の情報を提供します。
     
    • インストールタイプ – 最大限の制御を得るには、オプション 2 (カスタム) を選択します。 
    • 宛先ディレクトリ – Jira がインストールされる場所です。
    • ホーム ディレクトリ– ログ、検索インデックス、ファイルなどの Jira データが保存される場所です。
    • TCP ポート – Jira が実行される HTTP コネクタ ポートおよび制御ポートです。同じポートで別のアプリケーションを実行している場合を除き、既定のままにします。
    • サービスとしてインストール – このオプションはインストーラーを sudo を使用して実行した場合のみ利用可能です。 
  4. インストールが完了したら、ブラウザで http://localhost:8080 に進み、セットアップ プロセスを開始します。
    (インストール中に別のポートを選択した場合、8080 をそのポートで置き換えます) 

Jira アプリケーションのセットアップ

3. セットアップ方法の選択

自分で設定するを選択します。

4. データベースへの接続

  1. データベースをまだ作成していない場合、ここで作成します。詳細については、このページの「はじめる前に」セクションを参照してください。 
  2. 独自データベースを選択します。 
  3. データベースのタイプを選択してから、データベースの詳細を入力します。 
      

    手順について

    Jira は標準 JDBC データベース接続を使用してデータベースに接続します。接続プールは Jira 内で処理され、Jira 設定ツールを使用して後から変更できます。

    Oracle または MySQL を使用している場合、追加の手順があります。 

    • 適切なデータベース JDBC ドライバをダウンロードして解凍します。適切なバーションを確認するには、「サポートされているプラットフォーム」を参照してください。
    • セットアップ ウィザードを使用して続行する前に、JAR ファイルを <jira-installation>/lib フォルダにドロップします。

    セットアップウィザードにて :

    • Driver Class Name – データベース ドライバの Java クラス名です。不明な場合は、データベースのドキュメント確認してください。
    • データベース URL – データベースの JDBC URL。不明な場合は、データベースのドキュメント確認してください。
    • ユーザー名パスワード – Jira がユーザーのデータベースにアクセスするために使用できる有効なユーザー名とパスワードです。

5. アプリケーション プロパティを設定する

  1. Jira サイトに名前を付けます。
  2. サイトを非公開にするか、だれでもサインアップできるようにするかを選択します。この設定はあとから変更できます。 
  3. ベース URL (ユーザーが Jira サイトにアクセスする時に使用するアドレス) を入力します。 

6. ライセンスの入力

Follow the prompts to log in to my.atlassian.com to retrieve your license, or enter a license key.

7. 管理者アカウントの作成

管理者アカウントの詳細を入力します。セットアップの完了後に管理者を追加することができます。

8. メール通知の設定

メール サーバーの詳細を入力します。これにより、課題が変更されたときに Jira から通知を送信することができます。

9. Jira の使用を開始する

これで完了です。Jira サイトには、ベース URL または http://<computer_name_or_IP_address>:<port> などの URL からアクセスできます。

チームの立ち上げと運営に役立つ情報を以下に挙げます。

トラブルシューティング

Jira のインストールで問題が生じていますか?
  • 注意: アンチウイルスやその他のインターネット セキュリティ ツールにより、Jira のインストール プロセスが中断されたり、プロセスの完了が妨害されたりすることがあります。ご使用のアンチウイルス / インターネット セキュリティ ツールでこの種の問題が発生した場合、または発生することが予想される場合、対象ツールを無効にしてから Jira インストールを実行してください。
  • Linux OOM Killer は、サーバーのメモリ残量が少なくなると、Jira プロセスを中止する場合があります。「Linux Out-of-Memory Killer の設定方法」を参照してください。

 詳細は、「インストールのトラブルシューティング」を参照してください。  

最終更新日 2023 年 11 月 3 日

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